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昔の大学受験参考書を展示する私設博物館です。
by roudai 更新履歴
2012/03/11 収蔵品番号312のレビューを加筆しました。 2012/03/03 臨時休館中の 10月分 11月分 12月分 のレビューを公開しました。 2012/01/01 発行書籍番号005に完全版の情報を追加 発行書籍番号006の在庫情報を追記 2011/11/01 浪人大学 がリニューアル・オープンしました。 2011/10/08 収蔵品番号288 の代替参考書を追記しました。 2011/08/27 収蔵品番号135 のレビューを加筆しました。 2011/04/17 収蔵品番号264 のレビューを加筆しました。 2011/03/07 収蔵品番号262 収蔵品番号258 のレビューを加筆しました。 2011/02/05 収蔵品番号063 のレビューを追加しました。 収蔵品番号095 のリンク先を修正しました。 2011/01/30 収蔵品番号208 のレビューを追加しました。 2010/12/18 収蔵品番号032 の代替参考書を最新化しました。 2010/12/03 収蔵品番号059 の復刊情報を追加しました。 2010/10/26 収蔵品番号084 収蔵品番号023 のレビューを加筆しました。 2010/08/26 収蔵品番号023 の復刊情報を追加しました。 2010/08/22 収蔵品番号159 の復刊情報を追加しました。 2010/08/15 発行書籍番号004 (夏コミ新刊) の内容情報を追加しました。 2010/08/14 【速報】臨時休館のお知らせ に直前情報を追記しました。 2010/08/08 発行書籍番号004 (夏コミ新刊) の情報を追加しました。 収蔵品番号228 のレビューを追加しました。 2010/07/19 発行書籍番号004 (夏コミ新刊) の情報を追加しました。 【速報】臨時休館のお知らせ に進捗状況を追記しました。 2010/05/17 収蔵品番号024 収蔵品番号180 の復刊情報を追加しました。 2010/05/16 収蔵品番号210 のレビューを追加しました。 2010/05/14 収蔵品番号200 のレビューを追加しました。 2010/05/06 収蔵品番号213 のレビューを追加しました。 2010/05/05 収蔵品番号209 収蔵品番号211 収蔵品番号215 収蔵品番号216 のレビューを追加しました。 リンク 浪人大学 カテゴリ
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2013年 12月 31日
当Blogは主に絶版参考書について館長が知る限りの情報を記します。
あくまで私的な情報とお考えください。 【タイトル】参考書のタイトルを表記します。 【著者】参考書の著者名を表記します。 【肩書】原則として参考書執筆当時の肩書を表記します。 【出版社】参考書の出版社を表記します。 【サイズ】参考書の判型(B5・A6・新書 etc.)を表記します。 【ページ数】参考書のページ数を表記します。 【目次】原則として章立てレベルの目次を表記します。 【初版発行年月日】初版発行年月日を表記します。 【収蔵品発行年月日】収蔵している参考書の発行年月日を表記します。 【収蔵品定価】収蔵している参考書の発行時定価を表記します。 【入手困難度】入手困難度を6段階評価します。 0:現行流通品 1:流通在庫入手可能 2:郊外型古書店にて入手可能 3:専門古書店かオークションにて入手可能 4:オークションにて高値入札必須 5:まず入手不可能(出品されても年1回程度) 【学力貢献度】今の学生が入手してどれだけ役に立つかを6段階評価します。 0:時間と金の無駄 1:この本である必要なし 2:現行の本よりも役立つ 3:知らなければソン 4:この本で差をつけろ 5:全受験生のバイブル 【ヤフオク相場】ヤフオク(またはマーケットプレイス)で出品されるときの相場です。高いからといって価値があるわけではありません。入手困難度5に関しては類書と比較した参考価格の場合があります。数字は暫定的なもので、その時の出品をみて変更することがあります。 【鑑定額】館長が入札するなら幾らまで出すか、です。ズバリ本の価値に依存します。 鑑定額>ヤフオク相場…お買い得。不当に低く評価されされている本 鑑定額=定価…定価(現行品なら新本)で買う価値あり 鑑定額=定価の半額…ブックオフのプロパーでなら買う 鑑定額=105円…ブックオフの105円均一でなら買う 【代替参考書】同じ趣旨で書かれている本があれば例示します。 【コメント】参考書にまつわる情報や私的な思い入れです。 [注意] ○気づき次第情報は改訂していますが、Amazonの在庫状況や代替参考書については執筆当時の情報のものもあります。 ○Exciteブログユーザー以外の方がコメントする際は必ずパスワードを指定して下さい。公開後にイタズラで削除されたケースがあります。 2012年 04月 15日
![]() 【サークル】タイム指数研究所 【サイズ】B5 【ページ数】28頁 【目次】 まえがき もし予備校講師が石原千秋の『大学入試のための小説講義』を読んだら(前編) 館長のマル秘穴参考書四十六連発 あとがき 【初版発行年月日】2012年4月15日 【定価】300円 【在庫状況】残部少 【学力貢献度】★★☆☆☆ 【コメント】 長らくお待たせした「石原千秋」分析第三弾。 今回は前編ということで「序章」を中心に石原の妄想・無知・デタラメを逐一暴き立てた。併せて現在書店で入手可能な参考書の中から隣の受験生が知らないヒミツの参考書を46冊取り上げた。サンシャイン・クリエイション55にてコピー誌で発売。 表紙はコミPo!の製品版で作成。当サークルの出版物で初めて本文カットのある華やかな(笑)誌面。サンクリということを考えると、表紙の力か売れ行きは良かったが、買う人はほとんど中を見ないのでカットの意味がなかったか(苦笑)。 【正誤表】 12頁上段 24行目 「ロラン・バルトが~」→「ロラン・バルトの~」 14頁下段 20行目 中の塾→中野塾 2012年 04月 15日
サンクリ55(4/15 11:00~15:30)の当選書類が届きました。
場所はBホール イ05b タイム指数研究所。Bホールはサンシャイン劇場の向かいです。 下の図のように入口入ってど真っ正面という恐ろしい場所になってしまいました。 ![]() あらかじめお詫びしますが、「もし石」は全く手が付いていないので、出来ても前半の「センター小説」に関して止まりと思います。その他の内容については方向性が付き次第ここに追記します。 ![]() 一応賑やかしで既刊のコピー誌を若干増刷して持って行きますので、買い逃していた方はこの機会にどうぞ。 何冊か話の種になる収蔵品を持って行きますので、ご来場される方はお楽しみに。ただし、コミケと違ってサンクリは入場にカタログ(当日700円)が必要です。ご注意下さい。 [追記] 2012/04/10 新刊はコピー誌20~30頁の予定で、「もし石」の序章と館長による「マル秘穴参考書」の二本立てです。日頃絶版書ばかりを語っている館長が現役本の大穴を出遅れた受験生向けに伝授します。 2012/04/15 7:30 おはようございます。新刊20部折り終わりました。「ニワカ」「役立つ本」も若干増刷しました。体調が優れないので多少早めに上がるかも知れません。コピー誌は全て300円です。 2012/04/16 0:00 ご来場いただいた皆様お疲れ様でした。早い時間から売れてホクホクしていたら、上のコメントを見て皆さん早出されたのでしょうか。結局3時まで悪粘りしていたのですが。今回は理系のお客さんがいなかったようで、非売品は文系ネタばかり活躍していました。 2012年 03月 27日
![]() 【著者】飯塚敏夫 【肩書】駿台予備学校講師 【出版社】文英堂 【サイズ】A5 【ページ数】303頁+別冊32頁 【目次】 第Ⅰ部 古文講義 1 はじめに 2 基礎カチェック 3 古文はカンで訳すな 4 カンでは何とかならない 5 古文公式で訳せ 6 古文公式は入試に直結する 7 設問も古文公式で即解 8 センスを磨こう 9 助動詞とは(一) 10 助動詞とは(二) 11 用言の活用 12 用言の活用の種類 13 活用形の名称 14 助動詞の活用 15 助動詞の接続日 16 助動詞の接続 17 漢文と助動詞 18 助動詞の活用の型 19 助動詞の語源 20 助動詞の意味 21 i動詞の意味の関係 22 助詞 23 敬語 24 同形語の識別 25 むすび 第Ⅱ部古文公式 用言編 ①動詞 ②形容詞・形容動詞 助動詞編 ③き・け ④ぬ・つ ⑤たり・り ⑥ず ⑦「ぬ」「ね」の識別 ⑧む(ん)・むず(んず) ⑨べし ⑩じ・まじ ⑪らむ(らん)・けむ(けん) ⑫まし ⑬らし・めり・なり ⑭る・らる ⑮「る」「れ」の識別 ⑯す・さす・しむ ⑰なり・たり ⑱たし・まほし ⑲ごとし 助詞編 20 格助詞―が・の 21 格助詞―より・から・して 22 接続助詞―ば・とも・ど・ども 23 接続助詞―が・に・を・て 24 接続助詞―ながら・ものから・ものの・ものを・で 25 副助詞―だに・すら・さへ・し 26 係助詞―ぞ・なむ(なん)や・か・こそ 27 係り結びの注意点 28 終助詞・間投助詞 敬語編 29 敬語の基本 30 敬語の二重使用 31 奏す・啓す・給ふ 同形語の識別編 32 Aランクの同形語 33 Bランクの同形語 【初版発行年月日】1996年7月10日 【収蔵品発行年月日】2002年日 新装第3刷版 発行 【収蔵品定価】本体1240円 【入手困難度】★☆☆☆☆ 【学力貢献度】★★★★☆ 【ヤフオク相場】250円~ 【鑑定額】1240円 【代替参考書】飯塚敏夫「本番で勝つ!飯塚敏夫の古典文法」(文英堂) 【コメント】 古典文法がどうも苦手だ。 「古典文法」といえば、活用表ばかりを並べた辛気くさい本か、この法則を覚えればOK!という胡散臭い本のどちらかしか無く、何のために文法を勉強するのか、という根源のところを自覚させてくれる本はほとんど無い。さらに、古文解釈と古典文法との架け橋となる本というとこれまた皆無に等しい。 吉川師の「宇宙語」「全天候」は確かに名著だが、あのページ数に網羅性を期待する方がそもそも間違っている。敢えて挙げれば「伊田古文講義の実況中継」上下(語学春秋社)くらいだが、上下2冊を読み切るのは講義形式とは言え結構しんどい。 そんなこんなで「文法」コンプレックスを持ったまま今に至っているが、ふと手に取った本書が久しぶりの大当たりだった。 著者の飯塚師は「漢文入門講義の実況中継」上下で知られる漢文の講師だが、古文の本も何冊か著している。中でも本書は講義形式ながら1冊で古典文法を網羅。さらに短文解釈を通じて文法を反映した正確な訳作りを教えてくれる。暗記すべきところはそうなる理屈を示した上で暗記させるので頭にも入って来やすい。何でこんな本が埋もれていたの?と不思議に思ってしまう好著だ。 幸いなことにタイトルを少し変えただけで引き続き発売されているので、古典文法に不安を持っている受験生は是非1週間かけて1冊を読み切ってほしい。読む前と後で確実に違いが出るはずだ。 2012年 03月 20日
![]() ![]() 【著者】井川治久 【肩書】早稲田予備校講師 【出版社】新声社 【サイズ】新書 【ページ数】277頁(初版・改訂第2版) 【目次】 PART1 私はこのようにして早稲田に合格した! PART2 早大100%合格のためのマル秘英語対策 PART3 ≪予備校の先生紹介≫ PART4 ≪信用できる参考書紹介≫ 【初版発行年月日】1987年7月5日(初版) 【収蔵品発行年月日】1987年7月5日 初版発行/1990年6月11日 改訂第2版第3刷 【収蔵品定価】780円(初版)/803円(本体780円+税23円) 【入手困難度】★★★★☆ 【学力貢献度】★★☆☆☆ 【ヤフオク相場】2000円~ 【鑑定額】105円 【代替参考書】井川治久「井川のビジュアル英文精読教室」(開拓社) 【コメント】 ちょうど受験関連本に何を取り上げるか考えていたところだったので、リクエストにお答えして井川治久師の自伝的進学指導書を取り上げる。「暗記するだけ」「マル秘英単語1234」「英文解釈マル秘解答術セブン」に続く新声社ブタさんシリーズ第4弾。 初版・改訂版・改訂第2版と3タイプ存在するが当博物館には初版と改訂第2版しか収蔵していない。早稲田(一文)対策(つまり英・国・小論)しか書いていないのに「早稲田・慶応らくらく突破」、一浪した上に、予備校講師になってからの著作なのに「現役だから教えられる」とツッコミ所満載の表紙だが、そこは大人の態度でスルーしておく。 本書の半分を占めるPART1の合格体験記は今読み返すと「おまえはバカじゃない」を彷彿とさせる(時系列は逆だが)ど根性ぶりで、現役時に4時間睡眠で追いこみをかけたり、2年間で20キロの体重減(75→55)を誇るあたり汎用性に疑問符が付く。もっとも一連の物語が受験相談でよく聞かれる162の質問に対応するように書かれており、構成としては吉野師の本とは雲泥の差がある。ちなみに「受験の国のオリザ」の平田オリザ氏と井川師は同じ1962年生まれなので、ほぼ同じ時期の代ゼミ私大文系クラスを活写したものになっている。 他にもPART1を読むと井川師について色々なことがわかる。開成でクラスの下1/5の落ちこぼれだったこと、ゲームが大好き(浪人時代はゲームセンターでアルバイト)で、ゲームの攻略については開成No.1だったこと(処女作を「ゲーメスト」で知られる新声社から出版したのも井川師がゲーム好きだったからではないだろうか)。意外だったのは現役時の12月に文転して、一浪時も英・国・数で受験しており、早稲田の「日本史・世界史」における暗記地獄を全く経験していない点だった。 和田氏や井川師は謙遜して「灘でも落ちこぼれ」「開成でも落ちこぼれ」と仰るが、開成を落ちた私に言わせれば、小6であの試験に受かる「地頭(じあたま)力」の持ち主と並の「落ちこぼれ」ではポテンシャルが全く違う(仮に中高5年間遊んでいたとしても)。並の受験生が井川師のアドバイスを全て受け入れてしまうと場合によってはパンクしかねない。 田島稔師と椿本昌夫師について習っていたのは他の本の推薦者(監修者)に名前が挙がっていたので知っていたが、本書では英語を潮田師に習っていたことが判明する。しかし「英文解釈マル秘解答術セブン」で予想した通り、139頁には この場をかりて、代々木ゼミナールの田島稔先生、椿本昌夫先生、潮田五郎先生、中野清先生、永橋博先生、猪狩博先生、原秀行先生に心から感謝申し上げたい。と原尊師の名前も刻まれていた。 PART2の英語対策は井川師の初期作品と大きく変わらず、「井川方式英文解釈の基本的姿勢セブン」などは代替参考書とまったく同じである。他にはお薦めの参考書(PART4でも再掲載)と一般的な勉強法ということであまり「早稲田」に特化してはいない。 PART3では各教科の予備校講師を紹介しているが、既に早稲田予備校に奉職しているにもかかわらず、堂々と代ゼミの講師を薦めているのが面白い(改訂版では修正されているが)。また、全く受けていないはずの河合や駿台の講師の名前も挙がっているが、それらの紹介文が通りいっぺんなのに対し、自分が受講した代ゼミの講師については詳しく語っている点も見逃せない。 また、PART1・2は初版も改訂2版もほとんど変わらないが、PART3・4には微妙な違いがある。比較していくと「大人の事情」も透けて見えてくる。 PART3でいうと 初版 改訂第2版 秋田秀正(英語・早稲田予備校) 芦川進一(英語・河合塾※元代ゼミ) 猪狩博(英語・代々木ゼミナール) →宮本守良(英語・早稲田予備校) 井川治久(英語・早稲田予備校) 伊藤和夫(英語・駿台予備学校) 潮田五郎(英語・代々木ゼミナール) 古藤晃(英語・河合塾※元代ゼミ) 紺野智生(数学・早稲田予備校) 関井光男(現国・早稲田予備校) 高橋善昭(英語・駿台予備学校) 田島稔(数学・代々木ゼミナール) 土屋博映(古文・代々木ゼミナール) →山崎保男(古文・早稲田予備校) 椿本昌夫(国語・代々木ゼミナール) 中野清(漢文・代々木ゼミナール) →石川三佐男(漢文・早稲田予備校) 永橋博(古文・代々木ゼミナール) 萩野浩基(英語・早稲田予備校) 原秀行(英語・代々木ゼミナール) →小林弘(英語・早稲田予備校) 村上収(英語・早稲田予備校) 山口隆成(英語・早稲田予備校) と代ゼミの人気講師4人が減らされている(残る4人は本文で触れられているためか)。元の講師の場所にそのまま同一教科の他の講師をねじ込んだために、初版では五〇音順だった並び(笑)が歪になってしまっているのが笑える。 PART4の参考書は専門である英語以外は目新しいものは無く、早稲田向きでもない。「古文要説Ⅰ」のように改訂時既に絶版のはずの本も名前を連ねているものもある。あと、こちらも「大人の事情」発動で代々木ライブラリーの「大学受験アルファ」が早稲田予備校と関係の深いライオン社の「私大進学」に差し変わっている。 PART4の参考書はこちら 2012年 03月 13日
![]() 【著者】安本肇 【肩書】東進ハイスクール講師 【出版社】ナガセ 【サイズ】A5 【ページ数】221頁 【目次】 ○はじめに 合格王のアドバイス [1]関数 PART 1―三角関数 ●公式の記憶+マスターが攻略の第一歩 PART 2―指数関数 ●解くカギは指数法則にある PART 3―対数関数 ●指数関数が対数を解くカギになる [2]数列・漸化式 PART 4―数列 ●等差数列等比数列は基礎が肝心 PART 5―数列の和 ●Σ問題の決め手は「階乗関数」だ PART 6―差分方程式 ●差分方程式は数列を解く重要テクニックだ PART 7―特殊な漸化式 ●漸化式に慣れれば数列は怖くない PART 8―数学的帰納法 ●重要テクニック「帰納法」はこうマスターしろ [3]微分・積分 PART 9―微分法 ●(ax+b)nの微分に絞り込め PART 10―2次・3次関数 ●接線の方程式はここで完璧にしろ PART 11―微分の応用 ●最大値・最小値はこう求める PART 12―積分法 ●不定積分、定積分の意味からつかめ PART 13―面積 ●どこでも使える面積の解法パターン PART 14―標準系変換定理 ●微積の難問はこれで解け 【初版発行年月日】1995年3月18日 【収蔵品発行年月日】1995年3月18日 初版発行 【収蔵品定価】1200円(本体1165円) 【入手困難度】★★★★★ 【学力貢献度】★★★★☆ 【ヤフオク相場】5000円~ 【鑑定額】3000円 【代替参考書】坂本龍「3分で解く!センター数学B」(エール出版社) 【コメント】 現在は坂本龍名義で執筆している安本師のミラクル数学第2弾(第1弾は代数幾何編)。鳴り物入りで東進に出講したもののすぐに名前を聞かなくなったので佐藤(人称代名詞がit)忠志的な色物と思っていたが、「大学合格王」の肩書きは伊達ではなかった。 エール出版社から出ていた一連の本はベクトルと確率の範囲が多く、数列・微積・三角関数といった本書に載っている内容はあまりない(数列に関しては代替参考書に掲載されている)。「大学入試合格王の絶対合格マル秘コツ」に載っていた数列の箇所はほぼそのまま載っており、あちらは新書の一部という紙幅の制限のために説明不足でわかりづらかったが、こちらは2色刷の講義体ということもあり非常にわかりやすかった。 ミラクル数学とは大学数学の範囲(?)の知識を援用して一定パターンで解ける問題を増やすという、つるかめ算や流水算や通過算などの中学受験算数で方程式を使うようなものだ。偏差値55以下の初学者がいきなりこう習うと両極端な反応を起こしそうで、実際、東進では悪い方に出てしまったのだろう。しかし、複素数範囲のド・モアブルの定理から三角関数の加法定理を導出したり、放物線の接線問題を一般化するためにテイラー展開を用いたりと文系数学の範囲を一通り習った人間がおさらいで読むと色々と発見がある。 東進ブックスの初期参考書(「実況放送」等)の欠点である、無意味な(単なる用語の英訳等)赤字による手書き風の書き込みが邪魔くさく、その分必要な書き込みが足りないので「落ちこぼれ大歓迎!」の文句に最近の受験生が釣られると失望するかも知れない。 現在、玄文社から通販可能(?)な「坂本式数学即解のテクニック<入試数学を3分で解く>」には一通り同内容が含まれているが、基礎部分の説明量や問題演習量はこちらの方が断然多い。面白いのは「基礎解析」の本なのに例題で出てくる問題の8割が二次私大の理系学部出題という点で、最近の安本師はセンター対策の本ばかり(私大理系の問題を使うこともあるが)なので、記述解の書き方も参考になる。 数Ⅱの微分積分だけで本書の半分を占めており、接線や面積に強くなりたければ一読の価値はある。 2012年 03月 06日
![]() 【著者】ライオン社編集部 【肩書】 【出版社】ライオン社 【サイズ】新書 【ページ数】160頁 【目次】 はじめに 本書の利用法 PART 1 名詞編 PART 2 形容詞編 PART 3 動詞編 【初版発行年月日】1986年12月20日 【収蔵品発行年月日】1986年12月20日 初版発行 【収蔵品定価】580円 【入手困難度】★★★☆☆ 【学力貢献度】★★☆☆☆ 【ヤフオク相場】500円~ 【鑑定額】290円 【代替参考書】 【コメント】 「でる単(しけ単)」、「伝単」、「キセ単」、「ズバ単」、英単語集の愛称はいろいろあるが、これは「ぞろ単」。 収録語数は900語だから「伝単」より多く「でる単」よりは少ない。単語は品詞別に3分され、語順はアルファベット順と平凡だが「群群記憶の英単語」で高川敏雄氏が主張していたように、これはこれでアリなのかも知れない。 表紙に描かれている電動□けしに手足が付いたような「ぞろぞろ」くんがアシスタントで、所々の挿絵でごろ合わせの題材になってくれているが、下のカットなどはどこのオットセイだよ!という悪ノリ感全開だ。 ![]() 2012年 02月 28日
![]() 【著者】木寺淳浩 【肩書】代々木ゼミナール専任講師 【出版社】旺文社 【サイズ】A5 【ページ数】175頁 【目次】 はじめに 第1講 説話で入門[出典『十訓抄』『古今著聞集』] 第2講 歌物語で基礎確認[出典『伊勢物語』『大和物語』] 第3講 伝記物語で基礎制覇[出典『竹取物語』『落窪物語』] 第4講 日記で慣れる一人称作品[出典『更級日記』『和泉式部物語』] 第5講 敬語法一気攻略 随筆作品[出典『徒然草』『枕草子』] 【初版発行年月日】1999年2月25日 【収蔵品発行年月日】1999年2月25日 初版発行 【収蔵品定価】本体952円+税 【入手困難度】★★★☆☆ 【学力貢献度】★★☆☆☆ 【ヤフオク相場】500円~ 【鑑定額】500円 【代替参考書】 【コメント】 予備校の1学期の授業に相当する内容をコンセプトとした問題集型参考書。2学期分は<実践編>として出ているが、旺文社迷走期のためか流通量が少なく、古文の参考書としては異例の高値が付いている。<基礎編>も一時期同様だったがだいぶ見かけるようになった。 各講ごとに実用本位必出古文単語(ノルマ30語)→例文暗記省エネ文法→読み単で覚える古文常識→入試問題で固めるネットワークの文学史→ジャンル別スーパー長文読解(A・Bの2題)の順に並べられており、順を追って読んでいけば最後の長文読解が解けるようになっている。 これも処女作らしくページ数の割にはごちゃごちゃしたレイアウト(解説部分は全て2段組)で詰め込まれており、内容が詰まっていると見るか、窮屈で息苦しいと見るかで評価は分かれそう。ギリギリまで詰め込んだ結果、索引がないのも不親切か。 2012年 02月 21日
![]() 【著者】徳重久雄 【肩書】代々木ゼミナール専任講師 【出版社】代々木ライブラリー 【サイズ】B6 【ページ数】216頁 【目次】 Part 1 出題予想:重要語句編 Part 2 出題予想:文法事項・語句編 Part 3 出題予想:重要イディオム編(その1) Part 4 出題予想:重要イディオム編(その2) 索引 【初版発行年月日】1985年1月20日 【収蔵品発行年月日】1988年12月25日 第14刷発行 【収蔵品定価】810円(本体788円) 【入手困難度】★★★☆☆ 【学力貢献度】★★★☆☆ 【ヤフオク相場】500円~ 【鑑定額】500円 【代替参考書】瓜生豊・篠田重晃「全解説実力判定英文法ファイナル問題集―文法・語法・イディオム・会話表現の総仕上げ」(桐原書店) 【コメント】 世評の高い「PART1」や、整序作文に特化した「PART3」に挟まれていささか影の薄い本書だが、中を見るとどうしてどうして一筋縄ではいかない難問集である。 いわゆるマークシート方式を想定した択一式の問題形式に統一されており、「PART1」のとっ散らかったレイアウトと比べれば見やすさは断然である。惜しむらくは1色刷で平板な紙面だが、余白が多めにとってあるので書き込みも出来るし、自分で色分けして使いやすい参考書に成長させる可能性も秘めている。 収録問題の大半を占める重要語句編は現在でもその価値を減ずることはなく、きちんと押さえておけば確実に点差を稼げる問題が集められている。コラムも効果的に設けられており、例えば「たいせつなgoの用法」としてこんな問題が並べられている(正解は最後に)。大切かどうかは微妙な所だが、どれだけ正解できるだろうか。 366.またうわさが広がってきた。 The rumors are going ( ) again. 367.君の提案に賛成できない。 I can't go along ( ) your suggestion. 368.彼女は美人コンクールに参加を申し込んだ。 She has gone ( ) for the beauty competition. 369.音楽会はたいへん首尾よくいった。 The concert went ( ) very well. 370.肉が悪くなっている。 The meat went ( ). 371.彼女は昔あの男とよくデートをしたものだった。 She used to go ( ) with that man quite a bit. 重要イディオム編(その1)(その2)は純粋なイディオムばかりを集めた今では珍しいもので、知らなければ解けない問題だけに貴重だ。ただし、よく出るかと聞かれれば「No」なので、「フェイント集」の名にふさわしいとも言えるのだが。 正解はこちら 2012年 02月 14日
![]() 【著者】村井義應 【肩書】平成学院予備校講師 【出版社】ごま書房 【サイズ】変形新書 【ページ数】215頁 【目次】 まえがき Ⅰ 理論編―あなたは現代文を"解釈"で解こうとして、点を落としていないか (1)現代文は、満点を取って当然の科目 (2)現代文は、問題文を読むのではなく、ながめよ (3)現代文は、設問の"読み方と解釈"が命である (4)現代文は、数学のように解け Ⅱ 公式編―誰でもラクラク満点がとれる"現代文12公式" ●公式編のはじめに [公式一]「表題選択」 [公式二]「段落整序」 [公式三]「同義語選択」 [公式四]「反意語選択」 [公式五]「指示内容」 [公式六]「脱文補充」 [公式七]「要約」 [公式八]「心情分析」 [公式九]「語句補充」 [公式十]「理由説明」 [公式十一]「部分説明」 [公式十二]「接続詞補充」 Ⅲ 実践編―入試問題でわかる"現代文公式"の生かし方・高め方 ●実践編のはじめに [例題一]"公式"を最大限に生かす問題文、設問の"読み方"(青山学院大学) [例題二]小説問題こそ"公式"をフル稼働させ、満点をねらえ(立正大学) [例題三]"段落整序""記述"問題も"公式"でスンナリ解ける(京都女子大学) 【初版発行年月日】1993年3月30日 【収蔵品発行年月日】1993年3月30日 第1刷発行 【収蔵品定価】900円(本体874円) 【入手困難度】★★☆☆☆ 【学力貢献度】☆☆☆☆☆ 【ヤフオク相場】200円~ 【鑑定額】105円 【代替参考書】出口汪「システム現代文 解法公式集」(水王舎) 【コメント】 しばらく現代文の参考書を取り上げていなかったので、何か適当なものは無いかと探していたが、年明け以降忙しくて腰を落ち着けて読み込む時間が無かったのでとりあえず新書版でお茶を濁すことにする。 本書はごま書房が予備校バブル期に出していた受験参考書シリーズの一環でありながら、変形新書版から新書版へのデザイン変更時に消えてしまったある意味「幻の本」である。この機会にキチンと中身を晒しておかないと、「現代文はだれでも満点が取れる科目だ!」などという扇情的なサブタイトルが一人歩きして将来どんな被害を生むか分かったものではない。 「センター試験現代文」で満点(100点)を取る、というのは決して不可能ではない(多少の「問題運」は必要)と思うが、全称命題としての「現代文で満点を取る」というのはマークシートでも至難の業で、まして記述問題では絵空事に過ぎない。それを出来ると言い張るのは夢想家かペテン師かはたまた革命家のどれかである。残念なことに世の中にはペテン師が溢れていて、この本もその例に漏れない。現代文に「公式」と呼ぶべき「解き方」が存在することは確かだが、この本に出ている「公式」とやらは何とでも言える玉虫色の内容の上、例題選択が恣意的で意味不明なモノも多い。例えば、同義語選択の例題で挙げられた同志社大の問題を見てみよう。 設問 傍線部C「本来の都市的な世界」の説明として正しくないものを、次の選択肢から選び、その番号をマーク解答用紙の所定欄にマークしなさい。省略した本文が根拠という時点で噴飯もの(省略されたものからどうやって読み取るのか・嗤)だが、こんな出題年度も学部も出典もない例題を調べるのは時間の無駄なので、実際に本文に何が書かれていたのかを一々調査しないが、これだけの問題文しかないにしてもこの解答はおかしい。 筆者が「本来の都市的な世界」と言っているのだから字義通りに解せば「都市」が根源的に持つ、単純労働を要さない世界ということである。日々の糧を得るためだけの単純労働に時間を取られない、別の言葉で言い換えると「文化的」な生活である。 問題文が「説明として正しくないものを」(この点について全く触れていないのも不親切)となっているのだから、こういった方向性を持たない言葉が正解になる。であれば1はどこも間違っていないし、2も間違っていない。3も労働から情報にシフトしているので正しい。4は突然「物質的な素材」という実のある言葉が出てきた上に、「意味を喪失する」というマイナスの表現からして1~3とは明らかに異質な選択肢だ。素材が意味を喪失するとどうなるのか、素材でなければ加工技術なのか、本文を読んでいないので分からないがやはり異質だ。5も趣味や見識といった「文化的」な内容が重視されるということで1~3と方向性で言えば同じだ。「正しくないものを選べ」と言っている以上、5つの中で仲間はずれになるものが正解なのだから、これだけの材料から判断すれば4が正解とみるべきだろう。 記述式の解説もトンデモだ。 実例で、次の傍線部の説明について、制限字数が二十五字以内ということで検討してみましょう。 このあと、驚愕の解説がキミを襲う!
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