浪人大学付属参考書博物館

roudai.exblog.jp
昔の大学受験参考書を展示する私設博物館です。

by roudai
更新履歴
2017/04/08
春のイベントのお知らせに通販状況を追加しました。

2017/04/01
春のイベントのお知らせに当日の注意事項を追加しました。

2017/1/29
収蔵品番号222
のレビューを追加しました。

2016/9/24
収蔵品番号420
のレビューを公開しました。

2016/8/13
収蔵品番号467
のレビューを公開しました。

2016/7/23
収蔵品番号200
の復刊情報とレビューを追記しました。

2016/06/12
発行書籍番号006
の紹介記事を追記しました。

2016/03/23
収蔵品番号353
の代替参考書を変更しました。

2016/03/20
収蔵品番号470
収蔵品番号463
収蔵品番号456
収蔵品番号449
収蔵品番号414
収蔵品番号407
のレビューを公開しました。

2016/02/29
収蔵品番号505
収蔵品番号502
収蔵品番号460
収蔵品番号454
収蔵品番号410
収蔵品番号409
収蔵品番号405
のレビューを公開しました。

2016/02/14
収蔵品番号477
のレビューを公開しました。

2015/09/07
夏コミ新刊の通販を開始しました。旧刊も在庫ありです。

2015/08/29
収蔵品番号392
の復刊情報を追加しました。

2015/08/10
収蔵品番号452
収蔵品番号451
収蔵品番号450
収蔵品番号448
収蔵品番号447
収蔵品番号446
収蔵品番号445
のレビューを公開しました。

2015/08/01
発行書籍番号010
発行書籍番号008
発行書籍番号007
の改訂版情報を追記しました。

2015/06/01
収蔵品番号486
収蔵品番号487
収蔵品番号488
収蔵品番号489
収蔵品番号490
収蔵品番号491
収蔵品番号492
のレビューを公開しました。

2015/05/10
収蔵品番号478
収蔵品番号484
のレビューを公開しました。

2015/05/05
収蔵品番号472
収蔵品番号474
収蔵品番号475
のレビューを公開しました。

2014/11/30
収蔵品番号394
収蔵品番号399
収蔵品番号400
収蔵品番号402
のレビューを公開しました。

2014/10/14
収蔵品番号398
収蔵品番号397
収蔵品番号396
のレビューを公開しました。

2014/8/26
発行書籍番号011
発行書籍番号012
の委託販売を開始しました。

2014/6/7
収蔵品番号376
収蔵品番号150
収蔵品番号103
の代替参考書を変更しました。

2014/4/29
収蔵品番号434
のレビューを公開しました。

2014/04/19
収蔵品番号430
の代替参考書を変更しレビューに情報を追記しました。

2014/03/30
収蔵品番号357
の電子版復刊情報を追加しました。

2014/3/25
収蔵品番号433
収蔵品番号432
収蔵品番号431
のレビューを公開しました。

2014/02/26
収蔵品番号086
収蔵品番号347
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収蔵品番号213 数学SOS!!数Ⅰ・数A編

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【タイトル】数学SOS!!数Ⅰ・数A編
【著者】東大銀杏学舎
【肩書】
【出版社】中経出版
【サイズ】A5
【ページ数】175頁
【目次】
序章 数学SOSとは
第1章 効率よく式を扱おう
第2章 関数の扱い方にはコツがある
第3章 数列では解法パターンを身につけることも重要
第4章 三角比問題はポイントをおさえたアプローチをせよ
第5章 個数の処理・確率のカギは「考え方」を身につけることである
【初版発行年月日】1997年6月17日
【収蔵品発行年月日】1998年9月24日 第3刷発行
【収蔵品定価】1000円+税
【入手困難度】★★★☆☆
【学力貢献度】★★★☆☆
【ヤフオク相場】750円~
【鑑定額】500円
【代替参考書】
【コメント】
数学Ⅰ・数学Aの範囲から21個のポイント(SOS)を抽出した参考書。それほど厚くない割に重要個所は網羅されており、数学Ⅰ・Aのガイドブックとしてよくまとまっている。
敢えて難を挙げれば例題に出題校が書かれていないことと問題量が少ないことで、この辺は解説のしっかりした問題集でフォローする必要があるだろう。
数学Ⅰ・Aの範囲は全ての教科の土台となるので、数学が必要な受験生は夏前にはこの本に書かれているような事は全て済ませていることが望ましい。
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by roudai | 2010-01-26 00:00 | 数学 | Comments(0)

収蔵品番号212 あぶく銭師たちよ!

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【タイトル】あぶく銭師たちよ! 昭和虚人伝
【著者】佐野眞一
【肩書】ノンフィクション作家
【出版社】筑摩書房
【サイズ】文庫
【ページ数】317頁
【目次】
理念無き膨張・江副浩正の自爆
地上げの帝王早坂太吉の墜落
利殖としての予備校・高宮行男の貪欲
大殺界の怪女・細木数子の乱調
父子テレビの野望・鹿内春雄の殉職
虚飾の家元・斎藤都世子の背徳
あとがき
文庫版のためのあとがき
【初版発行年月日】1999年1月21日
【収蔵品発行年月日】2004年8月5日 第5刷発行
【収蔵品定価】720円+税
【入手困難度】☆☆☆☆☆
【学力貢献度】不明
【ヤフオク相場】500円~
【鑑定額】250円
【コメント】
2009年6月に亡くなられた「高~い宮様©原秀行」こと代ゼミの高宮理事長についての唯一と言っていい評伝が含まれる。

代ゼミの地方進出時のトラブルに関しては過去に何度も週刊誌の記事で読んでおり、手口や展望についても当時代ゼミの原師の雑談からある程度は知っており、あまり新味はない。出自に関しての話は初めてだったが、実弟の竹村副理事長がなぜ別姓なのか、といった初歩的な謎には全くメスが入っていない。

とにかく取材対象が「弱者」である地方予備校関係者ばかりで、最後に直接のやり取りがあるが、負け犬の遠吠えばかりが鼻につく。実際に代ゼミで授業を受けた浪人生のコメントは1つたりとも無く、「教育者は聖職たるべし」という佐野の勝手な思い込み(まして予備校は義務教育ですらない)から一方的に代ゼミを断罪している。ついでに言えば河合も駿台も地方進出においてやっていることは似たり寄ったりのはずだが、ほとんど出てこない(特に駿台に関してははゼロ)。

本編中最大の笑いのツボは大阪の"名門"予備校である夕陽丘予備校校長の笠松楢治のこの台詞。
「出来の悪い生徒を背伸びさせて、いい大学に入れて、そのあげくテルアビブ空港で機関銃を撃つような人間に育てても意味がない」(P.167)
をいをい、テルアビブ空港乱射事件の犯人たちが所属する日本赤軍のシンパである北川明第三書館社長つながりで牧野剛だとか辻元清美だとか重信メイだとかみんな河合塾に繋がるのだが。

それなら夕陽丘は生徒を分相応の大学にしか入れてないというのか(爆)。ならば予備校の価値などないし、こんな発言をする人間が佐野の言う「聖職」なのか?もしそうでないなら、夕陽丘予備校は佐野を訴えるべきだろう。

最後に代ゼミ(に限らないが)のマス教育についての佐野の勘違いぶりを示した一文を挙げよう。
この論理を敷衍していえば、受験生は、予備校というデータバンクで、自分の偏差値と大学のそれとを、照合しているに過ぎないということになる。そこにはもはや"教育"というものが介在する余地はない。」(P.174)
この一文をとっても、佐野が代ゼミとは何なのかを内部から1回たりとも取材していないことが分る。彼にとって代ゼミとは糾弾すべき一私企業であり、内部を見ることなく周辺の取材をして事足れりとしている。

自分を受からせてくれる予備校が良い予備校であって、そのためになる講義が聴けるのが良い予備校である。最終的にコンピュータ占いになろうと、春と冬の結果の違いは本人と予備校の努力によるもので、浪人生はただただ毎日ボーっとして、時折試験を受けて、その結果をコンピュータ占いにかけているわけではない(そういう学生が0であるとはいわないが)。

ノンフィクション分野で毀誉褒貶の激しい著者だが、少なくともこのジャンルに関して悪評は裏付けられたと感じた。
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by roudai | 2010-01-19 00:00 | 受験情報 | Comments(0)

収蔵品番号211 向井の鉄壁英語宣言

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【タイトル】ラスターCOMIC 向井の鉄壁英語宣言 まんがでわかる受験英語のツボ
【著者】原作 向井洋介/漫画 さかいともなり
【肩書】関学ゼミナール・河合塾講師
【出版社】駸々堂出版
【サイズ】A5
【ページ数】256頁
【目次】
第1話 佐々木亜衣―英単語増強法―
第2話 東山正和―続・英単語増強法―
第3話 木原あきら―フォニックス(やさしい発音のルール)―
第4話 野村謙一―英単語の覚え方―
第5話 オールナイト―今回勉強はお休み―
第6話 受動態―受動態のコツはSVOの三要素―
第7話 関係詞―関係詞頻出の御三家―
第8話 第5文型―深層構造で考えれば簡単!―
第9話 神戸でデート―デートなので今回も勉強はお休み―
第10話 動物園でお勉強―難単語分類攻略法―
第11話 イディオム―上手なイディオムの覚え方―
第12話 終わり良ければ―いよいよ大団円―
【初版発行年月日】1995年7月15日
【収蔵品発行年月日】1995年7月15日 第1刷発行
【収蔵品定価】950円(本体922円)
【入手困難度】★★★☆☆
【学力貢献度】☆☆☆☆☆
【ヤフオク相場】500円~
【鑑定額】105円
【代替参考書】伊藤和夫「伊藤和夫の英語学習法」(駿台文庫)
【コメント】
今は亡き駸々堂出版から出ていた唯一(?)のマンガ参考書。
出版社・著者共に関西圏ということもあって、表紙の女子高生の制服は関西一番人気の松蔭女子学院高校の夏服。本編では冬服のカットもある。
このテの参考書の例に漏れず、作画担当は学漫レベルで単品の漫画としての鑑賞には堪えられない代物。
受験生と英語教師の1年間を通じた対話を描いているのだが、なぜか生徒に宇宙人がいて緊急時にUFOが出てくるトンデモぶりは「ルウレ」にヒケを取らない(笑)し、本論であるはずのテッペキNOTEは全体の1/4程度しかない上に断片的過ぎて使い物にならないという非常に中途半端な出来で参考書マニア向けの珍品という評価しか下せない。
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by roudai | 2010-01-12 00:00 | 英語 | Comments(0)

収蔵品番号210 菅野日本史講義の実況中継[テーマ史]

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【タイトル】菅野日本史講義の実況中継[テーマ史]/菅野日本史B講義の実況中継[テーマ史]
【著者】菅野祐孝
【肩書】代々木ゼミナール、旺文社ラジオ講座講師/S.P.S講師、代々木ゼミナール元講師
【出版社】語学春秋社
【サイズ】A5
【ページ数】300頁/312頁
【目次】
第1回 日本仏教史(1)
第2回 日本仏教史(2)
第3回 教育史(1)
第4回 教育史(2)
第5回 貨幣史・金融史・流通史
第6回 北海道史・日露関係史
第7回 農業史
第8回 家族制度史・婚姻史・女性史
【初版発行年月日】1994年12月15日
【収蔵品発行年月日】1995年12月5日 第20刷発行/増補改訂版 1998年10月30日
【収蔵品定価】950円(本体922円)/本体980円+税
【入手困難度】★★★☆☆
【学力貢献度】★★★☆☆
【ヤフオク相場】1000円~
【鑑定額】1000円
【代替参考書】菅野祐孝「日本テーマ史板書32ポイント―頻出32テーマ・頭の整理と実践演習」(聖文新社)
【コメント】
秋山師と並んで、参考書史上のエポックメーキングとなった菅野師の実況中継。上・中・下の通史は初版が出た時にすぐ購入したが、しばらく間が空いてから出された文化史はだいぶ経ってから購入した。更に経ってから出されたテーマ史は文化史と混同していて、つい最近までその存在に気づかずにいた。

どうやら同様な人が私以外にもいたようで、通史・文化史・テーマ史ではテーマ史だけが抜けてオークション価格が高かった。河合の石川師の実況中継に取って替わられた後、代々木ライブラリーから復活(「菅野の日本史B講義録」全4巻)したのだが、その際、通史しか復活しなかった事も人気に拍車を掛けたようだ。

本文中で「6日間」の講義と仰っているのと本文での話しっぷりから代ゼミ以外(武蔵高等予備校の夏期講習?)の講義内容と思われる(元々初代実況中継は武蔵高等予備校での録音)。

見た目は旧過程の方が厚いのだが、新過程の方には索引が付いてくる分ページ数は多く、紙質も上がって読みやすくなっている。他に菅野師が初版以降に出された参考書(ex.「立体パネルForever」)に言及があるだけで、大筋は変わらない。前半は頻出の仏教史や教育史だが(それでもだいぶ細かい)、後半はだんだんマニアックなテーマになっていくあたりが菅野師らしい。北海道史の解説中の地図問題の対処法など受験生の欠点を知り尽くした菅野師だからこそのユーモア溢れる雑談が記憶の定着に役立つ。

途中、他講師の悪口を言わないことを旨とする菅野師らしからぬ発言もあるが、それだけ悪質なパクリ(白豚?)と誹謗中傷があったのだろう。

いざ探してみると他に講義形式のテーマ史の参考書が見つからなかったので、代替参考書には菅野師のテーマ史本を挙げる。
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by roudai | 2010-01-05 00:00 | 社会 | Comments(6)

収蔵品番号209 精講古典国語

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【タイトル】精講古典国語
【著者】鈴木一雄
【肩書】明治大学教授
【出版社】学生社
【サイズ】A6
【ページ数】534頁
【目次】
第1編 古典読解の基礎◆単語・文法・構文の理解とともに◆
1 古典学習のポイント―序にかえて―
①古典の成績拝見
②"読み慣れ"が大切
③解釈力の充実
2 基本単語の覚え方
①花より"単語"
②心情語理解をこまやかに
③大もとから整理して覚える
④現代語と比較して覚える
⑤語彙力倍増法いろいろ
3 推量・推定の助動詞
①文法の力を解釈に生かすには
②「なり」と「めり」
③推量「む」の四つの用法
④反実仮想の「まし」
⑤その他の推量の助動詞
4 その他の注意すべき助動詞
①回想の助動詞「き」「けり」
②完了―「つ」「ぬ」「たり」「り」
③「る」「らる」の四用法
④「す」「さす」「しむ」
5 格助詞と接続助詞
①助詞のいろいろ
②格助詞「の」の意味・用法
③その他の格助詞
④「未然形+ば」「已然形+ば」
⑤その他の接続助詞
6 係助詞と副助詞
①係り結びの法則
②「は」と「も」の役割
③「し」「だに」「すら」「さへ」
④その他の副助詞
7 文脈のたどり方―構文の理解―
①言い切りの型七種
②主語・述語の関係
③"ならび"の文節
④挿入句(はさみこみ)の把握
⑤会話と地の文
⑥指示語の具体的内容
8 敬譲の言い方
①敬譲語三種
②尊敬の動詞・尊敬の助動詞
③謙譲の動詞・謙譲の助動詞
④両方を高めて待遇する言い方
⑤丁寧語の性質
第二編 古典の解釈◆文学史の理解とともに◆
9 和歌文学の理解
①文学史的理解の必要
②三大歌調―万葉調・古今調・新古今調
③和歌の修辞技巧(1)―序詞と枕詞―
④和歌の修辞技巧(2)―掛詞と縁語―
⑤和歌の修辞技巧(3)―本歌取り―
10 日記文学の特色
①日記文学の性質
②平安日記作品素描―見事な個性の開花―
③日記文学の和歌―和歌の役割を重く見よ―
④日記文学の表現―心の内側を汲み取れ―
11 『枕草子』の世界―随筆文学Ⅰ―
①『枕草子』の文章
②『枕草子』の性質
③類聚章段から
④日記的章段から
12 『源氏物語』―物語文学の達成―
①「物語」を超えた『物語』の出現
②光源氏の生い立ち―主人公に見る理想性―
③若紫の発見―"ゆかり"の女性とその成長―
④須磨退居と明石の君―貴種流離の物語―
⑤『源氏物語』の描いたもの―第二部の世界―
⑥宇治の姉妹をめぐる物語―第三部の構成―
⑦『源氏物語』の評論的側面
13 歴史物語の系譜―『大鏡』を中心に
①歴史物語の出現
②『栄華物語』の特色
③『大鏡』の構成―紀伝体と座談式構成―
④『大鏡』に描かれた人間(1)―対決する政治的人間像―
⑤『大鏡』に描かれた人間(2)―文化的人間の扱いと真の理想―
⑥『今鏡』以下の歴史物語
14 戦記物語の展開
①戦記物語の成立
②戦記物語の特質
③『保元物語』と『平治物語』
④『平家物語』の世界
⑤『太平記』の世界
⑥『義経記』と『曽我物語』
15 『方丈記』と『徒然草』―随筆文学Ⅱ―
①随筆文学の魅力
②『方丈記』の世界―つらぬく無常観の文学―
③『徒然草』の世界―すぐれた人生の教師の書―
④『方丈記』の文章から
⑤『徒然草』の文章から
16 俳諧文学の理解
①俳諧の歴史のあらまし
②季語と切れ字―俳句鑑賞の基礎
③蕉風俳諧の理論
第3編 基本事項の総整理
17 基本単語の総整理
18 助動詞の総整理―用法・意味・活用・接続―
19 助詞の総整理―用法・意味―
20 まぎれやすい語句の識別
21 文学史年表
出典別収載本文索引
総合索引
【初版発行年月日】1967年?
【収蔵品発行年月日】不明
【収蔵品定価】1800円(本体1748円)
【入手困難度】★★★★☆
【学力貢献度】★★☆☆☆
【ヤフオク相場】5000円~
【鑑定額】900円
【代替参考書】小西甚一「古文研究法」(洛陽社)
【コメント】
正月特番第三弾はなぜかオークションで根強い人気を誇るこの参考書。

あちこちで明確な根拠も示さず「名著」扱いする書き込みを見かけるが、長年参考書を見てきた人間として、

①駄作しか出してこなかった札付きの学生社の本に「名著」なんてあるワケがない
②古典的名著のはずなのに当時の参考書紹介本で1回しか取り上げられていない
③館長の受験生時代にも現役(学生社のHPまだ掲載されている=2000年頃まで現役)のはずなのに書店で全く見た記憶がない

という理由からハナから軽視していた。

とはいえ、こういったサイトを公開している以上、万が一噂が真実ならそれも癪なので、ある時相場相応の価格で落札した。

結論から言ってしまうと、学生社の参考書の割にはマシだが、普通の受験生にはオススメしない、という程度で、コレを名著と吹聴する人間の言は信用しない方が賢明である。

書き写すだけで疲れた目次を見れば分かるように、確かにコレ一冊に「全部入り」ではある。ただ、受験生に全部必要かと言えば答えはノーだろう。

かつては「チャート式」などハードカバーの「全部入り」の参考書ばかりだったが、旺文社の「研究」や「詳解」シリーズなどほとんどが淘汰され、難し過ぎると言われる「古文研究法」がなぜ生き残ったのか。受験生の見栄や教師間の知名度もあるだろうが、受験に出ない無駄な箇所が比較的少ない筋肉質な作りだったからではないか(決して手放しで褒めるつもりはないが)。

文学史にしても俳論にしても受験に必要な量に対して有りすぎるのに対し、語釈や文法は初歩から書かれており、対象読者の範囲が広いと言えば聞こえはいいが、総花的で本当に役立つ箇所が少ない「おせち料理」のような参考書である。「おせち」がなければ正月は締まらないが、毎日食べるにはアンバランス過ぎる。

もちろん学生社であるから、奥付はカバーに書かれており、正確な発行年は全く分からない(カバーだけ取り替えて新刊のふりをするのは学生社の常套手段)。カバーは消費税3%時代のものだが、中身が当時印刷されたものである保証は全く無い。古典的名著のはずなのにオークションで展示品のような新品同様のカバーを散見するあたり、学生社の在庫処分にあわせてのデマではないかと邪推したくもなる。

「毎日」古文だけ3時間勉強して苦にならない人や、将来国文科に進む意志のある人なら止めはしないが、古文という教科が3(5)教科の1ジャンルでしかない人がこんな本を使っていてはとうてい合格はおぼつかない。
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by roudai | 2010-01-03 00:00 | 国語 | Comments(4)

収蔵品番号208 堀木の読めてくる現代文2

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【タイトル】堀木の読めてくる現代文2 実践力をつける10+1講
【著者】堀木博禮
【肩書】旺文社ラジオ講座講師・代々木ゼミナール講師
【出版社】旺文社
【サイズ】A5
【ページ数】223頁+別冊31頁
【目次】
●受験生へのメッセージ
第1講 村上陽一郎「歴史としての科学」
第2講 沢木耕太郎「虚構の誘惑」
第3講 渡辺京二「蕩児の帰郷」
第4講 中村光夫「近代の文学と文学者」
第5講 粟津則雄「美の近代」
第6講 山折哲雄「日本人の心情」
第7講 黒井千次「昼の目と夜の耳」
第8講 大岡信「肉眼の思想」
第9講 中村光夫「近代の文学と文学者」
第10講 石川淳「文章の形式と内容」
補講 山本恪二「見ることと見えること」
【初版発行年月日】1992年9月1日
【収蔵品発行年月日】1993年 重版発行
【収蔵品定価】980円(本体951円)
【入手困難度】★★★★★
【学力貢献度】★★★★☆
【ヤフオク相場】5000円~
【鑑定額】1000円
【代替参考書】
【コメント】
堀木師が「旺文社大学受験ラジオ講座」で語った内容をほぼそのまま活字化した第2弾。たまたま第8講にあたる放送を録音していたので本書と付き合わせたが、30分の放送内容ほぼそのままであった。
「読めてくる現代文1」に比べれば若干出題校のレベルは上がっているが、「受験生へのメッセージ」の中で書かれているように超難問というレベルは意図的に排除されている。
堀木師の授業の特徴の一つが「通読」をしないことで、これについて「1」では明確な言及がなかったが「2」の第1講の劈頭に講習やレギュラー授業の第1回で話される内容が活字化されている。
 最初に、私がなぜ講義の時に通読をしないのか、その理由を説明しておこうと思います。
 私は問題を解説するときに通読をしないのです。通読をしないで、どういうふうにやっているかといいますと、問題文をずっと読んできて、設問の箇所、傍線とか、空欄にぶつかります。そして、そこから数行、あるいはその段落の終わりぐらいまで読んで、そこで一応、答を考えてしまうわけです。一応と言いましたが、これは一応ではなくて、大部分はそれで答が確定できるのです。そういう具合に、設問箇所で立ち止まり、そのつど答を出して、終わりまで読んでいくわけです。終わりまで読みますと、傍線部分の意味として、あるいは空欄に入るものとしてどれが正しいか、というような問題ですと、ほとんど答が出てしまうわけです。もちろん、「傍線部分と同じ内容を表している文中の箇所を抜き出せ」、といった問題は、その傍線部分の前後のところに答となる箇所があるのかないのかは分からないことです。こういう抜き出し問題は問題文全体を読んでからでないとできません。
 生徒さんには初めから通読するものだという固定観念がありまして、通読しない私が大変奇妙に見えて、それで質問に来る人がいます。しかし、私からしますと、通読に関する疑問があるのです。
 疑問の理由は、たとえば私は、生まれてこのかた、文章を読む時に、例えばまず第一章全体をざっと通読しておいて、その上で、もう一度最初にもどって今度は丁寧に読むということをやったことがないんです。電車の中で読もうが家でもって読もうが、とにかく文章をずうっと読んでいきまして、そして、分からないなっていうところが出てきますと、数行前にもどってもう一度読み直す。それで、分からなかったらもう少し先を読む。そうするとだいたい分かります。皆さんもそうやっていると思うんですよ。そして、言うまでもありませんが、特に受験問題文として書かれた文章として書かれた文章というものがこの世に存在するわけではありません。(中略)
 結局、終わりまで読んでも分からないから、さて、そこでみなさん、どうしますか。いちばん最初にもどって、今度は丁寧に読もうというわけでしょう。だったら、はじめから丁寧に読めばいい。通読してもアウトラインが分からないならば、はじめから丁寧に読み進めていき、設問箇所にぶつかったら、ここはどういう事だろうとその箇所で立ち止まり、近い前後をよく読み、考えることで、その部分が明らかになっていくわけです。(中略)
 そして、さらにはですね、これは大切な点なんですが、たとえば傍線Aを説明する選択肢としてどれが正しいかという問題にぶつかったときに、傍線部の前後でもって考えれば平凡にアならアというふうに分かるものが、全部通読してしまっていたために、問題文の最後のほうに出てくる言葉を使って作ってある選択肢が何となく正解に見えてしまうことがあります。傍線部分の前後にある選択肢はあまりにも簡単すぎるから、これはヒッカケの選択肢で、終わりのほうに出てくるところこそ、実はほんとうの答なのだ、というような具合に気をまわしすぎて結局は間違えてしまうという経験を持ったことがあるのではないでしょうか。(11~14頁)
結局、堀木師の読解法の根源はコレであり、アタリマエすぎて誰も参考書に書かないので多くの受験生の盲点になっているのではないだろうか。
Amazonの書評で東大(補講)と京大(第10講)の問題が載っていることを取り上げているが、とくに「東大だから」「京大だから」という書き方はされていない(明確な字数制限がないので、実際の解答欄の大きさを指定して丁寧に書かなければいけないという程度)。
「1」同様、受験生が無理して購入する内容ではないが、教える側の人間にとってどこまで詳しく語らなければならないかを教えてくれる良書である。
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by roudai | 2010-01-02 00:00 | 国語 | Comments(2)

収蔵品番号207 芦川の基礎貫徹ゼミ

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B5版
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A5版
【タイトル】芦川の英語基礎貫徹ゼミ-多義動詞-/英語基礎貫徹ゼミ-ゴマかしたくない!多義語・語法・キーワード-
【著者】芦川進一
【肩書】河合塾専任講師
【出版社】河合出版
【サイズ】B5/A5
【ページ数】210頁/182頁+別冊74頁
【目次】
[多義動詞]
はじめに
本書の構成
本書の利用の仕方
表記上の注意
PART Ⅰ(最重要多義動詞)
PART Ⅱ(重要多義動詞)
      動詞と結合する副詞
PART Ⅲ(その他の重要多義動詞)
PART Ⅳ(動詞から入る英文法の基礎)
索引
[ゴマかしたくない!多義語・語法・キーワード]
STAGE1 動詞編
      A.理屈ぬき、覚えておくべき基礎動詞257
      B.最重要多義動詞
       PART1
       PART2
       PART3
      C.動詞語法の整理
      D.動詞と結び付く副詞
      E.名詞と結び付く前置詞
STAGE2 名詞編
      A.理屈ぬき、覚えておくべき基礎名詞369
      B.最重要多義名詞の実戦演習
STAGE3 形容詞編
      A.理屈ぬき、覚えておくべき基礎
      B.最重要多義名詞の実戦演習
STAGE4 副詞・接続詞編
      A.副詞
      B.重要多義接続詞
STAGE5 最終チェック100語
【初版発行年月日】1990年11月/1996年8月
【収蔵品発行年月日】1990年12月15日 初版第2刷発行/1998年5月28日 初版第3刷発行
【収蔵品定価】1500円(本体1456円)/本体951円+税
【入手困難度】★★★★☆/☆☆☆☆☆
【学力貢献度】★★★☆☆/★★★★☆
【ヤフオク相場】2500円~/1000円~
【鑑定額】2000円/1000円
【代替参考書】芦川進一「英語基礎貫徹ゼミ-ゴマかしたくない!多義語・語法・キーワード-」(河合出版)
【コメント】
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by roudai | 2010-01-01 00:00 | 英語 | Comments(4)