浪人大学付属参考書博物館

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昔の大学受験参考書を展示する私設博物館です。

by roudai
更新履歴
2017/08/22
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2017/08/19
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2017/05/03
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2017/04/08
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2017/04/01
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2017/1/29
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2016/9/24
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2016/8/13
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2016/7/23
収蔵品番号200
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2016/06/12
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2016/03/23
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2016/02/29
収蔵品番号505
収蔵品番号502
収蔵品番号460
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2016/02/14
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2015/09/07
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2015/08/29
収蔵品番号392
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2015/08/10
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2015/08/01
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2015/06/01
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収蔵品番号488
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2015/05/10
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2015/05/05
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2014/11/30
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2014/10/14
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2014/8/26
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2014/02/26
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収蔵品番号286 土屋の[古文]ハイグレード編

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【タイトル】土屋の[古文]ハイグレード編
【著者】土屋博映
【肩書】代々木ゼミナール講師
【出版社】大和書房
【サイズ】B6
【ページ数】233頁
【目次】
三浦なにがし(徒然草)
オウ、ゴッド!(枕草子)
俊恵ちゃん(無名抄)
母は強し!(大鏡)
男と女(和泉式部日記)
泣き親子(更級日記)
暗い女(紫式部日記)
【初版発行年月日】1989年6月1日
【収蔵品発行年月日】1989年6月1日 第1刷発行
【収蔵品定価】980円(本体951円)
【入手困難度】★★★☆☆
【学力貢献度】★★★☆☆
【ヤフオク相場】1000円~
【鑑定額】1000円
【代替参考書】吉川栄治「古文全天候バイブル」(中道館)
【コメント】
受験生の時に買って、何度も挫折してきたハイグレード編をようやく読了した。ナンセンス編が9編を219頁(@24.3)、ユーモア編が10編を219頁(@21.9)なのに対して、ハイグレード編はわずか7編を233頁(@33.2)かけて解説していることからも(しかも脱線は前2作より遥かに少ない)、いかにハイグレード編の密度が高いか分かる。
ハイグレード編ですら今から20年以上前の本なので、冒頭の
ハイグレード編のトップを飾るのは、あの有名な三浦なにがしじゃなくって、『徒然草』から「三浦なにがし」をとりあげました。
というギャグも、「あの有名な三浦なにがし」が誰を指すのか(勿論キングカズではない・笑)分からないご時世になってしまっている。
最初の「悲田院の堯蓮上人は」は頻出出典で楽勝楽勝、と思って読み終え、続く「御前にて人々とも」も何度読んだ事やら、とルンルンで読み進めて「これのどこがハイグレード?」と思いつつ次の「無名抄」に取りかかった途端、一天俄にかき曇り目は文字を追っていても内容が全く頭に入らない<古文不適応症候群>がぶり返してしまう。しかし、それも土屋師の「前」後策(「善後策」の誤植ではない)による立体古文の手にかかるとスカッと晴れ渡り「なるほど古文とはこう読むものか」と感心させられる。
ところが、次の和泉式部日記では「和歌8連荘」に簡単にKOされ、再度自分の古文読解能力の無さを思い知らされる。
とにかく単語・常識・文法・敬語といった基本レベルは全て分かっている前提でプラスαとして構成や構文を活用していかに立体的に読解していくかのノウハウを開陳した本なので、生半可な覚悟で取りかかったら館長同様「無名抄」で討ち死にすること請け合い。
最近あまり真面目に現役の古文の参考書を見ていないが、元々「難関向け」と言われる本が少ないし、解説量でこの本に並ぶものも思い浮かばないので、まだかろうじて流通している(「宇宙語」の流通はだいぶ危ないらしい)吉川師の「全天候バイブル」を挙げておく。吉川師も現在滋賀大副学長まで出世されたのでそろそろ忌まわしい過去を抹殺しにかかるかもしれないので要注意だ(笑)。
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by roudai | 2011-05-31 00:00 | 国語 | Comments(0)

収蔵品番号285 推理でうめる英単語

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【タイトル】らくらくマスター 推理でうめる英単語
【著者】高橋良
【肩書】
【出版社】河合出版
【サイズ】B6
【ページ数】185頁
【目次】
はじめに
本書の使い方
目次
PART1
【漢字入力モード】
四文字熟語コーナー
PART2
【英語入力モード】
略語の解剖コーナー
カタカナ英語わかるカナ???コーナー
【初版発行年月日】1998年5月30日
【収蔵品発行年月日】1998年5月30日 初版第1刷発行
【収蔵品定価】800円+税
【入手困難度】★★☆☆☆
【学力貢献度】★★★☆☆
【ヤフオク相場】500円~
【鑑定額】800円
【代替参考書】清水かつぞー「英単語ピーナツほどおいしいものはない 銅メダルコース」(南雲堂)
【コメント】
最近の単語集のトレンドは長文とセットのものが中心で、例文すら付かない単語集に対する風当たりが強いが、果たして「速読英単語」をみんながみんな完璧に使いこなしているのだろうか?
今回紹介するのは英単語(連語・コロケーション)と漢字熟語をセットにしてクイズ形式で並べるという異色の単語集。
さらにそのクイズのヒントとして、ヒントの日本語の一部を「ルー語」のように英単語に置き換え、その単語までも記憶の壁になすりつけようとする徹底ぶりが素晴らしい。
著者の経歴はどこにも書かれておらず、名前で検索しても見つからないがおそらく河合塾の関係者と思われる。

「はじめに」にはこうある。
長年受験生と接してきて、
「単語集でボキャブラリーが増えた」とか
「単語集を最後までやり通した」といった声はまず聞いたことがありません。なぜこんな事になるのでしょうか。答は簡単です。それが退屈だからです。丸暗記を前提にした学習方法に耐えることが出来るのは、小学生か、せいぜい中学生ぐらいまででしょう。高校生以上の年齢の人たちには、もっと別の、飽きのこない、今まで築き上げてきた頭脳をくすぐる、知的で楽しいアプローチが必要なのです。

 本書には2つの英単語がセットになっている成句が、500出てきます。パート1は成句の意味を漢字で解答するもので、パート2はその逆に、漢字から英単語を入れていくものです。その他にも四文字熟語、略語、カタカナ英語などいろいろなコーナーも用意してあります。そして楽しく最後までできるように1ページ10題の問題集の形式にしてあります。(太字原文ママ)
具体的にどういった内容なのか少し見てみよう(問題が偶数ページでヒントは奇数ページだが上下にレイアウトする)。
【□に漢字1字を入れて連語の意味と同じにしなさい】(答は最後)
①fairy tale→□話
 寓話ほどironyが強くない、子ども向けのお話。
②family budget→家□
 給料をどのようなpriorityでやりくりするか。
③crude oil→□油
 これをrefineしてガソリンや灯油やいろいろなものが作られる。
④consumption tax→□□税
 お店で何かをpurchaseした時に払う税金。
⑤fixed idea→□□観□
 flexibilityに欠けた考え。stereotypeともいう。
⑥optional subject→選□□□
 いろいろなalternativesの中から自分の好みに応じて選べる。
⑦office equipment→□□用□
 stationeryもこれのひとつ。具体的には、机、椅子、ペン、紙、のり、staplerなど。
⑧fire drill→□難□□
 「今日10時に化学laboratoryから出火予定。みんなしっかり逃げるように」
⑨vending machine→□□□□機
 これのせいで一日人とまったくcontactなしに過ごせてしまう。
⑩chartered accountant→□認□□□
 国から正式に認められた、企業や個人のaccountを管理する人
以上のようなノリで漢字の字数別に500題、さらに日本語から英語に同じ内容を内容別に並べ直して500題となっている。下の正解を見た後、正解から問題文の英語が思い返せるだろうか?
現行の本では「英単語ピーナツ」が一番近いが、トコトン遊びに徹している点から完走率で言えばこの本の方が圧倒的に上だろう。

正解はこちら
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by roudai | 2011-05-24 00:00 | 英語 | Comments(0)

収蔵品番号284 10日間の方程式

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【タイトル】超分野版10日間の方程式
【著者】小島敏久
【肩書】駿台予備学校数学科講師・代々木ゼミナール数学科講師
【出版社】SEG出版
【サイズ】A5
【ページ数】154頁
【目次】
Part A 問題編
Ⅰ 第1日目
Ⅱ 第2日目
Ⅲ 第3日目
Ⅳ 第4日目
Ⅴ 第5日目
Ⅵ 第6日目
Ⅶ 第7日目
Ⅷ 第8日目
Ⅸ 第9日目
Ⅹ 第10日目
Part B 解答・解説編
Ⅰ 1次方程式
Ⅱ 2次方程式
Ⅲ 3次方程式
Ⅳ 4次方程式
Ⅴ いろいろな方程式
【初版発行年月日】2001年3月15日
【収蔵品発行年月日】2001年3月15日 初版1刷発行
【収蔵品定価】1000円+税
【入手困難度】★★★★☆
【学力貢献度】★★★☆☆
【ヤフオク相場】3000円~
【鑑定額】2000円
【代替参考書】塩崎勝彦「モノグラフ 3 方程式」(科学新興新社)
【コメント】
どれを買ってもハズレがない小島敏久師の参考書・問題集だが、その中でも入手困難な部類に入る「10日間」シリーズ中の後半に出た「超分野版」4冊のうちの1冊。

【超分野版】
10日間の不等式 超分野版
10日間の方程式 超分野版
10日間の最大・最小 超分野版
10日間の集合と論証 超分野版
【単元別版】
10日間の微積分(これだけ光田師)
10日間のベクトル
10日間の複素数
10日間の数列
10日間の図形と方程式
10日間の整数
10日間の場合の数・確率
10日間の数と式
10日間のいろいろな曲線
10日間の行列
10日間の整関数の微分・積分
10日間の三角関数と指数・対数関数

有名な「闘う50題」シリーズ同様に問題編と解答編に分け、解答編にも問題文を載せる親切設計。解答は1題につき別解込みで基本的に見開き2頁完結(一部4頁)となっている。表題通り「10日間」で終わらせるため、4題ずつ10回に分けて各分野ごとの問題がまとめられ、解説は分野ごと(問題に連番が振られておりそれで参照する)にまとめられている。
一口に方程式と言っても様々な単元と関連するので、この手のテーマ別問題集にありがちな似たような問題が続いて飽きるとか、パターンが同じで先が見えやすいといった欠陥を巧みに避けている(ただし、範囲は数Ⅲ・Cまで含まれる)。
トピックスとして、方程式の有名問題や数学オリンピックの過去問が取り上げられており、難関校の予想問題として解いておくと良いことがあるかもしれない。
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by roudai | 2011-05-17 00:00 | 数学 | Comments(0)

収蔵品番号283 英文読解最短ROUTE

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【タイトル】英文読解最短ROUTE
【著者】小嶋利良
【肩書】代々木ライブラリー講師
【出版社】アルク
【サイズ】A5
【ページ数】243頁
【目次】
はじめに
本書の使い方
読解ROUTE
第1章 英文の基本構造
第2章 名詞節
第3章 名詞句
第4章 修飾構造
第5章 接続構造
第6章 英文構造予測の基本
【初版発行年月日】2008年5月29日
【収蔵品発行年月日】2008年5月29日 初版発行
【収蔵品定価】1500円+税
【入手困難度】★★★☆☆
【学力貢献度】★★★★☆
【ヤフオク相場】2000円~
【鑑定額】1500円
【代替参考書】小嶋利良「英文読解最短ROUTE―「まとまり」のパターンが分かれば英語は読める! (英語の超人になる!アルク学参シリーズ)」(アルク)
【コメント】
以前からコメント欄では何度か取り上げてきた良書だが、最近流通在庫がだいぶ怪しくなってきたせいかオークションで時折暴騰している。まだ出て3年だし、ご本人のブログを見る限り絶版にする理由は何も無さそうだがアルク編集部は何を考えているのだろう。こういうのを世間では「機会損失」と言って嫌うのだが。
一応、大型新刊書店の「語学」の棚に行くと時折流通在庫があったりするので、まずは地道に探すことをオススメしておく。オークションで高値掴みして即重版出来なんて目も当てられない。ブックオフのプロパー(定価の半額)なら無条件で即買いすべき本。
この本を一言で言うならば「二十一世紀の『英語の構文がとれる本』」であり、この本が出たことで「とれる本」の相対的価値はだいぶ下がったと言っていい。「英文がなぜ長くなるのか」という視点から、その究極の要因を「名詞節・名詞句」に求めそのパターンを一つ一つ説明している。
伊藤和夫が敵視した旧来の日本独自の「解釈公式」が新たな切り口から復活した感じで、伊藤流のガチガチの論理に合わない人には福音だろう。文法用語は特に説明なくポンポンと出てくるので、最低限、山口俊治「英文法講義の実況中継」上下(語学春秋社)くらいは終えてなければ意味が無いのだが。
例えば単語自体は何も変哲もない以下の英文がすらすらと訳せるだろうか。(訳は最後に)
What you read when you don't have to determines what you will be
in the future.
[読解のヒント]本当の意味での読書の大切さ(66頁)
見落とされがちだが、原則見開き完結のレイアウトのため、余白も多めでページ数の割には読みやすい。2色刷の色分けのセンスも良く、他の本もお手本にして欲しいほど良く出来た本である。

[追記]
今見たらAmazonが在庫ありになってた。増刷したようなので欲しい人は今の内に。
[追記2]
また、Amazonが在庫切れに。
芳林堂書店にいったけど店頭には全く無かったので、単に最後の流通在庫だったのか?
[追記3]
ようやく重版がかかったようです。現在ネット書店なら入手可能です。
[追記4]
重版ではなくて流通在庫だったようでまた全て品切れに。いつまでもあると思うな親と金と参考書ということか。

訳はこちら
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by roudai | 2011-05-10 00:00 | 英語 | Comments(0)

収蔵品番号282 駿台式!本当の勉強力

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【タイトル】駿台式!本当の勉強力
【著者】大島保彦+霜栄+小林隆章+野島博之+鎌田真彰
【肩書】駿台予備校講師
【出版社】講談社
【サイズ】新書
【ページ数】286頁
【目次】
はじめに
講義1 語学はスポーツだ
1 身体感覚・現場感覚を取り戻す
2 発音のルールも身体感覚から
3 発音できるのか、できないのか、それが問題だ
4 読解と音楽と……
5 現実世界が持つ無限の色と音と匂い
講義2 ブラームスはお好き?
1 車輪の下は誰を癒したのか?
2 僕は勉強ができないというのは解放か?
3 なぜ少女は夏の靴を脱いだのか?
講義3 数学は世界を平和にする
1 数学の魅力
2 数学的に考える
3 数学の二面性
4 技術としての数学
5 考える数学
6 数学が全てではない
講義4 日本史コペルニクス
1日目の講義―空を舞うイメージ
2日目の講義―近代とは何か
3日目の講義―近代国家とは何か
4日目の講義―国民になるということ
講義5 子どもの頃を思い出してみよう
1 はじめの一歩は「遊び」から
2 観察から考察へ
3 言葉や法則に慣れよう
4 自然科学が見せる不思議なドラマ
巻末特別座談会「勉強のおもしろさとは?」
【初版発行年月日】2001年3月20日
【収蔵品発行年月日】2001年3月20日 第1刷発行
【収蔵品定価】720円(税別)
【入手困難度】★★☆☆☆
【学力貢献度】★☆☆☆☆
【ヤフオク相場】105円~
【鑑定額】105円
【代替参考書】
【コメント】
Amazonのレビューを読むと酷評が目立つがさもありなんと思う。しかし、レビューを書いている人間の読解力にも問題があるように思える。タイトルを見れば分かるように、この本は勉強「力」の本であり勉強「法」の本ではない。Powerを語るのとHow toを語るのとは自ずと違いがある。
具体的に言うと、文系教科の3人が「大学(またはそれ以降)に必要な勉強力とは」という見地から書いているのに対し、理系の2人が「受験に向けてその教科を好きになる勉強法とは」という見地から書いており、主題も設定レベルもバラバラである。だから前者を期待した人には後者が不満であり、後者を期待した人には、前者がチンプンカンプン(おそらく読者の大半はこちらに属する)になる。それぞれの講師の立場に立って生暖かい目で読める読者は同業者くらいなものだろう。
特に文系の3人は駿台特有のスノッビズムに毒されていて、簡単なことをわざと難しくいうことで読者を煙に巻いて遊んでいるように見える。唯一首肯できたのは大島師の
 そのように主張する人は、どうぞどうぞ、モーツァルトやアインシュタインなみの創造性を発揮してみてほしい。自分でやって見せて欲しい。ただし、念のため確認しておくが、モーツァルトだってアインシュタインだって。それまでの伝統を吸収蓄積し、同時代の人々の考えをしっかりと理解したうえで創造活動をしていたのだろいうことをお忘れなく。彼らでさえやったことを省略したうえで創造活動をするということはどういうことなのか、しっかりと提言してほしいものだ。(18頁)
で、こんなところに「ドラゴン桜」の萌芽を見る。
理系の2人は逆に読者が何を望んでいるかを感じ取ってサービス精神旺盛に応えてくれたため、読みやすく分かりやすい内容になっている。「引き出し論法」の例題、
「どんなパーティーでも友人の数が同じであるような人が少なくとも2人はいる。ただし友人はパーティーの参加者に限定して相互的であるとし、自分自身は友人とはいわない」(148頁)
の証明などは鮮やかすぎて文系でも感動できる(証明は最後に)。鎌田師の
 ところが、学生にこのような本を勧めると決まって返ってくる言葉が、「そんな分厚い本を読んでいる時間がないのです。早く成績をあげないといけませんから」です。「じゃあ君の好きなようにしなさい」といって放っておくと、「先生、簡単な問題なら解けるのですが、応用問題が解けません。どうすればよいでしょうか」と再びやってきます。口にはしませんが、だから言っただろうといつも思っています。(247頁)
というボヤキは第三者として笑っていられるものの、自分が当事者となった時に同じミスをしていないかを考えると背筋が寒くなる。

例題の証明法はこちら
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by roudai | 2011-05-03 00:00 | 受験情報 | Comments(0)