浪人大学付属参考書博物館

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昔の大学受験参考書を展示する私設博物館です。

by roudai
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2017/08/22
収蔵品番号561
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2017/08/19
収蔵品番号416
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2017/05/03
春のイベントのお知らせに進捗状況を追加しました。

2017/04/08
春のイベントのお知らせに通販状況を追加しました。

2017/04/01
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2017/1/29
収蔵品番号222
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2016/9/24
収蔵品番号420
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2016/8/13
収蔵品番号467
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2016/7/23
収蔵品番号200
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2016/06/12
発行書籍番号006
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2016/03/23
収蔵品番号353
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2016/03/20
収蔵品番号470
収蔵品番号463
収蔵品番号456
収蔵品番号449
収蔵品番号414
収蔵品番号407
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2016/02/29
収蔵品番号505
収蔵品番号502
収蔵品番号460
収蔵品番号454
収蔵品番号410
収蔵品番号409
収蔵品番号405
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2016/02/14
収蔵品番号477
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2015/09/07
夏コミ新刊の通販を開始しました。旧刊も在庫ありです。

2015/08/29
収蔵品番号392
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2015/08/10
収蔵品番号452
収蔵品番号451
収蔵品番号450
収蔵品番号448
収蔵品番号447
収蔵品番号446
収蔵品番号445
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2015/08/01
発行書籍番号010
発行書籍番号008
発行書籍番号007
の改訂版情報を追記しました。

2015/06/01
収蔵品番号486
収蔵品番号487
収蔵品番号488
収蔵品番号489
収蔵品番号490
収蔵品番号491
収蔵品番号492
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2015/05/10
収蔵品番号478
収蔵品番号484
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2015/05/05
収蔵品番号472
収蔵品番号474
収蔵品番号475
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2014/11/30
収蔵品番号394
収蔵品番号399
収蔵品番号400
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2014/10/14
収蔵品番号398
収蔵品番号397
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2014/8/26
発行書籍番号011
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2014/6/7
収蔵品番号376
収蔵品番号150
収蔵品番号103
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2014/4/29
収蔵品番号434
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2014/04/19
収蔵品番号430
の代替参考書を変更しレビューに情報を追記しました。

2014/03/30
収蔵品番号357
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2014/3/25
収蔵品番号433
収蔵品番号432
収蔵品番号431
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2014/02/26
収蔵品番号086
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<   2012年 01月 ( 7 )   > この月の画像一覧

収蔵品番号323 有名私大逆転突破術

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【タイトル】有名私大≪M・A・R・C・H≫≪関・関・同・立≫≪日・東・駒・専≫誰も教えてくれない逆転突破術
【著者】永瀬昭典/東進式勉強法研究会
【肩書】東進ハイスクール副理事長
【出版社】二見書房
【サイズ】新書
【ページ数】242頁
【目次】
はじめに―突破できる、受験勉強の王道(コツ)をつかめ
第1章 この勉強法なら突破できる
    受験の失敗はどこから生まれるのか
    計画の成功と失敗はここにかかっている
    突破できる受験作戦はこう立てる
    力をつけてくれる予備校を知れ
第2章 英語≪誰も教えてくれない≫突破術
第3章 国語≪誰も教えてくれない≫突破術
第4章 社会≪誰も教えてくれない≫突破術
おわりに
【初版発行年月日】1990年3月25日
【収蔵品発行年月日】1990年3月25日 初版発行
【収蔵品定価】790円(本体767円)
【入手困難度】★★☆☆☆
【学力貢献度】☆☆☆☆☆
【ヤフオク相場】105円~
【鑑定額】105円
【代替参考書】
【コメント】
1988年に高卒生のための大学受験本科を設けた東進ハイスクールの副理事長(理事長は兄の永瀬昭幸)による中堅私大向け学習ノウハウ集。いくら予備校バブル期だとはいえ、関関同立と日東駒専を並列するのは失礼だし、そもそも当時、西東京ローカル学習塾であった東進ハイスクールに関関同立に関するノウハウがあったとはとても思えない(ちなみに永瀬兄弟は共に東大卒)。
佐藤(人称代名詞がit)忠志が代ゼミから東進に移籍したのが1988年、滝山師・荻野師・横田師を代ゼミ大阪校から引き抜いたのが1990年だから執筆時期はちょうどその端境期にあたる。講師陣を喧伝する広告手法に走る直前の著作なので、東進式勉強法研究会なる謎の集団と連名だが、その構成員の名前は一切記されていないし、実際に紹介されている「勉強ヒント」も、
志望大学の過去問を研究せよ。
自分のレベルにあった予備校(=東進?)を選べ。
古文は「文法」と「単語」が両輪だ。(アタリマエだし、古文常識は?)
受験勉強で大切なのは根気だ。etc.
といった陳腐な内容とポジショントークしかない(ちなみにこの分野のエポックメーキングである和田秀樹「受験は要領」の発行は1987年9月)。
最後の社会だけは大学別の傾向が2~3行程度でまとめられているが、なぜか表題に反して日東駒専の学部ごとの傾向しかない。この辺に東進ハイスクールの誇大広告癖の片鱗を見ることが出来るのも面白い。
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by roudai | 2012-01-31 00:00 | 受験情報 | Comments(0)

収蔵品番号322 菅野の日本史Bチェックノート

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【タイトル】テーマ・ジャンル別菅野の日本史Bチェックノート
【著者】菅野祐孝
【肩書】代々木ゼミナールTVネット講師
【出版社】旺文社
【サイズ】B5
【ページ数】152頁+別冊解答・解答用紙48頁
【目次】
第1講●わたしはだあれ?
第2講●日本通史の完成
第3講●テーマ史の完成
第4講●名言26選
第5講●名数一覧
第6講●覚えておきたい何月何日
第7講●写真でつづる日本文化史
第8講●入試に出る外国人
第9講●略語の正式呼称
第10講●ハイレベル空欄完成140項
第11講●SETで完成重要事項
①原始・古代編
②中世編
③近世編
④近現代編
第12講●地域別歴史地理の総整理
第13講●入試頻出絵図・グラフ・図表
第14講●政党の系譜
第15講●あなたを襲う魔の175字
【初版発行年月日】2001年10月30日
【収蔵品発行年月日】2003年 重版発行
【収蔵品定価】本体857円
【入手困難度】★★★☆☆
【学力貢献度】★★★★☆
【ヤフオク相場】105円~
【鑑定額】900円
【代替参考書】菅野祐孝「菅野の日本史テーマ別知識の総整理」(旺文社)
【コメント】
記事を書いた時点ではAmazonで投げ売り状態だった菅野師の「解体問書」だが、しばらくすると一転してベラボーなプレミアがついていた(最近少し落ち着いてきたが)。今時、あれだけごゆい本もそうはないので仕方ないかな、と思っていたら、倉庫を整理中にこんな本を発見した。
同じデザインでパステルグリーンの表紙の「菅野の日本史Bノート」(旺文社)は現在3訂版が売られており、それだとばっかり思っていたら、実はこちらは「テーマ・ジャンル別」で、「解体問書」に連なる内容であった(こちらの後継本はない)。
タイトルと違って第2講に一通りの通史穴埋め問題が載っているあたりがお茶目だが、第4講以降(と第1講)は菅野師の面目躍如というべき面白い切り口のまとめが満載で「解体問書」と重複する箇所は一部しかない。
講ごとに3段階のレベル設定が行われ、特に、レベルCに設定されている「第11講 ハイレベル空欄完成140項」は文字通りのハイレベルで、難関校で1点をもぎ取るための辛口問題集になっている。試しに10題ほどピックアップしてみよう(文中の易しい問題は省略、解答と解説は最後に)。

(1)「漢委奴国王」の金印は1784年に福岡県の□□□で偶然発見されたものである。刻み方は□刻、持つところには□の文様が刻まれている。

(2)親王に近侍する供人を□□といい、上級官人に近侍する供人を□□という。

(3)賤民が良民に身分を変えることもあった。これを□□□□という。

(4)御霊会が最初に行われたのは京都の□□□においてである。

(5)鎌倉の町内は□に分割され、□□□□によって管轄された。貿易港としては、由比ヶ浜東端の□□□□と鎌倉の外港である□□港を重視した。

(6)寧波の乱は大内□□と細川□□の船が争った事件である。

(7)石川島造船所は□□藩が幕命をうけて建設したものである。

(8)幕府はオランダ商館長に「オランダ風説書」のほかに□□風説書を提出させて、海外情報をえた。

(9)人力車は□□□□によって発明されたが、鉄道などの交通機関の発達に対し、車夫たちは□□党を組織して結束を固めた。

(10)斎藤隆夫は1936年、二・二六事件後の議会で粛軍演説を、1940年には中国政策を批判する□□演説を行い、除名処分となった。

「菅野も笑った変な日本史入試問題」を読んだ後だと、書かれてはいない出題校が何となく予想できてしまう(ex.(2)が立命館・法、(3)が上智・文)のが面白い。

この手のB5版の本はどうしても敬遠されがちになって薄命だが、日本史であと一押しが欲しい受験生にお勧めしたい(直前期以外は目の毒)1冊である。

さて、いくつ答えられたかな(笑)?
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by roudai | 2012-01-24 00:00 | 社会 | Comments(2)

収蔵品番号321 前置詞

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【タイトル】帆糸英語一気シリーズ④前置詞
【著者】帆糸満(渡部十二郎)
【肩書】代々木ゼミナール講師・日本獣医畜産大講師
【出版社】代々木ライブラリー
【サイズ】B6
【ページ数】64頁
【目次】
総論
(イ)次元、比喩
(ロ)抽象化(比喩)に使われる主な前置詞の例
(ハ)使われる頻度の高い前置詞9つ
(ニ)基本前置詞一覧
(ホ)混乱しやすい基本前置詞
(ヘ)接頭辞が示す前置詞
(ト)形容詞+前置詞の型に注意せよ!
【初版発行年月日】1985年5月31日
【収蔵品発行年月日】1986年4月20日 第3刷発行
【収蔵品定価】380円
【入手困難度】★★★★★
【学力貢献度】★★★☆☆
【ヤフオク相場】10000円~
【鑑定額】2000円
【代替参考書】帆糸満の基本語法とその問題集
【コメント】
一部はAmazonでサラリーマンの月給以上という馬鹿げた値段が付けられている帆糸英語一気シリーズだが、確かにここ2、3年ほどオークションで見かけた記憶がない。それにしたって定価380円の本にこの値段はない。
わずか64頁。著者の帆糸師も、三日坊主が読み終えられる分量と評するように分量こそはお手軽だが、前置詞の基礎をこれでもかと詰め込んであり、特にこの表紙に示された前置詞をDirection(動)とPosition(静)、0次元/1-2次元/3次元/比喩(肯定・否定)に分類した図は秀逸だ。最近は前置詞限定の本も増えているので、似たような内容の本もあるかも知れないが、30年近く前ということを考えれば相当ススんだ講義をしていたことが分かる。
毎回書いているが、帆糸師のHPでほぼ同様の内容(空欄補充になっているが)が公開されており、後半にはこの本に載っていない英文解釈についても書かれているので、オークションで大枚叩くくらいなら全文プリントアウトして製本した方が(若干誤植があるが)よっぽど為になる。
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by roudai | 2012-01-17 00:00 | 英語 | Comments(0)

収蔵品番号320 数学の総合演習Ⅰ

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【タイトル】大学入試数学の総合演習Ⅰ 理文共通編(数Ⅰ・代幾・基解)
【著者】野沢悍(たけし)・上田惇巳(あつみ)
【肩書】
【出版社】駿台文庫
【サイズ】A5
【ページ数】168頁
【目次】
はしがき
本書の使い方
第1章 数と式
第2章 方程式と不等式
第3章 関数とグラフ
第4章 図形と式(2次曲線を含む)
第5章 三角関数と指数・対数関数
第6章 ベクトルと空間図形
【初版発行年月日】1986年12月18日
【収蔵品発行年月日】1989年9月27日 第7刷発行
【収蔵品定価】880円(本体854円)
【入手困難度】★★★☆☆
【学力貢献度】★★★☆☆
【ヤフオク相場】1500円~
【鑑定額】1200円
【代替参考書】上田惇巳・能見勇八郎「数学Ⅰ・A実戦演習」(駿台文庫)
【コメント】
駿台文庫の参考書・問題集は、時期によって多少は違うものの、基本的に画一的なデザインなので、コレクター心をそそられないというか、こういうサイトにはあまり向かないため、どうしても紹介するペースが遅くなってしまう。近年は代々木ライブラリー化が進み、「GMARCHの~」のような、かつての東大絶対主義(ex.「東大京大受験必修 数学の図形問題演習」)からは考えられないような柔らかい本まで出すようになってしまっているが、この本はまだ硬派な頃の駿台文庫の問題集で、想定しているライバルは代々木ライブラリーの「上級問題集」・河合出版の「合格への問題演習」あたり。
文系はⅠ・Ⅱ(代幾・基解・確率)、理系はⅠ・Ⅱ・Ⅲ(微分積分・確率統計)を終えることで全範囲をカバーする仕様で、Ⅰの収録問題数は144問。地方私大の小問から理系難関校の文系範囲内の問題まで幅広く収録されており、やや難しい問題には†、難しい問題には††が付されている。左頁が問題で、右頁には解答のための指針(ヒント)というレイアウトで、解答は後半にまとめて1頁横2段組で記されている。最低限の注はあるが、解答欄に書く形式の解答しか記されておらず、行間を読まなければいけないので、最近のおせっかいな解答に慣れきった受験生には向かないか。別解も必要最小限で、オーソドックスな解法に終始している。
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by roudai | 2012-01-10 00:00 | 数学 | Comments(0)

収蔵品番号319 超記憶の英単語

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【タイトル】超記憶の英単語 必須4500語がたちまち覚えられるマルチ暗記法
【著者】高川敏雄
【肩書】神戸製鋼所社員
【出版社】KKロングセラーズ(ムックの本)
【サイズ】新書
【ページ数】231頁
【目次】
はじめに
Aグループ
Bグループ
Cグループ
Dグループ
Eグループ
Fグループ
Gグループ
Hグループ
Iグループ
Jグループ
Kグループ
Lグループ
Mグループ
Nグループ
Oグループ
Pグループ
Qグループ
Rグループ
Sグループ
Tグループ
Uグループ
Vグループ
Wグループ
Yグループ
Zグループ
【初版発行年月日】1982年5月10日
【収蔵品発行年月日】1982年5月10日 初版発行
【収蔵品定価】730円
【入手困難度】★★★★★
【学力貢献度】★☆☆☆☆
【ヤフオク相場】5000円~
【鑑定額】105円
【代替参考書】
【コメント】
さらに遡って1982年、高川氏のおそらくデビュー作である単語集。学参としては他に「英単語アクセントの完全攻略」(篠崎書林)を残すのみで、この4部作以降はビジネス書ばかり(著者履歴から同一人物であることが確認された)を刊行している。この本だけが一般新書なので著者履歴がもう少し詳しく、当時は海外プロジェクト部門に所属していたことが記されている。3冊とも著者写真が同一だが、比較するとこの本だけ単独の証明写真で、語研の2冊は「社員証」からの転載(右下に割印の影が見える)なのも面白い。
基本的にはプロトタイプ「群群記憶の英単語」で、特徴的な3段組はこの時点で既に取り入れられており、「はじめに」で既存の単語集を腐す言い回しはそっくりそのまま「群群」に引き継がれている。
ただ、目次を見れば分かるように基本はABC順で、ある程度まで語根中心でまとまっているものの4つの暗記法のゴッタ煮状態で、赤の他人が見ても一読で理解できるものではなく、この点で「群群記憶」に大きく劣る。各グループにたまに付いている挿絵も、必ずグループの最後に置かれるため実際の単語とは離れていることが多く、覚えやすいごろ合わせを取り上げているわけでもないので、全く効果を認められない。
幻の参考書の著者だからといって全てが良書であるわけもなく、まだ習作の域を出ない本書はマニア以外手を出してはいけない毒劇物にあたる。

P.S.初歩中の初歩である著者名でググったら、ご本人のHPを発見。英単語記憶法として本書の一部がそのまま掲載されており、「群群記憶の英熟語」旧版の書影もある。
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by roudai | 2012-01-03 00:00 | 英語 | Comments(0)

収蔵品番号318 群群記憶の英熟語

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【タイトル】大学入試英単語句完成シリーズ 群群記憶の英熟語
【著者】高川敏雄
【肩書】神戸製鋼所社員
【出版社】語研
【サイズ】新書
【ページ数】302頁
【目次】
はじめに
本書の利用法
第1編 前置詞を中心とする熟語
 第1章 ATを中心とする熟語
 第2章 FORを中心とする熟語
 第3章 IN,INTOを中心とする熟語
 第4章 OFを中心とする熟語
 第5章 OFF,AWAY,FROMを中心とする熟語
 第6章 OUT,OUT OFを中心とする熟語
 第7章 ONを中心とする熟語
 第8章 UP,DOWNを中心とする熟語
 第9章 TOを中心とする熟語
 第10章 WITHを中心とする熟語
 第11章 その他の前置詞を中心とする熟語
第2編
 第1章 数量表現の熟語
 第2章 動詞+名詞[形容詞]の熟語
 第3章 All,DAY,WAYの熟語
 第4章 ONE,IF,...SELFの熟語
 第5章 NO,NOT,BUTの熟語
 第6章 AND,BY,ORの熟語
 第7章 AS,SO,MUCHの熟語
 第8章 MORE,LESS,THANの熟語
 第9章 準動詞の熟語
 第10章 THATの熟語
 第11章 会話の表現
索引
【初版発行年月日】1983年12月10日
【収蔵品発行年月日】1985年8月10日 第3刷発行
【収蔵品定価】750円
【入手困難度】★★★★★
【学力貢献度】★★★☆☆
【ヤフオク相場】3000円~
【鑑定額】3000円
【代替参考書】大西 泰斗/ポール・マクベイ「ネイティブスピーカーの前置詞」(研究社出版)
【コメント】
正月第2弾は同じく「群群記憶」シリーズの英熟語。こちらの方が先に刊行されており、「英単語」刊行に合わせてデザインが変わっている。旧デザインはベースがオレンジ色でイラストも違う。「英単語」の表紙にも太字で書かれている「画期的記憶術の秘」という言い回しが気になるが、辞書を引くと「秘密にして人に教えない薬の処」という意味で「正しい」そうだ。
英語の参考書を100冊も紹介していながら「英熟語」の本は「スーパー英熟語」1冊だけだったことに今回気づいた。今年はもう少し熟語集を取り上げていくことにしよう。
同じ著者であるから、「英熟語」も「英単語」同様に従来の英熟語集に喧嘩を売ることから始まる。ただ、英熟語集は英単語集と比較するとどの本も個性に乏しく、それが紹介数の端的な差に繋がったと思われるが、高川氏の取り上げる従来の熟語集の問題点は2つ(収録順と語数)だけに留まっている。
「英単語」と違い、「英熟語」は現在から見ても斬新なアイディアが取り入れられており、「群群記憶」の名前の由来(「英単語」はあまり「群」を意識した作りになっていない)である、前置詞「群」と熟語の意味による分類は高川氏オリジナルといっても良いほどである。
例文については「IとSheの織りなす物語」と豪語しているが、単に意味上「人」が主語になる熟語にそれらを当てはめただけで、訳も飯田師のように「オイラとあの娘」といった遊び心もなく、例文の最初から最後まで一連の物語になっている永見拓也「ポルノで英語がスイスイ学べる」といった職人技の域にまでは達していない。こうまで徹底されるとむしろ主語には熟語の意味と密接な関連のある固有名詞の方が暗記に適しているような気もしてくる。
それを差し引いてもこの本の個性は突出しており、英熟語集として出色の出来であることは間違いない。
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by roudai | 2012-01-02 00:00 | 英語 | Comments(0)

収蔵品番号317 群群記憶の英単語

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【タイトル】大学入試英単語句完成シリーズ 群群記憶の英単語
【著者】高川敏雄
【肩書】神戸製鋼所社員
【出版社】語研
【サイズ】新書
【ページ数】396頁
【目次】
はじめに
第1章 外来語を中心とする記憶法
第2章 ごろ合わせを中心とする記憶法
第3章 類型語を中心とする記憶法
第4章 語根を中心とする記憶法
索引
【初版発行年月日】1985年4月20日
【収蔵品発行年月日】1987年5月1日 第3刷発行
【収蔵品定価】800円
【入手困難度】★★★★★
【学力貢献度】★★☆☆☆
【ヤフオク相場】3000円~
【鑑定額】2000円
【代替参考書】
【コメント】
新年明けましておめでとうございます。
本年も歴史の彼方に消えた参考書たちを是々非々で紹介していきたいと思います。

毎年恒例の正月企画ですが、今年は冬コミがあったために若干手抜き(笑)で新書版3連発でお送りします。
まず、その第1弾。80年代半ば、彗星のように現れながら一部の参考書通にのみ知られ、最近ではオークションでもほとんどその姿を見かけることがなくなった幻の単語集。偶然だが本書で紹介した英語の本がちょうど100冊に達した。
著者の高川氏は神戸製鋼社員。1943年生まれなので出版当時は42歳。北大法学部卒業後、神戸製鋼に入社されたようなので、教育畑の人ではない。おそらく仕事で英語を使う立場から「単語・熟語の合理的、効率的な記憶法の研究」をされていた模様で、その精華がこの本である。
時系列で言うと2009年の正月に取りあげた「三大英単語集」の刊行後に出された本であり、「はじめに」では先行の3冊(や当時の人気単語集)を意識した記述がある。
 第2に「頻度順(出る順)配列の単語集」についても、ほぼ上(註・ABC順配列をする単語集)と同じこと(註・最も労多く、功の少ない方法)が言えよう。頻度順に覚えることは、重要なものから覚えるという点で一見合理的な方法のように思えるかも知れない。しかし、これは単語相互間に有機的な関係のない場合に初めて言えることであり、単語間の有機的な関連性をメチャクチャにする点ではABC順配列よりも無意味な配列であるといってよい。(中略)その上、頻度順(出る順)というのは、過去の何百、何千という試験問題を材料として、そこに含まれる単語の頻度を数えたものであるから、読者が受ける多くても数回の試験問題に出る単語とはその頻度が一致するはずもない。(中略)頻度などは、精々3つに分けておけば十分だというのが、筆者の結論である。頻度順(出る順)配列の単語集の人気の高いのは事実ではあるが、この配列のナンセンスなことにそろそろ気づいてもよいように思う。
 第3に「単語を名詞、形容詞、動詞」と言った品詞ごとに分けたり、さらにもう一つ手を加えて頻度順とのミックスにした単語集」もある。しかし、この区分も筆者には理解不能である。英語においては、単語が同型のまま名詞でもあり、形容詞でもある例は枚挙にいとまがない。従って、名詞だと思っているとどうしても意味、辻つまの合わない文章が、動詞に使われていることが分かった途端に意味が通じたといった経験は誰もがあるだろう。あらかじめ、品詞にとらわれることは危険なことなのだ。(中略)以上見た、3つの型の単語集は、暗記の工夫という点ではほとんど何もないと言わざるをえないのである。
これに対して第4の「ごろ合わせによる単語集」はかなり効果的である。(中略)ただ、この方法は暗記のための工夫という点では有効なものの、残念ながらすべての単語をこの方法でマスターすることは事実上不可能である。つまり、単語集の3条件の第1、必要十分な量を満たすことは出来ないのである。もっともある本では数千語をマスターできるとしているが、これもごろ合わせをした単語に、同意、類義、反意語を数個ずつつけたもの、つまり、ごろ合わせと意味上似たものを集める、という2方法を合体させたもので、ごろ合わせだけで数千語を覚えさせるものではない。(中略)
 第5の「語源を利用した単語集」は、最も学問的、正統的なものであり、複雑な意味を有する単語(複構造語)の大部分はこの方法で記憶できる。さらに、語源の知識を持っていると、ごろ合わせ等とは異なり、類推、応用がきくから将来の単語力の一層の増強に大いに役立つという利点がある。しかし、語源の構成要素である接頭語、語根、接尾語の取り上げ方、特に語根の説明が不十分なものが大部分であり、はなはだしいものに到っては、わずか2、30の語根しか取り上げていない(註・本書の語根は389)。(中略)
第6の「意味やテーマ毎に単語を分類して配列する単語集」もかなりあり、中には「奇跡」的な記憶法だと主張する本もあるくらいだ。しかし、この方法が記憶のために有効であるかどうかはかなり疑わしい。確かに、中学校で初めて英語を学びだした時には、月や週、数、色等をまとめて覚えた経験があるが、英単語では同語根のものや、わずかの例外的なものを除いては意味と綴り字、つまり形との類似は全くと言ってよい(中略)ましてや表音文字である英単語においては、意味ごとにまとめたからといって、効率的に覚えられるとは思えない。(中略)
 第7の「連語、つまり2つの単語を句として覚える単語集」は、例えば、「公式訪問」としてofficialとvisitの2語を一度に覚えようというものであるが、これもほぼ意味、テーマ別の覚え方の同じことが言え、初出の単語の記憶法ではないと思う。(中略)
 第8の「漫画、イラストによる単語集」は、最近の漫画ブームを反映してか、かなり見られるようである。しかし、この類の本が単語の暗記に役立たないことは多言を要しないだろう。漢字のように絵文字的要素のあるものとは異なり、英単語の綴りとその外見とは何の相関もない。したがって、smileという単語に笑い顔を、cryに泣いている顔の絵をつけても、英文を読んでいる時に絵を伴うはずもなく何の効果もあるまい。(中略)
(本書6~12頁・太字引用者)
参考書マニアの方なら筆者が何を念頭に置いているのか逐一分かって笑いを禁じ得ないだろう(分からない方のため、推定される単語集にリンクを張った)。いささか相手を腐す際に我田引水的な決めつけをしている(記憶術の本と単語集を同列に扱ったり、単語集の付録の一部に全てを求めたりする所など)のは少し卑怯だが、売らんかなの前口上である以上ある程度は仕方ないか。
これらの考察から、筆者は弁証法的なオリジナルの方法を編み出すのではなく、エエトコドリで「ごろ合わせ」「語源」「類型語」「外来語」の4つの方法を用いて本書をまとめている。この辺が素人故の融通無碍さとして、凡庸な語源本しか出せない小池直己とは違うところである。

本書の特徴として挙げられているのは
1.6000語レベルの単語の選択
2.記憶法に基づいた4章構成
3.ページを3コラムにする見やすいレイアウト
4.3つの頻度区分
の4点で、3.が若干分かりづらいが、新書版横書きでありながら1ページ3段組(単語・暗記法・意味)という珍しいレイアウトで、この点についてはこの本独自(後に中身は違うが井川治久・小貝勝俊「マル秘英単語1234」で同様の組み方をしていたはず)と言ってよいだろう。ただ、これが「見やすいレイアウト」か?と問われれば疑問に思う(安藤達朗「日本史講義」に比べればマシなレイアウトだが・笑)。
4章構成とは言え、3章までが100頁少々でメインの第4章だけで200頁以上あることからも「語根」中心の単語集と言える。個人的に英単語のごろ合わせは百害あって一利なしと思っているので、語根の第4章ではごろ合わせを援用しない方がスマートだと思う。
収録語数が多いため網羅率は高いものの、最近の単語集のように試験に出るパターン(語法で出るのか解釈で出るのか)などはアクセント問題対策程度しかないため、暗記法の本と割り切れば今でも十分使い道はある。
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by roudai | 2012-01-01 00:00 | 英語 | Comments(0)