浪人大学付属参考書博物館

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昔の大学受験参考書を展示する私設博物館です。

by roudai
更新履歴
2017/04/08
春のイベントのお知らせに通販状況を追加しました。

2017/04/01
春のイベントのお知らせに当日の注意事項を追加しました。

2017/1/29
収蔵品番号222
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2016/9/24
収蔵品番号420
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2016/8/13
収蔵品番号467
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2016/7/23
収蔵品番号200
の復刊情報とレビューを追記しました。

2016/06/12
発行書籍番号006
の紹介記事を追記しました。

2016/03/23
収蔵品番号353
の代替参考書を変更しました。

2016/03/20
収蔵品番号470
収蔵品番号463
収蔵品番号456
収蔵品番号449
収蔵品番号414
収蔵品番号407
のレビューを公開しました。

2016/02/29
収蔵品番号505
収蔵品番号502
収蔵品番号460
収蔵品番号454
収蔵品番号410
収蔵品番号409
収蔵品番号405
のレビューを公開しました。

2016/02/14
収蔵品番号477
のレビューを公開しました。

2015/09/07
夏コミ新刊の通販を開始しました。旧刊も在庫ありです。

2015/08/29
収蔵品番号392
の復刊情報を追加しました。

2015/08/10
収蔵品番号452
収蔵品番号451
収蔵品番号450
収蔵品番号448
収蔵品番号447
収蔵品番号446
収蔵品番号445
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2015/08/01
発行書籍番号010
発行書籍番号008
発行書籍番号007
の改訂版情報を追記しました。

2015/06/01
収蔵品番号486
収蔵品番号487
収蔵品番号488
収蔵品番号489
収蔵品番号490
収蔵品番号491
収蔵品番号492
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2015/05/10
収蔵品番号478
収蔵品番号484
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2015/05/05
収蔵品番号472
収蔵品番号474
収蔵品番号475
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2014/11/30
収蔵品番号394
収蔵品番号399
収蔵品番号400
収蔵品番号402
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2014/10/14
収蔵品番号398
収蔵品番号397
収蔵品番号396
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2014/8/26
発行書籍番号011
発行書籍番号012
の委託販売を開始しました。

2014/6/7
収蔵品番号376
収蔵品番号150
収蔵品番号103
の代替参考書を変更しました。

2014/4/29
収蔵品番号434
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2014/04/19
収蔵品番号430
の代替参考書を変更しレビューに情報を追記しました。

2014/03/30
収蔵品番号357
の電子版復刊情報を追加しました。

2014/3/25
収蔵品番号433
収蔵品番号432
収蔵品番号431
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2014/02/26
収蔵品番号086
収蔵品番号347
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収蔵品番号377 英語長文 例の方法

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【タイトル】英語長文例の方法
【著者】有坂誠人
【肩書】代々木ゼミナール講師
【出版社】ごま書房
【サイズ】新書
【ページ数】240頁
【目次】
プロローグ
1章 例の方法<5つの原則>
 例の原則1 共通する"単語のカタマリ"を見つけて、印をつけろ
 例の原則2 本文中と同じ言いまわしを使っている選択肢を探せ
 例の原則3 文章の構造が似ている"選択肢グループ"をチェックしておけ
 例の原則4 "同義語""縁語""反意語"に印を付けて、選択肢を絞り込め
 例の原則5 日本語の選択肢は、意味が通じるかどうかを考えて読め
2章 例の方法<7つの視点>
 例の視点1 選択肢を読むときは、つねに"常識"を働かせろ
 例の視点2 下線部の直前の英文と、選択肢の文章を見くらべてみろ
 例の視点3 あまりにも"素朴"な直訳には、飛びつくな
 例の視点4 選択肢のなかに、"孤独な印象"を与えるものがあったら要注意
 例の視点5 「むしろ」や"二重否定"など、深みのある表現に注意しよう
 例の視点6 選択に迷ったら、辞書での解説が多そうな単語を含む選択肢を選べ
 例の視点7 選択肢が、プラス・イメージか、マイナス・イメージかを判断しろ
3章 設問タイプ別<例のアプローチ>
4章 得点力アップ<例の読解法>
5章 合格圏突破<例の演習>
6章 実力倍増<例の勉強法>
【初版発行年月日】1990年12月30日
【収蔵品発行年月日】1995年8月1日 第12刷発行
【収蔵品定価】定価900円(本体874円)
【入手困難度】★★★☆☆
【学力貢献度】★★☆☆☆
【ヤフオク相場】1500円~
【鑑定額】900円
【代替参考書】津田秀樹「センター試験マル秘裏ワザ大全 英語 2013年度版」(洋泉社)
【コメント】
代ゼミでは現代文・古文を担当していた有坂師がその「例の方法」のノウハウを英語に応用した本書は「著者コメント」に「英文法による解説はいっさいしていない」と豪語するように、徹底して文法用語が取り除かれている。
全くデキない生徒か、偏差値60以上のある程度デキる生徒なら本書を読んで入試英語に開眼して短期間で成績アップする可能性があるが、一番のお客さんである平均レベルの生徒がこれを盲信すると覿面に成績がダウンするという使い方の難しい劇薬である。
代替参考書のようにひたすら行き当たりばったりのパターンを並べ立てて読者を混乱させるようなことはなく、数を絞って原理原則をまとめてくれる点はさすがにベテランの仕事である。「例の方法」という名前を冠しているために色眼鏡で見られがちだが、目次を見れば分かるように普通の読解テクニック集と同レベルの内容も多く、「情報信ずべし、信ずべからず」程度の姿勢で接すればそれなりに効果はある。最後の<例の勉強法>は直前期に「最後のお願い」で購入した読者には何の効果もない(笑)が、通年での英語学習の指針として役立つアドバイスがまとめられている。
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by roudai | 2013-01-28 00:00 | 英語 | Comments(0)

収蔵品番号376 野島のセンター攻略日本史B

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【タイトル】野島のセンター攻略日本史B
【著者】野島博之
【肩書】駿台予備学校日本史科講師
【出版社】東京書籍
【サイズ】A5
【ページ数】180頁
【目次】
第1章 原始・古代
1 国家の形成はどのように進んだか
2 律令国家はどのような展開をみせたか
3 貴族政治は社会をどのように変えたか
4 古代の文化にはどのような特徴があるか
第2章 中世
1 武士の社会はどのように成長していったか
2 武士の社会はどのように変化していったか
3 中世の文化にはどのような特徴があるか
第3章 近世
1 幕藩体制の確立はどのように進展したか
2 幕藩体制はどのような展開をみせたか
3 幕藩体制はとのように動揺・衰返していったか
4 近世の文化にはどのような特徴があるか
第4章 近代
1 日本は近代の圧力にどのように対応したか
2 近代国家日本はどのように行動したか
3 成長した日本はどのような問題に直面したか
4 近代日本の挫折はどのように進行したか
5 近代の文化にはどのような特徴があるか
第5章 現代
1 日本の占領はどのように進展したか
2 独立を回復した日本はどのような変化をみせたか
3 現代の世界と日本はどうなっているか
【初版発行年月日】2000年9月18日
【収蔵品発行年月日】2000年9月18日 初版発行
【収蔵品定価】本体1000円(税別)
【入手困難度】★★★★☆
【学力貢献度】★☆☆☆☆
【ヤフオク相場】2000円~
【鑑定額】200円
【代替参考書】野島博之「野島の日本史B最速要点チェック」(東進ブックス)
【コメント】
現・東進ハイスクール講師の野島師が駿台時代に出したセンター向け参考書だが、明らかにセンターを逸脱した記述が多く看板に偽りあり。センターに正誤問題が多いということで本文中唐突に「誤文」が出てくるが、長年入試問題を見てきた館長の眼から見て「そんな出題あり?」と思うような筋の悪い「誤文」が多い。
いくら山田師に「間違ったことをおぼえるのは何もおぼえないよりはマシ」と言われても、以下のような「センター試験に出そうもない誤文」を本文に混ぜるのはどうかと思う。
平城京は、中央につくられた朱雀大路によって、東の右京と西の左京に分けられていた。(23頁)
→右と左が逆だがこれって頻出問題?

嵯峨天皇は天皇の秘書官として令外官を新設し、その長官に藤原冬嗣らを任じた。(26頁)
→蔵人は令外官なのでセンター試験でこれを「誤文」と言いきれるか?

平清盛は、大和田泊を修築して新たに宋との貿易を開始した。(34頁)
→宋との交流は清盛以前からあった

文化面で国風化が進んだのは、遣唐使の廃止により、大陸との関係が閉ざされたからである。(38頁)
→対外交流は続いており閉ざされてはいない

足利義満は、京都に花の御所を構えたが、経済の中心地である京都の施政権を公家側から奪うことはできなかった。(52頁)
→義満は施政権・徴税権も幕府に一元化している

新政府による最初の会合で、徳川慶喜に改めて将軍職を辞退するよう命じる決定がなされた。(97頁)
→辞官納地の「官」とは内大臣のこと

最初の政党内閣に代わって内閣を組織した山縣有朋は、政党との協力を一切排除して地租増徴を実現した。(114頁)
→山縣は一時憲政党と提携している
確かに誤文は誤文なのだが「センターで出る」か?と聞かれればNoと答えざるを得ない。少なくとも満点狙いの生徒以外には必要ない。

また、毎度イラッとさせられるのが、高句麗・新羅・百済・任那と出てきたらコグリョ・シルラ・ペクチェ・イムナといちいち現地読みのルビを振らずにはいられない「近隣諸国条項」遵守っぷり。センターで読みを問われることなど100%無いのに高麗にコリョ、李舜臣にイスンシン、金玉均にキムオッキュン、安重根にアンジュングンと朝鮮絡みの用語はこれ見よがしに現地読み優先でルビが振られている。
支那人は孫文にスンウェン、袁世凱にユワンシーカイ、毛沢東にマオツォトン、蒋介石にチャンチェシーだが、溥儀はふぎ、段祺瑞はだんきずい、汪兆銘はおうちょうめいと日本寄りの人物には現地読みのルビを振らない偏りが見て取れる(他に裴世清・李鴻章も)。

他にも安藤師以来の駿台日本史の伝統なのか、
和同開珎…708(和銅元)年に鋳造。以後、律令国家のシンボルとして、958年の乾元大宝まで合計12種類の銭貨(皇朝十二銭)がつくられたが、その流通は限定的で本格化しなかった。(23頁・以下赤字原文ママ)
→皇朝十二銭が律令国家のシンボル?
この時代(延喜の治)には、最後の六国史(→『日本三代実録』)や最後の格式(→『延喜格式』)が編纂されるなど、律令体制の衰退を象徴する出来事が相次いだ。(28頁)
→最後の○○が衰退の象徴ならその先は何なのか?
この時代(北山文化)、武士は文化の担い手へと成長していきますが、まだ独自性を示すには至らなかったといえるでしょう。(62~3頁)
→鎌倉文化は武家独自の文化ではないのか?
慶安の触書(1649年【☞史】)…日々の消費生活に関わることまで細かく規制した農民心得書。「年貢さへすまし候得ば、百姓程心易きものはこれなく」の一節は有名。(72頁)
→有名か?
生類憐みの令の意図…生類すべてを幕府の管理下におこうとする政策の一環だったと考えられている(77頁)
→な、何だってぇ!
鳩山一郎内閣退陣後、岸信介は自由民主党の総裁選挙に勝利して首相になった。

上の文章は、「自由民主党の総裁選挙に勝利して」の部分が誤りです。ここで岸信介について、少し説明しておきましょう。岸は、戦前から経済官僚として満州国などで活躍し、東条英機内閣の閣僚もつとめました。戦後、A級戦犯容疑者として逮捕されて3年間の獄中生活を送っています。結局、不起訴・釈放となった岸は、政治活動を再開して衆議院議員に当選し、1956年には石橋湛山と自由民主党総裁の座を争います。総裁選挙に勝利したのは石橋湛山の方でした。しかし、この石橋内閣が首相の病気により短命に終わったため、1957年、岸は首相就任を果たすことになったのです。(167頁)
→誤文を正すのなら「岸信介→石橋湛山」ではないのか?
といったヘンな決めつけや思い込みも散見する(最近の教科書の記述自体がこうなっているのかもしれないが)。

最初から読んでいて上の慶安の御触書あたりでハタと気づいたが、本文の99%が活字で、図版と言えるのは備中鍬・千歯扱・唐箕・千石どおしのイラスト(と章ごとの下手くそな似顔絵)だけ。表紙に南蛮屏風や大仙陵古墳の写真が使われているが、本文中に一切写真はない。応仁の乱などの人間関係図もなく、暗記法も皆無。史料や系図は全て他を参照しろという徹底した他力本願ぶり。

只ひたすら「読めばわかる」とばかりに「まとめ→解説」の一本調子でたった180頁とはいえ読み切るには相当の根気が必要だ。冒頭の「スーパー受験生になる!」で「何でもいいから頭に突っ込めというタイプの、受験生を『バカ』にする教育が、いまだにはびこっています。」と嘆く野島師の対案がこれなの?という無手勝流ぶりには苦笑するしかない。

もしセンター向けではなく国公立の記述向けという名目なら多少評価も変わるが、センター向けという点に関しては利より害が勝る駄本と言える。

[追記]
野島師が東進ブックスから本書の後継と見られる内容の本を出したので代替参考書を変更した。フルカラーになり、写真・図版は充実したが訳の分からない正誤判定文は相変わらず。
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by roudai | 2013-01-21 00:00 | 社会 | Comments(0)

収蔵品番号375 マル秘古典文法らくらく暗記するだけ

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【タイトル】マル秘古典文法らくらく暗記するだけ
【著者】小貝勝俊
【肩書】早稲田大学第一文学部卒
【出版社】新声社
【サイズ】新書
【ページ数】231頁
【目次】
PART1 データが示す本書の効果
PART2 本書を利用した効果的な勉強法
PART3 マル秘古典文法らくらく暗記術7(セブン)
PART4 古典文ノートの作り方
索引
助動詞の活用一覧表
【初版発行年月日】1990年9月10日
【収蔵品発行年月日】1990年9月10日 初版発行
【収蔵品定価】780円(本体757円)
【入手困難度】★★☆☆☆
【学力貢献度】★☆☆☆☆
【ヤフオク相場】700円~
【鑑定額】105円
【代替参考書】土屋博映「土屋の古典文法88」(代々木ライブラリー)
【コメント】
井川師の大学時代の友人で同じ早稲田予備校講師の小貝師(現在は英語講師)の処女作。「早大マル秘100%合格作戦」同様、一浪して早稲田に受かっているのに「現役だから教えられる」(この本が出た時点で早稲田予備校に奉職しているはず)、古文の参考書なのに「早稲田・慶応らくらく突破」(慶応の入試に古文は必要ない)とJAROに訴えてやりたくなるレベルの誇大広告(笑)。

井川師の「ブタさんシリーズ」は原秀行尊師の影響を強く受けているものの他の参考書にない内容だったのに対し、こちらは普通の古典文法の教科書と全く変わらない平凡な内容。単に「気合いで古典文法を丸暗記する」本であり、ゴロやまとめの巧さといった点も全く無い駄作。同じ年に出版された土屋師の代替参考書(Amazonでは新刊品切れだがライブラリーから通販で入手可能)と比べると同じ新書版でもプロとアマの差がハッキリ出ている。

だいたいPART4の古典ノートの作り方の最後の頁に「■古典文読解の二大テクニック」なる見出しを付けておきながら、その内容といえば
<1>人間関係を考える
<2>全体の趣旨と段落ごとの内容を把握する
という「どこがテクニックやねん!」という腰砕けぶり。消えるべくして消えた迷作と言える。
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by roudai | 2013-01-14 00:00 | 国語 | Comments(3)

収蔵品番号374 センター試験攻略法

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【タイトル】東大生がすすめるセンター試験攻略法
【著者】通信勉強指導塾アテネ東大生講師グループ
【肩書】
【出版社】ごま書房
【サイズ】新書
【ページ数】185頁
【目次】
第1章 センター試験突破計画
     ―いつから、何を、どうやるか―

第2章 誰も教えてくれなかった科目別攻略法
     ―センター試験必勝勉強法のポイント―
英語攻略法
数学攻略法
国語攻略法
理科攻略法
社会攻略法

第3章 センター試験"本番力"のつけ方
     ―直前期・本番での心がまえ―
 本番まえにかならず一回シミュレーションをしておく
 試験会場が決まったら、かならず下見をしておく
 試験当日は、着脱しやすいものを着ていく
 カバンは両手か自由になるもの、時計はアナログを装備する
 昼食は、会場近くのコンビニなどで手当てしようなどと考えるな
 チョコレートとバナナをバッグのなかにひそませて行け
 長い休憩時間には"ちょい寝"が有効
 休憩時間は、友だちとすごさず一人でいたほうがいい
 消しゴムは、プラスチック系のカスのまとまるタイプがいい
 マークシートは、シャープペンよりも鉛筆のほうが便利
 センター試験を、二次試験の予行演習のつもりで受けるな

第4章 センター試験後のすごし方
     ―センター試験の結果を、二次試験にどう生かすか―
 二日目の試験がはじまるまえに、一日目の試験の自己採点などするな
 自己採点データは、できるかぎり多くの予備校へ持っていく
 予備校のデータ分析は、予備校の特徴も加味して生かす
 ひとロに「足切り」といっても、大学によって違うことを知っておく
 二次試験までの四〇日のすごし方
 二次試験までの間には、予備校の直前模試が有効
【初版発行年月日】1996年11月30日
【収蔵品発行年月日】1996年11月30日 初版第1刷発行
【収蔵品定価】本体922円+税
【入手困難度】★★☆☆☆
【学力貢献度】★☆☆☆☆
【ヤフオク相場】105円~
【鑑定額】105円
【代替参考書】福井一成「センター試験 超 ラクラク突破法 2014年版」(エール出版社)
【コメント】
3が日の特集のため定例の受験情報がちょっと遅れてしまったが、丁度センター試験2週間前ということで、センター試験対策の本を取り上げる。この時期、受験生が当博物館なんかを見ているようではお先真っ暗なのだが(苦笑)。

東大生であれば、センター試験900点満点で720点(実際に受かるにはそれ以上)取っていることが必要条件なので、当然全員がセンター試験のスペシャリスト(?)であるはずだが、例によって例のごとく、なるほどと感心させられるノウハウは皆無で、第1章には
第一志望校かセンター参加していない私大を受験するなら、センター対策に時間を割くな
センターのみで合否の決まる大学は、高得点を覚悟しておく
といった、東大生のキミらはそんなこと考えたこともないでしょ?といった守備範囲外っぽい内容まで含まれている。本文に「東京大学」の足切りクリアに関する具体的ノウハウもなく、本当は東○大生なんじゃないの?という疑念が頭を離れない。そもそもこの「通信勉強指導塾アテネ」自体、「東大銀杏学舎」同様実在が疑われる集団で、直接の連絡先(所在地)は掲載されず、今ググってもやっつけ仕事の放置されたHPにしかたどり着けない。

閑話休題。第2章に各教科の攻略法なるものも載っているが、理数系が充実しているのに対し、国語が壊滅的な内容(わずか新書5頁分、数学は同13頁分)で、英語と社会は程々。

多少評価出来るのは第3章、第4章で、あと2週間からでも手が打てる内容になっているため表題を全て書き抜いておいた。

ただ近頃「糖質制限」にハマッている館長の経験から言えば、試験会場にチョコレートやバナナなどの糖質のカタマリを持ち込むからチョイ寝が必要なんじゃないの?という気がする。試験当日の弁当を事前に用意するのは当然として、おにぎりや丼物なんて眠気の元にしかならないので、おかずだけ持って行った方が良いと思うが。

意外とセンター全般に関してのノウハウ本は少なく、現役本では福井氏の本くらいか。こちらはケレン味が強いので好き嫌いがハッキリ分かれそうだが。
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by roudai | 2013-01-08 00:00 | 受験情報 | Comments(6)

収蔵品番号373 ホーム予備校・数学/理系数学

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【タイトル】大学入試攻略ゼミ ホーム予備校・数学/理系数学
【著者】矢木哲雄
【肩書】代々木ゼミナール講師
【出版社】コアフィールド
【サイズ】VHS(90分×13/90分×6)+バインダー3冊
【ページ数】146頁+123頁+116頁
【目次】
数学
UNIT 1. 式をみる目
UNIT 2. 方程式を解く
UNIT 3. 恒等式と不等式
UNIT 4. 絶対値記号と数の大小
UNIT 5. 二次関数・対数と三角関数
UNIT 6. 三角関数と加法定理
UNIT 7. ベクトルと図形
UNIT 8. 空間図形とベクトル
UNIT 9. 行列から1次変換へ
UNIT 10. 不動直線と回転・対称変換
UNIT 11. 漸化式と数列
UNIT 12. 微分の利用
UNIT 13. 積分の利用
理系数学
UNIT 14. 関数の極限
UNIT 15. 微分の応用
UNIT 16. 積分計算の基本
UNIT 17. 定積分と不等式
UNIT 18. 面積・体積・弧の長さ
UNIT 19. 微分方程式を解く
【初版発行年月日】1980年?
【収蔵品発行年月日】1984年
【収蔵品定価】?円
【入手困難度】★★★★★
【学力貢献度】★★★☆☆
【ヤフオク相場】30000円~
【鑑定額】30000円
【代替参考書】
【コメント】
毎年、正月三が日の特集に何を取り上げるのか悩むのだが、今年はビデオ教材特集と決めたのが遅すぎたため、新たに一からビデオを見直す時間が無くて既に視聴済の「ホーム予備校」の連発になってしまった。正直な話、あとどれだけこのBlogを続けられるのか(ネタには困っていないが執筆時間的に)と思うことが一再ならずあり、新旧「ホーム予備校」の比較などを書けるのもこのタイミングしかないと思ったからということもある。
前回取り上げた「ホーム予備校」はVERSIONⅡだったが、今回のはそれよりも前に作成されたもので、矢木師もだいぶ若々しい。
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VERSIONⅡを初めて見た時、こんなに白髪があったかな?と思ったが、この版はVERSIONⅡから6~10年前の映像なので当然と言えば当然である(この頃から青のチョッキが変わらないことも感動的だが)。
何よりVERSIONⅡと違うのは、1本あたりの時間数で、同じ文系範囲にもかかわらず旧版は19時間半(90分×13本)、VERSIONⅡは15時間(60分×15本)と4時間半もの違いがある。しかも、VERSIONⅡは理系数学の担当がパッケージ画像にあるように諸橋実師(代ゼミ→河合塾)に替わっている(90分×5本)が、旧版は理系数学も矢木師が担当(90分×6本)している。
こちらを見てからVERSIONⅡを見直すと、時間制限のためかやや口調が早口なのと(それでも余談に走るところはさすがだが)、少し難しめの問題が省かれているのが分かる。オープニングだけやけに気合いの入ったCGだが、板書部分は全て紙に書いたものを黒板に貼り付けた簡素な作りというのが時代を感じさせる。
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理系数学に入るとなぜか教壇の前に「ビデオ予備校」の文字が。恐らく更に前の版である「ビデオ予備校」からそのまま使い回しているのだろう。こちらもVERSIONⅡより1本多い(範囲外の微分方程式が含まれるため)。
どちらも最後に時間調整のためか環境ビデオのような映像が若干含まれているが、UNIT 1.だけ「神宮外苑を走る矢木師」という超お宝映像が流れる。
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テキストはページ数が少ないものの内容はほとんど同じで、VERSIONⅡでは演習問題扱いされていたものが講義に取り込まれている程度の違いしかなく、旧版の価値は理系数学にあると言える。
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by roudai | 2013-01-03 00:00 | 数学 | Comments(0)

収蔵品番号372 ホーム予備校 VERSIONⅡ・数学

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【タイトル】大学入試攻略ゼミ ホーム予備校 VERSIONⅡ・数学2ndステージ入試基礎/3rdステージ入試実戦
【著者】矢木哲雄
【肩書】代々木ゼミナール講師
【出版社】コアフィールド
【サイズ】VHS(60分×5/60分×10)+バインダー2冊
【ページ数】128頁+253頁
【目次】
2ndステージ
第1講 式の見方
第2講 方程式と不等式
第3講 恒等式と絶対不等式
第4講 2次関数の扱い方
第5講 確率と三角比
3rdステージ
第1講 三角関数の扱い方
第2講 対数と複素数
第3講 図形と式・2項定理
第4講 漸化式と数列
第5講 ベクトルと図形
第6講 空間座標とベクトル
第7講 行列計算の扱い方
第8講 ベクトル表示式と1次変換
第9講 微分の利用の仕方
第10講 積分の利用の仕方
第11講 複素数平面(ビデオ講義なし)
【初版発行年月日】1990年
【収蔵品発行年月日】1990年
【収蔵品定価】?円
【入手困難度】★★★☆☆
【学力貢献度】★★☆☆☆
【ヤフオク相場】3000円~
【鑑定額】5000円
【代替参考書】
【コメント】
ビデオ教材といえばやはりこの「ホーム予備校」シリーズを取り上げざるを得ないだろう。
最近は坂田アキラ師の参考書にDVDが付いてしまうご時世だが、予備校バブル絶頂期に古藤事務所プロデュースでコアフィールドなる教材会社から販売されていたのがこの「ホーム予備校」シリーズだ。ビデオテープとテキスト、そして復習用のプリントとセットで販売されていたようだが、価格は不明。同時期に他社から出ていた教材ビデオの価格が1教科あたり10万円を越えていたそうなので、この内容と本数を考えれば同様かそれ以上の価格と思われる。現在は教材会社が倒産したためかオークションに格安で出品されるケースを散見する。

講師の人選は古藤事務所によるものだろうが、本作しか映像化されていない講師も多く貴重な映像資料である。特に矢木師は公刊したものがほぼ皆無(「アルファ」連載分と「VIDEO SCHOOL 三角関数の基礎」程度)のため、世間的知名度はこの中で最も低いと思われる。
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内容は2ndステージが数学Ⅰ、3rdステージが基礎解析・代数幾何の範囲で、レベルとしては単科の1学期までくらいの問題が収録されている。とはいえ「実力アップ数Ⅰゼミ」の看板である「不等式をはやく解く」や夏期講習の「理系数学ゼミ」の看板である「グラフをはやく描く」といった内容もカバーされており、矢木師のお約束である高尚な雑談(笑)もあって「All About 矢木数学」といった観がある。時代もあってCGによる問題表示もあるが、一部板書もあり、かつての受講者には懐かしいあの書体も楽しめる。
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当時半年分の単科が1つ3万円だったことを考えれば現在の相場は(VHSで視聴することが難しくなっているとはいえ)だいぶ安いことになる。
現在も2004年に作成された「数学Ⅱ」の内容を個別指導塾アイリスのサンプル動画や徳育社のサンプル動画で視聴できるが、同様の内容ながら範囲はかなり狭くレベルも基礎向けに落とされている。
あえて不満を挙げれば矢木師の授業の傾向でもあるのだが、整関数の微分・積分(特に積分)の分量が極めて少ない事と「空間座標とベクトル」の最後が尻切れトンボ(付属のテキストにキチンと書かれているが)な点か。
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by roudai | 2013-01-02 00:00 | 数学 | Comments(0)

収蔵品番号371 スーパー英文読解法[入門編]

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【タイトル】表三郎のビデオ講義スーパー英文読解法[入門編]
【著者】表三郎
【肩書】駿台予備学校関西校英語科顧問
【出版社】論創社
【サイズ】VHS(120分1本・コピーガードあり)
【目次】
講義その1
講義その2
講義その3
講義その4
講義その5
講義その6
【初版発行年月日】1995年4月10日
【収蔵品発行年月日】1995年4月10日
【収蔵品定価】12360円(本体12000円)
【入手困難度】★★★★★
【学力貢献度】★☆☆☆☆
【ヤフオク相場】60000円~
【鑑定額】2000円
【代替参考書】表三郎「スーパー英文読解法」上(論創社)
【コメント】
以前に参考書をご紹介したが、今回は講義テープとは別に発売されていたビデオ教材をご紹介する。
2年ほど前にAmazonの棚卸しで発掘されたのか新品で売られていて清水の舞台から飛び降りる思いで購入したが、最近のオークションではベラボーな値段が付けられている。
そもそも、テキストの方が1991年2月に上巻を出版しながら、下巻が1994年3月にようやく出版され、それから遅れること1年でカセット10巻(①②③④⑤と⑥~⑩セット)が完結し、翌月最後に出たのがこのビデオ教材だ。長らくこのビデオの中身がわからなかったが、パッケージの裏には上巻の1~20頁の内容を120分(20分×6)に渡って解説していると書いてあった。
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確かに1~20頁の内容と重複するがウエイトの置き方はだいぶ違っていて、ビデオにしか載っていない内容もあり関西駿台英語科のドンの話芸を愉しむことが出来る。
例えば、講義その1では、
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世の中に沢山の参考書が出ているけれども「いくつあります」というのは、大体そのあなた方が膨大な数だったら覚えられないという拒否感を持って外国語を勉強しています、その時にこれはいくつだよ、例えば700個だよとかね、10個だよとか、いや、冗談で555だよ、とかね、そういうふうなことを言うと。そうするとどういう権利でもってその構文をいくつと、誰が何によってどういう権利でもって決めたのか。この辺を考えてみればいいんですよ。そうすると大抵そのあたりの本はまずウソに近いなぁということがわかってきます。(中略)いくつあるのかということを言っている人、たとえば700だったら700ということを言っている人が、その人がこの構文は難しいねと思った、それだけのことなんです。従って誰かさんの頭を通じて700個と決められている。僕は構文がいくつあるなんてことを言う悪い趣味は持っていない人間ですので構文がいくつあるとは言いません。ですから、これが構文の読み方なんだ、これが意味内容の読み方なんだ。そういうお話に焦点を向けたいんだ、ということなんですね。(中略)たとえばその700個の構文の本を一生懸命憶えている学生というのは可愛そうですねぇ、(言語以前の合図しか使えない)サルと同次元のことをやりながらサルよりも頭が良くなければならないというね、こういう風な無残な姿になりますね。それが戦前から戦後にかけて行われてきた日本の教育の実態ではないか。
と矢木師の「8000万」のように「700」にこだわり続けるあたりは爆笑モノだ。

内容としては春期講習や通年の1回目のオリエンテーリングといった感じで、実際に英文を解説するシーンは講義その6の最後になって申し訳程度に上巻8~9頁の一文を解説するだけで後は理論とその背景概念を軽く語るだけである。
だから表三郎の講義とはどんなモノだったのか、ということを期待して大枚を叩いた人にとってはだいぶ残念な内容である。

エンディング直前になって表師の口から次回作の構想が披露され、エンドロールにも「特殊構文編」の予告が出ているがこれはついに出なかったのだろう。ただ、「和文英訳法」が突如再版したように、論創社は何が起きても驚けないが。
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by roudai | 2013-01-01 00:00 | 英語 | Comments(0)