浪人大学付属参考書博物館

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昔の大学受験参考書を展示する私設博物館です。

by roudai
更新履歴
2017/04/08
春のイベントのお知らせに通販状況を追加しました。

2017/04/01
春のイベントのお知らせに当日の注意事項を追加しました。

2017/1/29
収蔵品番号222
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2016/9/24
収蔵品番号420
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2016/8/13
収蔵品番号467
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2016/7/23
収蔵品番号200
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2016/06/12
発行書籍番号006
の紹介記事を追記しました。

2016/03/23
収蔵品番号353
の代替参考書を変更しました。

2016/03/20
収蔵品番号470
収蔵品番号463
収蔵品番号456
収蔵品番号449
収蔵品番号414
収蔵品番号407
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2016/02/29
収蔵品番号505
収蔵品番号502
収蔵品番号460
収蔵品番号454
収蔵品番号410
収蔵品番号409
収蔵品番号405
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2016/02/14
収蔵品番号477
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2015/09/07
夏コミ新刊の通販を開始しました。旧刊も在庫ありです。

2015/08/29
収蔵品番号392
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2015/08/10
収蔵品番号452
収蔵品番号451
収蔵品番号450
収蔵品番号448
収蔵品番号447
収蔵品番号446
収蔵品番号445
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2015/08/01
発行書籍番号010
発行書籍番号008
発行書籍番号007
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2015/06/01
収蔵品番号486
収蔵品番号487
収蔵品番号488
収蔵品番号489
収蔵品番号490
収蔵品番号491
収蔵品番号492
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2015/05/10
収蔵品番号478
収蔵品番号484
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2015/05/05
収蔵品番号472
収蔵品番号474
収蔵品番号475
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2014/11/30
収蔵品番号394
収蔵品番号399
収蔵品番号400
収蔵品番号402
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2014/10/14
収蔵品番号398
収蔵品番号397
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2014/8/26
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発行書籍番号012
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2014/6/7
収蔵品番号376
収蔵品番号150
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2014/4/29
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2014/04/19
収蔵品番号430
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2014/03/30
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2014/3/25
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2014/02/26
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収蔵品番号437 ガッツ漢文 問題集

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【タイトル】中野の[ガッツ漢文]問題集
【著者】中野清
【肩書】代々木ゼミナール講師
【出版社】大和書房
【サイズ】A5
【ページ数】175頁
【目次】
問題一 『戦国策』(白百合女子大)
問題二 『説苑』(清泉女子大)
問題三 『孟子』(岩手大)
問題四 『古今譚概』(日大)
問題五 『二老堂詩話』(法政大)
問題六 『啓顔録』(立教大)
問題七 『荘子』(立命館大)
問題八 杜甫(東北学院大)
問題九 『剣南詩稿』『草堂集』(センター試験)
問題十 『老学庵筆記』(立命館大)
問題十一『資治通鑑』(京都産業大)
問題十二『卻掃編』(早大)
問題十三『竹渓記』(広大)
問題十四『唐閒斎筆記』(埼玉大)※
問題十五『澠水燕談録』(名大)
問題十六『詩話総亀』(東大)※
問題十七『続唐詩話』(お茶の水女子大)
問題十八『清波雑誌』(東大)※
問題十九『容斎続筆』(筑波大)※
索引
【初版発行年月日】1992年8月5日
【収蔵品発行年月日】1992年8月5日 第一刷発行
【収蔵品定価】本体1200円+税
【入手困難度】★★★☆☆
【学力貢献度】★★★☆☆
【ヤフオク相場】2000円~
【鑑定額】1000円
【代替参考書】中野清「中野のガッツ漢文 改訂新版」(情況出版)
【コメント】
出題校を見れば分かるように易から難へ段階的に並べられた問題集。丁寧な解説と自賛しているが、「読み方」にウエイトが置かれ、「解き方」はほとんど顧みられない(読めれば解ける問題ばかりだとも言えるが)。
「ガッツ漢文」①②には出典の内容を表す各章の表題があったが、「問題集」にはそのような表題はなく、目次すらない(上は館長の自作)。漢文は現代文などと違い、範囲が広すぎるため出典にあまり拘泥しないとはいえちょっと不親切。
目次に※を付けた問題は出題自体に問題があり、中野師がボロクソにこき下ろしているもの。特に問題十六と問題十七がセットで、問題十七の本文が問題十六の批判となっているのが面白い(但し、出題年度は問題十七の方が一年先・笑)。
反権力を標榜する中野師らしい国立大教員に浴びせる容赦ない罵声もこの本ならでは。惜しむらくはあと二十一題分用意されていたという続編が、漢文という教科の不人気のせいか幻になってしまったことか。
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by roudai | 2014-03-04 00:00 | 国語 | Comments(0)

収蔵品番号361 読む数学

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【タイトル】佐藤の[読む数学]
【著者】佐藤善一
【肩書】代々木ゼミナール講師
【出版社】大和書房
【サイズ】B6
【ページ数】210頁
【目次】
はじめに
◎Part1 受験数学勉強法
 1誕生試験,ついに登場
 2受験数学ってな~んだ?
 3僕はテンサイだ~いと思っちゃおう?
 4計算ミス防止の特効薬 数学清書をしよう 心が落ち付く
 5定義に慣れたら,パックで暗記
 6基礎が大切って,どんなこと?
 7模範解答,丸ごと覚える,1日1題まねっこ方式
 8流れと系統の重視
◎Part2 物を投げたら放物線
◎Part3 ピタゴラス大活躍
◎Part4 メネラウスの定理って知ってるかい?
◎Part5 スラスラ解けるサイン,コサイン,タンジェント
◎Part6 空間旅行へ出発だ!
◎Part7 一歩進んだ微積分
◎Part8 だ円,放物線,双曲線
◎Part9 1,2,3の総合演習
【初版発行年月日】1986年3月5日
【収蔵品発行年月日】1989年2月10日 第4刷発行
【収蔵品定価】980円(本体951円)
【入手困難度】★★☆☆☆
【学力貢献度】★★☆☆☆
【ヤフオク相場】500円~
【鑑定額】500円
【代替参考書】
【コメント】
館長の中学生時代に母校で教えられていて、隣のクラスを受け持っていた「善さん」こと佐藤師の参考書。「ガッツ漢文」同様、のちに②が出たときに①の付いた表紙に変更された(中身は同じ)。Part1の最後で「『オモ参』数学の目的は、東大入試数学で合格点を取ること!!」と大上段に構えているが、演習問題(東大をはじめとする国公立大と共通一次の過去問が大半)→解くために必要な基礎事項という順に書かれており、語り口は土屋師のシリーズと同様ふざけているように見えるが、別解まで言及されている見た目とは裏腹の硬派な内容。黒一色でやや詰め込みすぎのレイアウトが読みづらいが、しばらく読んでいくとあまり気にならなくなってくるのが不思議。
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by roudai | 2012-10-23 00:00 | 数学 | Comments(0)

収蔵品番号345 佐藤の[受験英語ゲリラ戦]

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【タイトル】佐藤の[受験英語ゲリラ戦]
【著者】佐藤忠志
【肩書】
【出版社】大和書房
【サイズ】B6
【ページ数】193頁
【目次】
まえがき
Part Ⅰ Brand大学とBlunt大学
 Brand大学とBlunt大学

Part Ⅱ 単語編
単語の整理
 ①同意語②反意語③派生語④単語分析
読めますか? 発音記号
 (a)単母音・二重母音(b)単子音・複子音 その他、三重母音もある
和製英語・外来語の整理
 〈文化・教育〉〈スポーツ〉〈料理〉〈服飾〉
 〈情報〉〈機械)〈その他〉
盲点となる発音と綴字
 〈eaの発音〉〈eの発音〉〈tの発音〉〈oの発音〉〈ooの発音〉
 〈ouの発音〉〈owの発音〉(ch(e)の発音〉〈xの発音〉
テーマ別英単語
 テーマ1 言語・教育 テーマ2 生活・国民性
 テーマ3 社会・歴史・政治 テーマ4 科学・文明・芸術
 テーマ5 読書・処世・伝言 テーマ6 盲点となる単語群
多義語のサンプル

lnterlude 1 英語こぼれ話(1)
"Macbeth"と王の逆転サヨナラホームラン
June Bride
英米ホテル事情と横浜東急朝食バイキング
日本は「人間=動物」―欧米と日本の精神文化―
ためになる文法・だめになる文法―There is・There are―
教室スケッチ 受験生の声・その①

Part Ⅲ 熟語編
グループ別暗記法
1.口語表現
2.受験英熟語
3.英熟語問題研究

lnterlude 2 英語こぼれ話(2)
法の不知は抗弁たり得ず
スチュワーデス物語
―どじでのろまな亀さんもアメリカなら大丈夫―
今も昔も神頼み―ギリシャ・ローマ神話―
007ゴールドフィンガーと主語の強い意志Will
"色の道"伝授します
教室スケッチ受験生の声・その②

Part Ⅳ 明るく、楽しく、美しく
水平思考のすすめ
行ってみるべし文化祭
鬼より恐い内申書
学校で選ぶか・学部で選ぶか
損か得か? 受験生の男女交際
忘れえぬ学生たち
私の人格形成をして下さった恩人二人
【初版発行年月日】1985年11月30日
【収蔵品発行年月日】1987年3月25日 第2刷発行
【収蔵品定価】880円(本体854円)
【入手困難度】★★★☆☆
【学力貢献度】★☆☆☆☆
【ヤフオク相場】500円~
【鑑定額】105円
【代替参考書】
【コメント】
「自称」偏差値の魔術師、佐藤(人称代名詞がit)忠志の初期の著作。1988年に東進ハイスクールに移籍したために絶版(その割に「横田の交響曲日本史」は絶版にならなかったなぁ)。
もう既に著者紹介で、「慶應義塾大学卒、(筑波大学)大学院修了(括弧内をわざと書かない)」という善意の第三者を騙そうとする経歴詐称が始まっている。
四半世紀前のウブな受験生(特に現役生)ならコロッと参ってもしかたない、授業中に話していたであろう海外の話や英語常識の雑談が大半で、読み物としてはそこそこ面白い(それがオモ参本来のあり方だが)。
100語ほどの多義語の訳のサンプルはこなれていてそれなりに役に立ちそうだ(ただし特定の年度の入試問題からかき集めているため単語の偏りが目立つ)。熟語編の口語表現も「徳重の英語ポイント集Part2」みたいにこういうのが好きな大学を受験する読者にはピンポイントで効果がある。お得意の「単語集に載ってない時事英単語」は四半世紀前ということもあって時代遅れな単語が多く今更なカンジ。
生徒のコメント(手紙?)があちこちに引用されているが、内容から推察するに大船校のものが大半で、佐藤から10数年遅れて吉野師も大船校からデビューしたのもむべなるかなと思わせるおバカな内容ばかり。
その中で面白かったのは本校と大船校を掛け持ちしていると思われる生徒からのコメントで原秀行尊師が当時佐藤を「ラスカル佐藤」と呼んでいたらしいこと。年を経てアライグマからサルに進化(?)したようだ。
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by roudai | 2012-07-03 00:00 | 英語 | Comments(3)

収蔵品番号286 土屋の[古文]ハイグレード編

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【タイトル】土屋の[古文]ハイグレード編
【著者】土屋博映
【肩書】代々木ゼミナール講師
【出版社】大和書房
【サイズ】B6
【ページ数】233頁
【目次】
三浦なにがし(徒然草)
オウ、ゴッド!(枕草子)
俊恵ちゃん(無名抄)
母は強し!(大鏡)
男と女(和泉式部日記)
泣き親子(更級日記)
暗い女(紫式部日記)
【初版発行年月日】1989年6月1日
【収蔵品発行年月日】1989年6月1日 第1刷発行
【収蔵品定価】980円(本体951円)
【入手困難度】★★★☆☆
【学力貢献度】★★★☆☆
【ヤフオク相場】1000円~
【鑑定額】1000円
【代替参考書】吉川栄治「古文全天候バイブル」(中道館)
【コメント】
受験生の時に買って、何度も挫折してきたハイグレード編をようやく読了した。ナンセンス編が9編を219頁(@24.3)、ユーモア編が10編を219頁(@21.9)なのに対して、ハイグレード編はわずか7編を233頁(@33.2)かけて解説していることからも(しかも脱線は前2作より遥かに少ない)、いかにハイグレード編の密度が高いか分かる。
ハイグレード編ですら今から20年以上前の本なので、冒頭の
ハイグレード編のトップを飾るのは、あの有名な三浦なにがしじゃなくって、『徒然草』から「三浦なにがし」をとりあげました。
というギャグも、「あの有名な三浦なにがし」が誰を指すのか(勿論キングカズではない・笑)分からないご時世になってしまっている。
最初の「悲田院の堯蓮上人は」は頻出出典で楽勝楽勝、と思って読み終え、続く「御前にて人々とも」も何度読んだ事やら、とルンルンで読み進めて「これのどこがハイグレード?」と思いつつ次の「無名抄」に取りかかった途端、一天俄にかき曇り目は文字を追っていても内容が全く頭に入らない<古文不適応症候群>がぶり返してしまう。しかし、それも土屋師の「前」後策(「善後策」の誤植ではない)による立体古文の手にかかるとスカッと晴れ渡り「なるほど古文とはこう読むものか」と感心させられる。
ところが、次の和泉式部日記では「和歌8連荘」に簡単にKOされ、再度自分の古文読解能力の無さを思い知らされる。
とにかく単語・常識・文法・敬語といった基本レベルは全て分かっている前提でプラスαとして構成や構文を活用していかに立体的に読解していくかのノウハウを開陳した本なので、生半可な覚悟で取りかかったら館長同様「無名抄」で討ち死にすること請け合い。
最近あまり真面目に現役の古文の参考書を見ていないが、元々「難関向け」と言われる本が少ないし、解説量でこの本に並ぶものも思い浮かばないので、まだかろうじて流通している(「宇宙語」の流通はだいぶ危ないらしい)吉川師の「全天候バイブル」を挙げておく。吉川師も現在滋賀大副学長まで出世されたのでそろそろ忌まわしい過去を抹殺しにかかるかもしれないので要注意だ(笑)。
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by roudai | 2011-05-31 00:00 | 国語 | Comments(0)

収蔵品番号277 ものがたり現代文

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【タイトル】木島の[ものがたり現代文]
【著者】木島佐一
【肩書】代々木ゼミナール講師
【出版社】大和書房
【サイズ】B6
【ページ数】240頁
【目次】
亭主の好きな赤烏帽子
山のあなたの空遠く
抽象と捨象
レモン哀歌
異文化との出会い
空想の魔杖
【初版発行年月日】1986年10月5日
【収蔵品発行年月日】1990年2月25日 第3刷発行
【収蔵品定価】980円(本体951円)
【入手困難度】★★★☆☆
【学力貢献度】☆☆☆☆☆
【ヤフオク相場】800円~
【鑑定額】105円
【代替参考書】
【コメント】
現在は野川塾という国語専門の塾を主宰している木島師唯一の参考書。オモ参最初期に出された本なので結構早い時期に絶版になっており、オークションでもあまり見かけなかった。
1題あたり30頁超を費やした解説は確かに丁寧なのだが、読解のポイントや普遍的な法則は何も示されず、高校教師のようなダラダラとした一方的な説明しかない。しかも収録された文章も文学的な文章に偏っており、嬉々として文学史的な説明を繰り広げているあたり、昨今の出題傾向からはだいぶかけ離れている。
文学部や女子大といった文法・文学史・文学的文章を出題する一部の大学を受験する生徒以外は全く必要のない参考書である。
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by roudai | 2011-03-29 00:00 | 国語 | Comments(3)

収蔵品番号261 新・大学受験事情

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【タイトル】[新・大学受験事情]親にも読ませろ
【著者】坂田稔
【肩書】東京都立八潮高校教諭・新世代センター理事・作家
【出版社】大和書房
【サイズ】B6
【ページ数】222頁
【目次】
まえがき
二五年前と比較して
いま史上最悪の受験事情に突入している
”国公立離れ”とは必ずしもいえない
就職に敏感すぎる学部選択は失敗する
有名大学では浪人が強くなっているが「
難関大学の競争率はあまり動いていない
女子は学部分散の傾向が強まっている
都立の大学より地元大学の見直しを
拡大した推薦入学は利用価値がある
早期に受験科目を決めて研究しておく
小論文など学科外試験も無視できない
大学・学部によって勝負科目がある
自分の得点力から合格可能性を考える
大都市の大学の難易度が上がっている
地方受験者の受験費・学費は二百万になる
偏差値出願で学力が伸び悩むことが多い
【初版発行年月日】1985年11月30日
【収蔵品発行年月日】1985年11月30日 第1刷発行
【収蔵品定価】990円
【入手困難度】★★★★★
【学力貢献度】評価不能
【ヤフオク相場】1円~
【鑑定額】1円
【代替参考書】
【コメント】
2週続けて大和書房のオモ参シリーズとなった。
前回の「田村の本音で迫る文学史」もオモ参シリーズではだいぶレアな方だが、今回の「新・大学受験事情」がおそらく最強だろう(2番目が「牛尾の[受験数学]ベクトル・行列編」)。
「めざせ!合格」と並ぶオモ参「別巻」で、しかも著者は高校教師(新世代センターとは七十年代の都立高教師の研究グループ)で代ゼミとは何の関係も無さそう(一応、学研から「まんが日本国憲法」「超・受験勉強法」の著書がある)で長く「幻の本」であった。
 大学・短大の入試に勝つには、何よりも勉強が第一―もちろんそうである。しかしその前に大切なことは、入試がどのように行われているか、その実情をしっかりつかみ、それにもとづいて志望校選択を考え、受験勉強をすることである。ところが受験生の多くが、意外に大学受験のことを知らない。また聞きかじりの狭い知識や、ひとりよがりの判断で誤った受験の作戦を立てて失敗する。
 そしてもっと困るのは、親の方である。大学受験のことをまるっきり知らないとか、知っていても二五年ほど前のむかし話である。そのくせ子どもの受験に対して、「ああだ、こうだ」とやたらに口を出す。もちろん親として心配している気持ちはわかるが、押しつけがましくて迷惑この上もない。こちらが反論したり説明したりしても、なかなかわかってくれないので困りはてる。何せ大学進学のスポンサーなのだから、ケンカするわけにもいかないし、無視することも出来ないので弱ってしまう。
という「まえがき」の出だしは「オモ参」らしい砕けた内容を期待させるが、本文を読み始めると高校教師らしい当たり障りのない、それでいてクドくて読みづらい文章が延々と続く。データ分析も通り一遍で、学部選択で「文学・芸術などは就職が悪く、経済・経営・商学部はツブシがきいてサラリーマンへ」なんていうのは、50年前から何ら変わらない話だ。コレのどこが「オモ参」?と首をかしげざるを得ない。

今から25年前の受験データ(学研提供)が色々と載っているので将来この時代の受験事情を研究する人間には便利かも知れないが、それ以外には全く必要のない本。
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by roudai | 2010-12-28 00:00 | 受験情報 | Comments(0)

収蔵品番号260 本音で迫る文学史

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【タイトル】田村の[本音で迫る文学史]
【著者】田村秀行
【肩書】代々木ゼミナール講師
【出版社】大和書房
【サイズ】B6
【ページ数】198頁
【目次】
はしがき
Ⅰ 日本近代文学史の流れ
 第一章 日本近代文学の幕開け
 第二章 写実主義と浪漫主義
 第三章 明治二十年前後
 第四章 紅露時代
 第五章 言文一致運動
 第六章 『文学界』と前期浪漫主義
 第七章 新体詩の導入
 第八章 『明星』と後期浪漫主義
 第九章 俳句・短歌の革新
 第十章 象徴詩
 第十一章 社会派の文学
 第十二章 自然を描いた文学
 第十三章 明治四十年前後
 第十四章 自然主義
 第十五章 自然主義の作家たち
 第十六章 反自然主義
 第十七章 夏目漱石
 第十八章 森鴎外
 第十九章 耽美派
 第二十章 理知主義―新思潮派
 第二十一章 人道主義―白樺派
 第二十二章 私小説
 第二十三章 戯曲
 第二十四章 口語自由詩の成立
 第二十五章 短歌・俳句のその後
 第二十六章 関東大震災
 第二十七章 新感覚派
 第二十八章 新心理主義
 第二十九章 近代詩の発展
 第三十章 プロレタリア文学
 第三十一章 文芸復興
 第三十二章 戦時下の文学
 第三十三章 戦後文学の出発
 第三十四章 無頼派
 第三十五章 戦後派
 第三十六章 第三の新人たち以降
Ⅱ 個別の文学
 第一章 明治初期の文学
 第二章 歌人たち
 第三章 小泉八雲
 第四章 泉鏡花
 第五章 柳田国男
 第六章 佐藤春夫
 第七章 宮沢賢治
 第八章 大衆文学者たち
 第九章 新興芸術派
 第十章 梶井基次郎
 第十一章 転向文学者たち
 第十二章 三島由紀夫
Ⅲ 余話
 第一章 「文学」と「文芸」
 第二章 日本近代文学の堅苦しさ
 第三章 「純文学」と「大衆文学」
 第四章 江戸文学の名残
 第五章 言文一致運動の帰結
 第六章 正岡子規の性質
 第七章 短歌と俳句の違い
 第八章 鴎外・漱石・荷風の帰朝後の態度
 第九章 森鴎外の遺書
 第十章 作家たちの演技
 第十一章 中原中也と小林秀雄
 第十二章 『女人藝術』
 第十三章 自殺文学者たち
 第十四章 第二芸術論
「本書に出てくる作品年表」
【初版発行年月日】1995年9月1日
【収蔵品発行年月日】1996年8月15日 第2刷発行
【収蔵品定価】1200円+税
【入手困難度】★★★☆☆
【学力貢献度】★★★☆☆
【ヤフオク相場】1000円~
【鑑定額】600円
【代替参考書】土屋博映「土屋の試験に出る文学史」(ライオン社)
【コメント】
「文学史」とあるが、目次の内容を見れば分かるように昭和半ばまでの「日本近代文学史」。

読んだこともない本の羅列になりがちな「文学史」を、時系列に沿って互いの関連を押さえつつ読みやすくまとめている希有な本。ひとえに田村師が国文学畑の人ではなく哲学科出身ということもあるだろう。

いささかプロレタリア文学の評価が高すぎる点や戦時下真っ暗史観に辟易する点もあるが、本文中にレベルの高いことを埋め込みながら、各章の最後に「本章でかならず覚えること」という形で受験における必要最低レベルの内容を再確認してくれる点は受験生のレベルを知り尽くしているからこその老婆心の現れだろう。

Ⅲの余話は田村師の主観を前面に出したため受験レベルを逸脱した話も多く、受験にすぐ役に立つわけではないが、知っておくと理解が深まる興味深い話が多い。正岡子規の性質についての暴露(山本夏彦翁の読者から見ればこれでも全然"甘い"と思うが)など、教科書しか読んでいない生徒がビックリするような内容もある。正直、鴎外や荷風も子規以上に人格に問題を抱えた人間だっただけにその辺もキチンと書いて欲しかった。その辺を詳しく知りたい方には夏彦翁の「完本・文語文」(文春文庫)をオススメしておく。
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by roudai | 2010-12-21 00:00 | 国語 | Comments(2)

収蔵品番号252 ガッツ漢文2

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【タイトル】中野の[ガッツ漢文]②
【著者】中野清
【肩書】代々木ゼミナール講師
【出版社】大和書房
【サイズ】B6
【ページ数】174頁
【目次】
いいわけ(まえがきに代えて)
第八講 紫色の太陽
第九講 たたりじゃ
第十講 詩は志を言う!?
第十一講 つける薬がない!
第十二講 数学って何だ?
第十三講 藝は身を助く
第十四講 おまけ
索引
あとがき
【初版発行年月日】1990年4月10日
【収蔵品発行年月日】1992年2月10日 第3刷発行
【収蔵品定価】980円(本体951円)
【入手困難度】★★★☆☆
【学力貢献度】★★☆☆☆
【ヤフオク相場】500円~
【鑑定額】500円
【代替参考書】中野清「中野のガッツ漢文 改訂新版」(情況出版)
【コメント】
二畳庵主人「漢文法基礎」(増進会出版社)が奇跡の復活を遂げて、例によってまた売れているようだが、あんな603頁もある文庫本を10月半ばになってから押っ取り刀で読み始める受験生もいるのだろう。ご苦労なこった。
ふと思い返せばだいぶ前に「ガッツ漢文」①の紹介をしたきり、コメントも付けていなかったのを思い出したので、これを機に読み返してみた。こちらも「漢文法基礎」同様黒一色だが、行間が少し広いので読みやすさは段違いだ。
久しぶりに読み返してみると、②の山場は第十講の漢詩の解説と第十一講の東大の出題ミス批判くらいで、①に比べると今ひとつ例文も面白くないし、読んで漢文が分かるようになった感じがしない。ただ、①②と併せた索引が付いているので、①単体よりは使いやすくなっている、というか2冊揃えるくらいなら改訂新版1冊の方が良いのかも知れない。
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by roudai | 2010-10-26 00:00 | 国語 | Comments(0)

収蔵品番号181 横田の[交響曲日本史]

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【タイトル】横田の[交響曲日本史]
【著者】横田伸敬
【肩書】文教ゼミナール講師・代々木ゼミナール講師
【出版社】大和書房
【サイズ】A6
【ページ数】237頁
【目次】
まえがき
序章 いま、歴史の扉が開かれる
第Ⅰ楽章 原始・古代
第Ⅱ楽章 中世
第Ⅲ楽章 近世
第Ⅳ楽章 近代・現代
【初版発行年月日】1989年9月1日
【収蔵品発行年月日】1989年9月1日 第一刷発行
【収蔵品定価】1030円(本体1000円)
【入手困難度】☆☆☆☆☆
【学力貢献度】★☆☆☆☆
【ヤフオク相場】1円~
【鑑定額】105円
【代替参考書】
【コメント】
1990年、関西代ゼミから東進ハイスクールへ滝山敏郎・荻野文子と共に電撃移籍したことで知られる横田師。現在は東進では教えていない模様。
この本は代ゼミ時代に書かれた唯一の参考書で、東進ブックスから出した本は全て絶版なのでオークションでも結構な高値がついているが、この本は意外にも未だ現役である。
「ニホンシ」を逆から読んで「シンホニー」とダジャレをカマすあたり如何にも"関西人"らしい。
内容は40のセオリーと91の公式で通史をまとめていて、各章の最後に問題を解くのだが、公式を使って解ける問題ばかり収録されていて結構インチキ臭い。14の覚え方も菅野師や前田師や白井師の作り上げてきたゴロ合わせと比較してだいぶレベルが低い。とはいえ、各問題の解説の片隅にキラリと光るポイントが含まれていたりするので油断ならない。
通史と言っても穴だらけだし、全体的なレベルはあまり高くないし、追い込み時の気分転換くらいにしか使いようの無い本。
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by roudai | 2009-07-07 00:00 | 社会 | Comments(1)

収蔵品番号179 土屋の[古文]ナンセンス編

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新版
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旧版

【タイトル】土屋の[古文]ナンセンス編
【著者】土屋博映
【肩書】代々木ゼミナール講師
【出版社】大和書房
【サイズ】B6
【ページ数】219頁
【目次】
幸福の青い鳥(沙石集)
おもらし(宇治拾遺物語)
ブリッコの勝ち!(今昔物語)
愛情物語(伊勢物語)
みちのくブス女(伊勢物語)
禁句(宇治拾遺物語)
ヘイチュー!(宇治拾遺物語)
エロじいさん(落窪物語)
ベルト(源氏物語)
【初版発行年月日】1985年9月10日
【収蔵品発行年月日】1991年7月10日 第21刷発行
【収蔵品定価】880円(本体854円)
【入手困難度】★★★☆☆
【学力貢献度】★★★☆☆
【ヤフオク相場】500円~
【鑑定額】500円
【代替参考書】吉川栄治「古文が宇宙語でなくなる日」(中道館)
【コメント】
以前、紹介したオモ参版「土屋の古文」の第1作。前回の「ユーモア編」はタイトルから中身の想像がつくが、「ナンセンス編」とは果たしてどんな中身なのか。
文体は「ユーモア編」同様(発行順序は逆だが)授業中のトークを細大漏らさず再現した臨場感溢れるものだが、引用される出典が「ユーモア編」とはだいぶ毛色が違う。まあ一言で言ってしまえば「ポルノ古文」というべきか。少なくとも女子高生の勉強のお供には不向きな内容である。
とりわけ「宇治拾遺物語」からの3本が全て、スカト○・手コ○・○ェチと「ポルノ漢文」で有名な「漢文法基礎」をヘ○タイ度では遥かに上回るのにあまり話題にならないのはなぜだろう(そもそもこんな箇所を出題した剛毅な大学があったのだろうか)。
こんな内容だからこそ自然に「下痢念ず」という例文が出てきて、「念ず=我慢する」と記憶がすんなりと定着するのだが。
読んでいくと代ゼミの内輪ネタがよく出てくるが、以下の記述は今から四半世紀以上前の話なので、重度の代ゼミヲタク以外にはチンプンカンプンだろう。
ここで小生の友人、アリサ・カマサト君の作成、いやデッチアゲた邪道公式を一発。
「に、」は接続助詞
わけのわからん君、簡単なことだ。「に」の下に「、」があったら、それは接続助詞である確率が高いということなのだ。なければ格助詞であることが多い。
このアリサ君、予備校の先生をやっているのだが、非常にユニーク。第一番目の設問には×がくる、とか、字画の多い作品は古いものである、とか、小生と同じような発想をするのである。
そういえば「あなた方の食べるギョーザはウンコなのよ~」と言って、ギョーザ協会に恨みをかったとかいう先生がおいでだったなあ。
基礎といえば、話はまたずれるが、有名予備校の英語の講師が本を出したんだね。それが、「基礎英作文」、なんだけれど、その著者の先生、なんと”木曽栄作”という名前。これがペンネームじゃないってんだからものすごい。思わず笑ってしまった。
出てくるギャグもさすがに時代を感じさせる。
男は、ちょうど「今の妻」の家にいた。今なら、フライデーやフォーカスされちまうんだから、ほんとに。
イカンガ、などというとマラソンの瀬古選手を思い出しちまうのも言語の持つイメージとして面白い(と感じているのは私だけでしょうか)。
土屋師お得意の「朝マッシー(あさまし)」があるかと思ったが収録されておらず、替わりに「糸売りの少女(いとほし)」の小ネタは収録されている。
ただ、これだけふざけた内容ながら、古文に関しては実にしっかりとしている。まるで「のだめカンタービレ」のミルヒ・ホルスタインのようだ。そういえば「のだめカンタービレ」#1で千秋ものだめの部屋にベルトを忘れていったっけ。
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by roudai | 2009-06-16 00:00 | 国語 | Comments(0)