浪人大学付属参考書博物館

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昔の大学受験参考書を展示する私設博物館です。

by roudai
更新履歴
2017/08/22
収蔵品番号561
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2017/08/19
収蔵品番号416
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2017/05/03
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2017/04/08
春のイベントのお知らせに通販状況を追加しました。

2017/04/01
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2017/1/29
収蔵品番号222
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2016/9/24
収蔵品番号420
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2016/8/13
収蔵品番号467
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2016/7/23
収蔵品番号200
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2016/06/12
発行書籍番号006
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2016/03/23
収蔵品番号353
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2016/03/20
収蔵品番号470
収蔵品番号463
収蔵品番号456
収蔵品番号449
収蔵品番号414
収蔵品番号407
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2016/02/29
収蔵品番号505
収蔵品番号502
収蔵品番号460
収蔵品番号454
収蔵品番号410
収蔵品番号409
収蔵品番号405
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2016/02/14
収蔵品番号477
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2015/09/07
夏コミ新刊の通販を開始しました。旧刊も在庫ありです。

2015/08/29
収蔵品番号392
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2015/08/10
収蔵品番号452
収蔵品番号451
収蔵品番号450
収蔵品番号448
収蔵品番号447
収蔵品番号446
収蔵品番号445
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2015/08/01
発行書籍番号010
発行書籍番号008
発行書籍番号007
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2015/06/01
収蔵品番号486
収蔵品番号487
収蔵品番号488
収蔵品番号489
収蔵品番号490
収蔵品番号491
収蔵品番号492
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2015/05/10
収蔵品番号478
収蔵品番号484
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2015/05/05
収蔵品番号472
収蔵品番号474
収蔵品番号475
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2014/11/30
収蔵品番号394
収蔵品番号399
収蔵品番号400
収蔵品番号402
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2014/10/14
収蔵品番号398
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2014/8/26
発行書籍番号011
発行書籍番号012
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2014/6/7
収蔵品番号376
収蔵品番号150
収蔵品番号103
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2014/4/29
収蔵品番号434
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2014/04/19
収蔵品番号430
の代替参考書を変更しレビューに情報を追記しました。

2014/03/30
収蔵品番号357
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2014/3/25
収蔵品番号433
収蔵品番号432
収蔵品番号431
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2014/02/26
収蔵品番号086
収蔵品番号347
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収蔵品番号393
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収蔵品番号549 生物まんが 細胞・遺伝

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【タイトル】生物まんが細胞・遺伝
【著者】小泉晴一/明治大学漫画研究会(画)
【肩書】東京都立秋川高校教頭
【出版社】学研
【サイズ】B6
【ページ数】159頁
【目次】
動物の系統樹
植物の系統樹
第1話 鶴城の正体
第2話 カサノリのいたずら
第3話 怪傑ゾルの世界
第4話 サイ=ボーマックの青春
第5話 緑魔城の最期
第6話 リリー=ポーレンの死
第7話 染糸子の一族①
第8話 染糸子の一族②
第9話 老人は枯れず
第10話 なりたいなボネリアに
第11話 娘一人に婿八人
第12話 心うきうき半年待ちな
第13話 プルテウスはエッチだ
第14話 いつも初めからやり直し
第15話 タイム イズ マメー
第16話 にげるが かち
第17話 意地悪オジン
第18話 カッパーは殺しの条件
第19話 ヤツをタネナシにせよ
第20話 ウマクできた話ズラ
ワンポイントレクチャー目次
【初版発行年月日】1984年4月3日
【収蔵品発行年月日】1985年 第2刷
【収蔵品定価】500円
【入手困難度】★★☆☆☆
【学力貢献度】☆☆☆☆☆
【ヤフオク相場】300円~
【鑑定額】108円
【代替参考書】
【コメント】
世の中のまんが参考書には大きく分けて4通りのパターンがある。
①原作者がアマで書き手がアマ→最悪
②原作者がプロで書き手がアマ→使いづらい
③原作者がアマで書き手がプロ→見た目だけ
④原作者がプロで書き手がプロ→良書
プロと言ってもピンキリなのだが④の例はほぼ皆無(他に石ノ森章太郎「マンガ 日本の歴史」くらい?)だ。
一番多いのが②で、書き手が原作者の伝えたい内容を伝える画力がないために読んでいてちっとも面白くない。板野師の「ゴロゴ」シリーズは表紙こそ「さいとうたかをプロ」だが、中身は学漫レベルであんな落書きに満足できる読者がうらやましい。
本書も明治大学漫画研究会による作画で将に学漫レベルなのだが、折り返しを見ていて
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あれっ、「3×3Eyes」の作者って明大漫研じゃなかったっけ?という疑問が浮かんだ。
Wikipediaを見てびっくり。本書も作品リストにキチンと載っている。
そしてもう1人、最下段の渡辺健一。この似顔絵(by高田裕三)どこかで見たなぁ、と思って手元の片山まさゆき「ぎゅわんぶらあ自己中心派」③を引っ張り出したらやっぱり。
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高田裕三も片山まさゆきのアシスタントであり、明大漫研つながりである(Wikipediaは同姓同名の別人)。
と、幾多のプロを輩出した明大漫研のため画力は他の学漫とは一線を画している(高田[11話~15話?]・渡辺[1話~5話]が突出しているせいもある)が、細胞や遺伝の用語についての情報をSFやミステリー仕立てにするというのは相当ぶっ飛んでおり、教育的効果に関しては疑問符を付けざるを得ない。
やはり、生物に関する学習まんがとしては寺山一弥「ピー子とキュー太の生物教室」(清水書院)が古典にして最強である。
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by roudai | 2016-03-15 00:00 | 理科 | Comments(0)

収蔵品番号539 事件日本史ココがねらわれる

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【タイトル】大学受験事件日本史ココがねらわれる
【著者】萱原昌二・原口幸男
【肩書】都立八潮高校教諭・都立秋川高校教諭
【出版社】学研
【サイズ】新書
【ページ数】253頁
【目次】
【初版発行年月日】1974年11月1日
【収蔵品発行年月日】1974年11月1日 初版発行
【収蔵品定価】600円
【入手困難度】★★★★★
【学力貢献度】★★★☆☆
【ヤフオク相場】2000円~
【鑑定額】1000円
【代替参考書】
【コメント】
「ココがねらわれる」シリーズは新と旧があるが、なぜか新の方が先に絶滅して旧版の「古文単語」は21世紀直前まで(手持ちの最新版は1998年の第41刷)生き残った。現在もタイトルを変えて「物理公式」・「数学公式」・「化学反応式」が新書版で発行されているが、旧版との連続性は辛うじて「化学反応式」の著者名が同じ(「新・ココがねらわれる」の著者は矢沢師)というだけである。
旧版の殆ども館長が受験生だったバブル絶頂期には見かけなくなり、地元の本屋の片隅で「和文英訳」などをひょっこり新本で手に入れたくらいで本書などはオークションでもなかなか見かけない。

日本史の参考書は菅野師以前と以後とで明らかなパラダイムシフトがあるので原則として70年代の参考書は評価が下がるのだが、本書は「例外のない規則はない」ということを思い知らせてくれる。
目次に記載がないのは日本史上の203の事件(奴国王の朝貢~日中国交回復)をそれぞれ1頁ずつにまとめているためで、その1頁の中にタイトル→重要度→年号暗記法→事件の解説→「ズバリ要約すると」(要約した一言と挿絵)→論述例題→例題のマークポイントと活字がギュウギュウ詰めになっている。惜しむらくは論述の例題に関してはポイントだけで解答例が無いのだが、上の解説とポイントでギリギリカバーできるか。
出版時期的に五十嵐和敏「試験にでる日本史」の後追いで論述問題対策という方向性は似ているが、事件毎にまとまっている点はこちらの方が評価出来るか。
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by roudai | 2016-01-05 00:42 | 社会 | Comments(0)

収蔵品番号385 英会話文

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【タイトル】安河内の直前講習 英語 英会話文 混乱276
【著者】安河内哲也
【肩書】東進ハイスクール講師
【出版社】学研
【サイズ】文庫
【ページ数】165頁
【目次】
はじめに
本書の特色と使い方
安河内哲也のギリギリ特別講座
第1部 一問一答急所補充
第2部 A,B対話型問題
第3部 長文問題
【初版発行年月日】1997年11月
【収蔵品発行年月日】1997年11月 初版発行
【収蔵品定価】本体650円
【入手困難度】★★★☆☆
【学力貢献度】★★☆☆☆
【ヤフオク相場】300円~
【鑑定額】300円
【代替参考書】里中哲彦「英会話問題の徹底演習」(桐原書店)
【コメント】
少し前に「口語英語で満点をとる!」をべた褒めしたら、それまで捨て値で売られていたマケプレの在庫が一瞬で消えてしまった。こちらはその時にdisった「凡百の口語表現集」の一冊。
とはいえ、蓄積したデータ量にモノを言わせる安河内師の本だけにコンパクトなサイズながら良くまとまっており、英会話や口語表現を必ず出題する大学を受験するなら直前に一瞥しておけば御利益がありそう。第1部の一問一答に時折難問が混じっていてドキッとさせられるが、第2部、第3部は一転して平易な問題に終始しているのが残念。
1.こんなところで会うなんて奇遇だね。(慶大)
(  ) meeting you here.
2.砂糖を取ってください。(立命館大)
May I (  ) you for some sugar ?
3.喜んで。(慶大)
I'd (  ) to.
4.お客さま、ご用はうけたまわっておりますでしょうか?(立命館大)
Have you been (  ) on ?
5.何時にしましょうか?(早大)
What time shall we (  ) it ?


正解はこちら
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by roudai | 2013-03-26 00:00 | 英語 | Comments(0)

収蔵品番号365 オロカ者の定義

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【タイトル】オロカ者の定義
【著者】秋山仁
【肩書】数学者・東海大学教授
【出版社】学研
【サイズ】新書
【ページ数】190頁
【目次】
プロローグ
オロカ者の定義① なぜ受験勉強するのか、わからない諸君へ
オロカ者の定義② 大学の選び方を知らない諸君へ
オロカ者の定義③ 高校の授業がつまらないと思っている諸君へ
オロカ者の定義④ 親に何かと不満を持っている諸君へ
オロカ者の定義⑤ 自分は頭が悪いと思っている諸君へ
オロカ者の定義⑥ 点数だけがすべてだと思っている諸君へ
オロカ者の定義⑦ 恋や友情につまずいている諸君へ
オロカ者の定義⑧ 効果的に夏休みを過ごしたい諸君へ
オロカ者の定義⑨ 見えない不安におびえている諸君へ
オロカ者の定義⑩ 今が、人生のどん底だと思っている諸君ヘ
オロカ者の定義⑪ 勝負への心構えができていない諸君へ
オロカ者の定義⑫ 試験本番に自信がない諸君へ
オロカ者の定義⑬ 大学入学後に夢を抱いている諸君へ
あとがき
【初版発行年月日】1995年5月
【収蔵品発行年月日】2006年1月 第11刷発行
【収蔵品定価】650円
【入手困難度】★★☆☆☆
【学力貢献度】☆☆☆☆☆
【ヤフオク相場】105円~
【鑑定額】105円
【代替参考書】西谷昇二「壁を越える技術」(サンマーク)
【コメント】
秋山師による受験生の「お悩み相談室」的な内容。「オロカ者の定義」というタイトルだから仕方ないのだが、どうしようもない質問ばかりで、人間の出来ていない館長なら「アンタ馬鹿ぁ?」の1行で終わってしまう回答を、大ベテランの秋山師が懇切丁寧に自分語りを含めて語ってくれる。
大体このテの「お悩み相談室」的な本の編集者はよほどの無能なのか、単なるドSなのか、最底辺の人間の箸にも棒にもかからない質問を嬉々として集めてくる。こんなにレベルの低い質問を読んで共感する読者がそんなに居るのかと(自分より下が居ると喜ばせたいのか?)毎回溜息が出てくる。
「受験勉強をしなくてはいけないと思っています、でもやる気が出ません。どうすればやる気が出ますか?」
「受験勉強は割り切ってやっていますが、高校に行くのが苦痛です。出席日数が足りたら行かなくていいですか?」
「自分は真面目に勉強しているのに要領よくやっている子に勝てません。コレって不公平ですよね?」
「教師に志望校は無理と言われやる気が無くなってしまいました」
「現役で受かった彼女に大学生の彼氏が出来て浪人生の自分は裏切られてやる気がなくなりました」
「受験生の夏休みの過ごし方が分かりません。教えて下さい」
こういったレベルの低い質問になるほど!と思わせる回答を返してくれる岡田斗司夫氏のような芸を見せてくれるワケでもなく、通り一遍の回答を連ねる秋山師には同情を禁じ得ないが、恐らく質問者達は秋山師の回答を見ても何も変わらないだろうという絶望感しか感じられない本。
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by roudai | 2012-11-20 00:00 | 受験情報 | Comments(0)

収蔵品番号313 かみくだき数学Ⅰ

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【タイトル】斉籐伸二の超基礎数学塾かみくだき数学Ⅰ[斉籐式学習法つき]
【著者】斉籐伸二
【肩書】早稲田ゼミナール講師
【出版社】学研
【サイズ】A5
【ページ数】175頁
【目次】
PART1 学習テクニック編 合格点が取れる学習法はこれだ!
学習テク①解き方を日本語に直せ!
学習テク②まず図やグラフで考えろ!
学習テク③本を伏せ、問題と解法を思い出せ!
PART2 問題実戦編 たった62個の問題解法のコツがわかる!
第1章 2次関数
第2章 三角比
第3章 個数の処理
第4章 確率
【初版発行年月日】1994年4月
【収蔵品発行年月日】1994年4月 第1刷発行
【収蔵品定価】850円(本体825円)
【入手困難度】★★☆☆☆
【学力貢献度】★☆☆☆☆
【ヤフオク相場】150円~
【鑑定額】105円
【代替参考書】
【コメント】
現在はいであ理系進学塾を主催している斉籐師の早稲田ゼミナール時代の著作。超基礎シリーズの最初期に登板(数学Ⅰのみ)しながら、その後「かみくだき数学」の名前は引き継がれつつ馬場師→今野師(数学Ⅱのみ)と担当者が交代している。問題→解法→解説→練習問題が見開き2頁に納まるきれいなレイアウトだが、見開きのタイトルが右上に来るために、左頁は前頁の引き継ぎのように見えてしまうのが難点。問題レベルも教科書傍用問題集程度で受験向けというよりは高校の授業の補習用。
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by roudai | 2011-12-06 00:00 | 数学 | Comments(0)

収蔵品番号279 多義語&時事語・同義語

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【タイトル】安河内の直前講習 英語 多義語&時事語・同義語 混乱546
【著者】安河内哲也
【肩書】東進ハイスクール講師
【出版社】学研
【サイズ】文庫
【ページ数】165頁
【目次】
はじめに
本書の特色と使い方
安河内哲也のギリギリ特別講座
第1部 入試に出る多義語総チェック
●多義語ファイナルチェックリスト
第2部入試に出る時事語総チェック
1.自然・環境
2.科学・技術
3.社会
4.政治
5.経済
6.法律・犯罪
7.教育
8.マスコミ
9.生活・文化
10.現代史
第3部 入試に出る同義語総チェック
1.同義語①(「熟語=単語」の問題)
2.同義語②(「単語=単語」の問題)
【初版発行年月日】1996年11月
【収蔵品発行年月日】1996年12月 第2刷発行
【収蔵品定価】本体650円
【入手困難度】★★☆☆☆
【学力貢献度】★★★☆☆
【ヤフオク相場】105円~
【鑑定額】650円
【代替参考書】嶋田順行「大学入試 天下無敵の英単語 最重要多義語300」(中経出版)
【コメント】
現在はシリーズ全てが絶版になっている「ドタン場CHECK」シリーズの1冊。
「○○の直前講習」というタイトルがシリーズ共通で使われているように、各講師の直前講習のネタを活字化したような体裁を取っている。折り返しの編集部からのコメントにあるようにボーダーライン上の「1点の差」にこだわった内容になっており、試験直前に目を通すことでドタン場の1点がもぎ取れる美味しい内容になっている。中でも本書は受験生共通の盲点になりがちな多義語や単語集ではカバーしきれない時事語(10年以上前の内容なので若干陳腐化しているが)、択一式では必須の同義語問題がコンパクトにまとめられている。
文庫サイズなので手軽に持ち運べるし、現役の本でこれだけ良くまとまった本も見当たらない。早めに始めればそれだけ他を引き離す秘密兵器になるだろう。
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by roudai | 2011-04-12 00:00 | 英語 | Comments(0)

収蔵品番号273 現代文頻出問題解法

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【タイトル】吉成の現代文頻出問題解法
【著者】吉成学
【肩書】駿台予備学校講師
【出版社】学研
【サイズ】A5
【ページ数】191頁+別冊48頁
【目次】
第一章 予講―これだけは頭に叩き込もう
 入試現代文「何が」「どう」出る!
  評論・論説
  小説
 本書の効果的な使い方―現代文を"手"で解く法
第二章 本講―手で解く頻出問題10
 第1講 評論1 記号論への招待
     池上嘉彦●立教大学・経済学部
 第2講 評論2 観察としての小説
     川村二郎●北海道大学(前期)
 第3講 評論3 回転木馬のデッド・ヒート
     村上春樹●専修大学・商学部
 第4講 評論4 暮らしの思想
     加藤秀俊●南山大学・経済学部
 第5講 評論5 住まい方の演出
     渡辺武信●東京大学(前期)
 第6講 評論6 時代観察者の冒険
     小林信彦●龍谷大学・文学部
 第7講 評論7 宗教と科学の接点
     河合隼雄●関西学院大学・経済学部
 第8講 評論8 異文化としての子ども
     本田和子●九州大学
 第9講 小説1 桜島
     梅崎春生●岡山大学
 第10講 小説2 幽霊
     北杜夫●センター試験
第三章 補講―現代文重要語100
【初版発行年月日】1994年10月
【収蔵品発行年月日】1995年2月 第2刷発行
【収蔵品定価】本体930円
【入手困難度】★★☆☆☆
【学力貢献度】★★☆☆☆
【ヤフオク相場】105円~
【鑑定額】500円
【代替参考書】森永茂「入試現代文 読解と正解のルール (学研合格新書)」(学習研究社)
【コメント】
以前「参考書の品格」で軽く取り上げた駿台の講師による問題集型参考書。
今では教えていないようで、検索しても引っかからないが、関西圏の講師なのか結構関西私大の問題が取り上げられている。
表紙に大きく「手で解く」と書いてあるが、手の「作業」という点では有坂師の「例の方法」の方が上。
記述式の問題が多く、どちらかと言えば国公立型の本文の表現にとらわれない解答方法なので、国公立志願で現代文をどこから手を付ければいいか分からない生徒向き。
各問題について、授業中に行うような文章構造の板書が示され、それに基づく120字~200字の要約例も提示されているのが特徴。ただし字数制限が甘いため、要約例はまだだいぶ削れる感じであくまで入門レベル。
第8講の九大の問題のように、空欄補充の問題が省かれていたりするので、この本1冊でオールマイティというわけではないが、解説が丁寧な記述・要約の問題集は珍しいため使う人間のレベルによってはもう少し上の評価をしてもいいかも。
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by roudai | 2011-03-01 00:00 | 国語 | Comments(0)

収蔵品番号259 これっきり英文解釈

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第3刷
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第14刷
【タイトル】超基礎英語塾これっきり英文解釈
【著者】佐藤雅文
【肩書】中央ゼミナール講師/一橋学院講師
【出版社】学研
【サイズ】A5
【ページ数】159頁
【目次】
はじめに
本書の構成と活用法
Part1[これっきり学習テク]どうして英文解釈が苦手なのかその理由を解明しよう!
Special Lecture 文の意味は動詞が決定することに気づけばもうOK!
これっきり学習テク1 動詞をマークすれば英文の骨組みはばっちりわかる
これっきり学習テク2 主部を大きなかたまりでとらええれば訳文はできる
これっきり学習テク3 目的語の部分がどこまでか分かれば正しい訳がつく
これっきり学習テク4 動詞を”=”にすれば目的語と補語を見分けられる
これっきり学習テク5 つなぎの言葉が分かれば複雑な文だってOKだ!
Special Lecture ノートは/や○をフル活用すれば実力大幅UPだ
Part2[これっきりルール]覚えることがたくさんあるように思えるけど大事なルールはコレ!
これっきりルール1 動詞の訳し方は文型とペアで覚えることが基本だ
これっきりルール2 イコールの関係が発見できれば、補語のある文だ
これっきりルール3 不定詞は仮主語構文や意味上の主語が要マークだ
これっきりルール4 動名詞は、文中で主語・補語・目的語の役目をする
これっきりルール5 分詞の用法は名詞を修飾したり、補語になることだ
これっきりルール6 分詞構文はつなぎの語と主語を補って訳せばよい
Let's try!
これっきりルール7 and、but、or、for、soを見たら○でかこんでしまえ
これっきりルール8 名詞節は主語、補語、目的、同格のどれかになる
これっきりルール9 関係代名詞は「接続詞+代名詞」に置き換えよう
これっきりルール10 副詞節は時・原因・理由・目的・結果・条件・譲歩を表す
Let's try!
Part3[これっきりピンチ脱出法]入試問題でつまずくところは決まっている。切り抜け方をコーチ!
これっきりピンチ脱出法1 意味の通らない訳文になったら主語を確認しよう
これっきりピンチ脱出法2 Thisが全文の内容を表すときには要注意だ
Let's try!
これっきりピンチ脱出法3 関係詞に導かれる文は( )でくくってしまえ!
これっきりピンチ脱出法4 同格関係にある語句を見つけたら線でつなげ!
Let's try!
これっきりピンチ脱出法5 カンマではさまれた挿入はとりあえず無視!
これっきりピンチ脱出法6 省略構文は省略されている語句を補って訳せ
これっきりピンチ脱出法7 倒置構文はもとの構文の順序を正してから訳せ
これっきりピンチ脱出法8 無生物主語の構文は主語を副詞のように訳せ
Let's try!
index
【初版発行年月日】1992年7月
【収蔵品発行年月日】1993年3月 第3刷発行/2002年3月 第14刷
【収蔵品定価】850円(本体825円)/本体850円
【入手困難度】★★☆☆☆
【学力貢献度】★☆☆☆☆
【ヤフオク相場】200円~
【鑑定額】200円
【代替参考書】篠田重晃・玉置全人・中尾悟「英文読解の透視図」(研究社出版)
【コメント】
夏コミで出した「1QQ4」の第1章ではないが、2つの表紙の違いが分かるだろうか。

「ダイナマイト英文解釈」の佐藤雅文師と言えば伊藤政弘師と並ぶ中央ゼミナール英語科の二枚看板だが、ふとブックオフで手に取った版を見ると肩書きが一橋学院講師になっていた。表2のプロフィールを見ると1982年から一橋学院講師ということになっているが、さすがにコレは勇み足だろう。ちなみにカバーを取ると両方とも表紙は「中央ゼミナール講師」となっている(というか、カバーにしか刷数表記がない)。
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学研の「超基礎」シリーズの英語は井川治久師のシリーズが売れ線で、その他は目立たないまま消えてしまったのかと思っていたら、意外や意外この本は10年近く流通していたことになる。
「ダイナマイト英文解釈」というキャッチコピーの割にあまり衝撃的な内容ではなかったために今まで評価していなかったのだが、冒頭の件をキッカケに読み直すと意外に悪くないことに気づいた。
確かにこの本にしか書かれていない衝撃的な内容は無い。ただ、出来の悪い生徒にとって、「これっきり」という割り切り方が絶妙なのだ。あくまで偏差値55以下というレベルにおいて、この本に書いてあることが「アタリマエ」になれば英文を見る目がだいぶ変わってくるはずだ。逆に言うと、目次の表題から書かれている内容が類推できないようだとまだまだこの本を読む意味はあるのではないか。
ある程度以上のレベルだとPart1・2は「何を今更」感が濃厚で、いちいち例文を図解されるのをクドく感じて本を放り投げてしまうかもしれないが、Part3のやや長めの下線部訳とその解説の丁寧さはそれまでの労苦に報いるだけの内容はある。代替参考書はこの本より遥かに上のレベルだが方向性自体は一緒。
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by roudai | 2010-12-14 00:00 | 英語 | Comments(0)

収蔵品番号249 年代ズバリ暗記

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【タイトル】試験に出る中学社会歴史<重要年代200> 年代ズバリ暗記
【著者】柳川正実
【肩書】神奈川県立川崎市立宮前平中学校教諭
【出版社】学習研究社
【サイズ】文庫
【ページ数】96頁
【目次】
はじめに
本書の特徴と活用法
本書の約束ごと
◆年代ズバリ暗記 日本史
第1章 国のおこりから律令制の成立
第2章 律令政治と摂関政治
第3章 武家政治の成立と発展
第4章 武家政治の確立
第5章 幕府政治の移りかわり
第6章 近代日本の成立
第7章 近代日本の発展
第8章 二つの世界大戦と日本
◆年代ズバリ暗記 世界史
第1章 世界の古代文明
第2章 ヨーロッパ世界の形成
第3章 ヨーロッパ世界の発展
第4章 二つの世界大戦
◆誤りやすい事項・人物の征服法
日本史
世界史
「用語解説」さくいん
【初版発行年月日】1976年2月15日
【収蔵品発行年月日】1985年 第26刷発行
【収蔵品定価】200円
【入手困難度】★★★☆☆
【学力貢献度】★★☆☆☆
【ヤフオク相場】200円~
【鑑定額】500円
【代替参考書】旺文社「元祖日本史の年代暗記法」(旺文社)
【コメント】
当博物館も開館以来4年目に突入した。
ネタにする本には困っていないのだが、読み込む時間とコメントの少なさが悩みの種だ。
今回は3周年記念ということで(今見直すと2周年の時には何にもしていなかった・笑)、館長の「原点」を振り返ってみることにしよう。よって、今回は「大学」受験参考書ではない。

本書は館長が生まれて初めて「自分の眼」で選んで買った受験参考書である。ちなみに館長11歳、「中学」受験を志したときのこと(収蔵品は後に買い直したもの)。もちろん「中学」受験用にも年代暗記の参考書はあったが、敢えて「高校」受験用の本を選ぶあたりにマニアとしての萌芽が見て取れる。
現在に至るまで館長は語呂合わせ専門の本が大嫌いだが、それはこの本に由来している。生まれて初めて買った本が語呂合わせなので語呂合わせが嫌い、というのは矛盾しているように見えるがそうではない。この本の語呂合わせの出来が良すぎて、その後に見た本の不自然かつ覚えにくい語呂合わせに辟易しているのだ。

たとえば「平安京遷都」の794年の語呂合わせは世間的に「鳴くよウグイス平安京」というのが通り相場だ。しかし、ウグイスが鳴くことと平安京にどれだけの関係があるのか。ちなみに本書は「泣くよ坊さん平安京」である。平安遷都の目的として、奈良の僧侶の政治介入を防ぐため、という意味まで含まれている。同じく平城京遷都も「南都 平城 長安まねる」とよく「なんと綺麗な」などと感嘆詞として使われる710年を平城京の別称である「南都」と繋げている点が秀逸である。
他にも応仁の乱で「応仁で 都は野辺と人(1)詠(4)む(6)な(7)り」と「汝ヤシル都ハ野辺ノ夕雲雀アカルヲ見テモ落ルナミタハ」(飯尾彦六左衛門尉)を詠み込む周到さ。
今回読み返して気付いたのは享保の改革で、「美(1)男(7)ヒー(1)ロー(6)享保の吉宗」と書かれたのはおそらく1976年、「暴れん坊将軍」放映開始(1978/1/7)の2年前になる。館長がこの本を買った時には既に「徳川吉宗=松平健」だったので、「美男ヒーロー」に何の違和感もなかったが、松平健以前の吉宗というと「大岡越前」(1970~2006)の山口崇が筆者の念頭にあったのか(笑)?

あまりに覚えやすかったので買って四半世紀以上経った現在も200の語呂合わせの半分以上は一字一句違えずに覚えている。大学受験向けとして絶対量が足りないのは承知の上で、今から30年以上前に出されたこの本より覚えやすい年代暗記の本はないと断言する。
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by roudai | 2010-10-05 00:00 | 社会 | Comments(0)

収蔵品番号241 日本史速習速解法

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【タイトル】山内邦夫の日本史速習速解法
【著者】山内邦夫
【肩書】研数学館
【出版社】学研
【サイズ】B6
【ページ数】253頁
【目次】
●速習速解法Ⅰ 政治史の急所11
 奈良時代の政争
 藤原北家の台頭と摂関政治の展開
 承久の乱
 天下の大乱
 戦国時代の諸問題
 江戸時代の三大改革
 自由民権運動の展開
 護憲運動と普選運動
 戦後の民主化政策
 古代~近代の法制史(法令史)
★入試に出る『戦前の保守政党の系譜』
●速習速解法Ⅱ 外交史の急所9
 5世紀までの日本と大陸の交渉
 鎖国体制の完成
 開国とその影響
 条約改正
 日清・日露戦争をめぐる諸問題
 第一次世界大戦と日本外交
 満州事変とファシズム
 日中戦争から太平洋戦争へ
 戦後の日本外交
★入試に出る『戦後の主要外交史料(抄文)一覧』
●速習速解法Ⅲ 文化史の急所10
文化史に強くなる法
古代の仏教&仏教美術
鎌倉新仏教六宗派の成立
茶の歴史
江戸時代の儒学
江戸時代の国学
江戸時代の蘭学(洋学)
明治時代の思想
古代~現代の史学史
古代~現代の教育史
★入試に出る『文化史上の主要命数一覧』
【初版発行年月日】1991年11月
【収蔵品発行年月日】1991年11月 第1刷発行
【収蔵品定価】850円(本体825円)
【入手困難度】★★★☆☆
【学力貢献度】★☆☆☆☆
【ヤフオク相場】400円~
【鑑定額】105円
【代替参考書】横田伸敬「横田の[交響曲日本史]」(大和書房)
【コメント】
研数学館の看板講師で自称「日本史の神様」山内師による参考書。
出版当時既に研数学館は三大予備校に大きく水を開けられ、昔日の面影はとうに無かった。著作も以前紹介した「早わかり昭和史」(ライオン社)とこの本くらいで、当時人気絶頂だった菅野祐孝師とは比べものにならない。
菅野師は「大学受験ラジオ講座」講師であり、「全国入試問題正解」解答者でもあるので、旺文社と関係が深いことは言うまでもないが、他にも三省堂や開拓社や聖文社などからも参考書を出している。ところが学研からは1冊も出しておらず、学研の日本史参考書のメインライターは、古くは山内師(研数学館)、宇佐美正利師・瀧音能之師(一橋学院)、近年では石川晶康師(河合塾)や金谷俊一郎師(東進ハイスクール)であった。

理由は知らないが、予備校バブル期当時、代ゼミと学研の折り合いが悪く、有坂師の「例の方法」を学研が出したことで高い宮様が激怒したというのをどこかで目にした記憶がある。
代ゼミ人気講師の学研から出ていた参考書といえば、前田秀幸師の「パスラインJ/M日本史」、矢沢也夫師の「新ココがネラわれる化学反応式」くらいで、どちらも80年代中盤、前田師・矢沢師共に武蔵高等予備校で教えられていた時期のもので、前田師が再度学研から出したのは「パスライン」から20年近く経って代ゼミ講師の肩書きが取れてからというのも意味深である。そういえば夏コミで出す「1QQ4」の第1章で取り上げた浅見師の「Super理系数学」もその延長線上の話なのかもしれない。

一冊にアレもコレも詰め込もうとして字ばっかりの誌面だが、その実、内容は教科書レベルで帯にあるような「入試史料集はもういらない!」「受験生の弱点対策はこれで万全!」などというコピーからは程遠い内容。通史とすればスカスカで、要点集としてはメリハリのない駄作。
2色刷だが、黒と紫(確か「英文法正答識別法」(旧版)も同じ)という珍しい色使いで、色付きよりも黒ゴシックの方が目立つ上、やたらと黒ゴシックを使っている(しかも黒ゴシックは教科書レベルの用語がほとんど)ため、読んでいて徒労感がある。菅野師・前田師に始まる受験日本史のパラダイムシフトに乗り遅れた残念な参考書というべきだろう。
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by roudai | 2010-08-10 00:00 | 社会 | Comments(0)