浪人大学付属参考書博物館

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昔の大学受験参考書を展示する私設博物館です。

by roudai
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2017/08/22
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2016/02/29
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収蔵品番号502
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2016/02/14
収蔵品番号477
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2015/08/01
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2015/06/01
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2015/05/10
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2015/05/05
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2014/11/30
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2014/8/26
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2014/4/29
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2014/04/19
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2014/03/30
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2014/3/25
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2014/02/26
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収蔵品番号443 プラトンの英作文講義

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【タイトル】プラトンの英作文講義
【著者】クリストファ・バーナード vs.勝見務
【肩書】帝京大助教授・代々木ゼミナール講師
【出版社】研究社出版
【サイズ】A5
【ページ数】194頁
【目次】
はじめに
この本の構成
CORE ONE 新傾向問題
第1講 与えられている情報を的確につかむ(東京女子大)
第2講 現場の先生をまじえて(金沢大)
第3講 段落の骨組みをしっかり作る(大阪大)
第4講 道の案内の基本例(熊本大)
第5講 絵―「物語」か「描写」か(神奈川大)
  応用(弘前大/慶応大)
CORE TWO 会話・口語表現
第6講 “直訳”に気をつけよう(岡山大)
第7講 「顔色」についての表現(名古屋市立大)
第8講 大げさな表現を避ける(静岡大)
第9講 現場の先生をまじえて(滋賀大)
第10講 「Xを…された」の受け身の表現(愛媛大)
  応用(鹿児島大/東京都立大)
CORE THREE 条件の付いた英作文
第11講 限定条件をうまく活かす(明治学院大)
第12講 主語のバリエーション(甲南大)
第13講 文法のルールを正しく適用する(跡見学園女子大)
第14講 文法,語い,慣用表現のバランス(慶応大)
第15講 現場の先生をまじえて(筑波大)
  応用(名古屋市立大/早稲田大)
CORE FOUR 難しい語い・時事英語・新語
第16講 難しい語いを吟味し,やさしく表現(九州大)
第17講 時事英語の重要性(東京都立大)
第18講 難しい単語の定義的な扱い(京都大)
第19講 「海外雄飛の夢」を簡単に訳す(大阪外大)
第20講 現場の先生をまじえて(鹿児島大)
  応用(鶴見大/京都大)
CORE FIVE ぴったり使える構文や熟語
第21講 "There is …"を上手に使う(横浜市立大)
第22講 幹と枝葉の関係を見きわめる(岡山大)
第23講 「いくら…しても…ない」(大阪外大)
第24講 「待つよりほかに手がない」の色々(東京大)
第25講 現場の先生をまじえて(大阪大)
  応用(大阪府立大/大阪大)
CORE SIX 訳しづらい表現・慣用的な表現
第26講 難しい表現を砕いてやさしく考える(金沢大)
第27講 「後ろ髪を引かれる思いで」(岡山大)
第28講 現場の先生をまじえて(群馬大)
第29講 「愛惜の念がわく」はどう訳せるか(大阪女子大)
第30講 こなれた言い回しをやさしく訳す(京都大)
  応用(中央大/山口大)
CORE SEVEN 文の構造の吟味
第31講 時制をどう処理すべきか(神戸大)
第32講 文を切るか切らないか(慶応大)
第33講 文をどのようにつなげるか(高知大)
第34講 直接話法と間接話法を仕分けして訳す(津田鶴大)
第35講 現場の先生をまじえて(東京学芸大)
  応用(同志社大/京都大)
CORE EIGHT 長い文章・エッセイ
第36講 有名人の言った言葉(お茶の水女子大)
第37講 意味をかいつまんで訳出しよう(東京外大)
第38講 名詞句をスマートに扱う(入谷敏男)
第39講 直接話法か間接話法か(聖心女子大)
第40講 現場の先生をまじえて(田中康夫)
  応用(鈴木孝夫/渡部昇一)
  チェックしよう
【初版発行年月日】1991年3月30日
【収蔵品発行年月日】1991年3月30日 初版発行
【収蔵品定価】1340円(本体1301円)
【入手困難度】★★☆☆☆
【学力貢献度】★★★☆☆
【ヤフオク相場】300円~
【鑑定額】650円
【代替参考書】勝見務,クリストファ・バーナード「ガリレオの英作文」(プレイス)
【コメント】
館長のようなアラフォー世代にとって、「悩み」とくれば、ソクラテスかプラトンである(笑)。
ということで、以前リクエストをいただいた本書を取り上げる。

この本に先行する「コペルニクス英作文」がタイトルほどパッとしない内容だったせいかあまり良い印象を持っていなかったのだが、いざ読み始めて自分の不明を恥じる次第。ちょうど戦前からの伝統的な和文英訳から様々な新傾向問題が出現するようになった時期に合わせて1冊であらゆるパターンを網羅しようとする意欲作。ネイティヴスピーカーと日本人の対談形式の解説の中に時折高校教師が混じって進められていくが、いかんせん登場人物全員が「デキる」人たちなので、いくら現場の声を反映したと言ってもそれなりの回答ばかりで、オッチョコチョイの生徒役が1人くらいいないと読者の共感は得づらい。

ネイティヴスピーカーの回答が売りと言えば同時期に「クニヒロの入試の英作36景 」シリーズがある。共通する問題があったので回答を比較してみよう。
(a)外国人の語学教師がよくこぼすのだが、最近の日本の学生は熱心に勉強しない、昔のように、外国語を必死に覚えようとする気迫が感じられないと言う。(b)これは当然の話で、今は海外雄飛の夢を描いて外国語を勉強するという時代ではない。('88・大阪外大)
ANSWER ONE
(a)Foreigners teaching languages in Japan frequently complain that their students are lacking in the determination to learn foreign languages that they used to have, and do not study in earnest.
(b)This is to be expected since we are no longer living in an age in which we study foreign languages in the hope of embarking on great adventures in other countries.

ANSWER TWO
(a)Foreigners who teach language in Japan frequently complain that their students lack the determination to learn a foreign language that they formerly had.
(b)This is to be expected since this/now is not.the age in which we take up language study with the expectation of having a brilliant career abroad.

MR.KATSUMI'S RECOMMENDED ANSWER(合格ギリギリラインの訳)
(a)Foreign teachers in Japan often say that their students these days do not study foreign languages hard and that they don't seem to be as eager to study foreign language as they were before.
(b)However, this is natural.These days people do not study foreign languages in order to go abroad with ambitious dreams.
「クニヒロの入試の英作36景 第2集」の回答はこちら。
●解答例●
1)(a)Foreign language teachers in Japan will often admit that their students don't study very hard.They say that they no longer sense the zealousness with which students studied foreign languages in the past.
(b)This is not surprising. Today no one studies foreign languages dreaming of making a name for oneself in a foreign land.
2)(a)A foreign language teacher l know complains that tooday's Japanese students are not studying hard. They don't seem as driven to learn foreign languages as in the past.
(b)But this is only to be expected. The era has passed in which students were motivated in their language study by the dream of finding adventure abroad.
3)(a)Foreign language teachers often complain that Japanese students do not study as hard as they used to. They sense students do not have the same determination to learn a language.
(b)And why should they? People no longer dream of making their tortures overseas.
4)(a)Foreign language teachers often complain that Japanese students today don't study as hard as they used to. They don't seem to have the desire and enthusiasm that students did in the old days.
(b)This is only natural. Today, few people try to learn a foreign language in order to make their dreams of finding success abroad come true.(同書84~5頁)
「プラトン」では出だしの「Foreign language teachers」について、「外国人の語学教師」か「外国語を教える先生(日本人も可)」についてこだわるのだが、「クニヒロ」では4人のネイティヴが揃って「(a )foreign language teacher(s)」を用いていたりする。逆に、ANSWER ONEの「that they used to have」のthatの先行詞はdeterminationだが、かつての生徒と現在の生徒は別人なのでused to を使うのは何となく引っかかる。「クニヒロ」のネイティヴよりインテリであるが故に回答の一文も長く、語いのレベルも高いので受験生が真似をするのはちょっと辛い。

CORE SIX以降の問題は京大か外語大レベルなので、純粋に和文英訳を学びたい読者にとっては意外と使えるページは少なく「クニヒロ」同様、気軽に質問できる適切な指導者がいない状況下で使うことはオススメしない。代替参考書は同著者の「コペルニクス英作文」の改訂版。
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by roudai | 2014-04-15 00:00 | 英語 | Comments(3)

収蔵品番号363 納得できる英文法

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【タイトル】納得できる英文法
【著者】吉川勇一
【肩書】代々木ゼミナール講師
【出版社】研究社出版
【サイズ】A5
【ページ数】190頁
【目次】
1 君の宝は腐ってないか?―英和辞典の活用
2 短大の出題・東大の出題―自動詞と他動詞
3 「私は学生です」を英語で書ける?―時制(その1)現在形
4 「買えた」はcould buyではない!―時制(その2)過去形
5 過去から現在までつなかった時制―時制(その3)現在完了形
6 助動詞shallの原理的解明―わかりにくい未来の助動詞の区別
7 否定語のnoとnotをめぐって―英語の「公式」?
8 「鯨と馬と魚の公式」の解体―比較の話(その1)
9 「これ、それ、あれ」―代名詞、とくにitについての話
10 準急は急行に似てるか急行ではない―準動詞って何なんだ
11 英字新聞の見出しの文法―それから不定詞の性質を考える
12 扉は聞こえるか?―もう1度基礎にかえって分詞の話
13 とっくりの酒はあまるか?―too~to構文の分析と副詞
14 「場所がWhereだ」なんて!―関係詞は接続詞
15 同類がたくさんあるときは"a"―冠詞の話
16 timeは「時」で「倍」ではない―比較の話(その2)
17 描出話法って何だ?―言い換え練習の危険性
18 能動態⇔受動態は違うことを言う―またまた言い換え練習の危険性
19 A of Bは「BのA」でいいか?―前置詞ofの用法を考える
20 butは「しかし」ですむわけがない―butを中心に接続詞の話
21 やっぱり自動詞と他動詞の区別なのだ―従位接続詞の話
22 倒置は何のために起こる?―倒置の語順のルール
23 英語についての文句を聞こう―ところで箪笥の数え方知ってるかい?
さくいん
【初版発行年月日】1994年4月15日
【収蔵品発行年月日】1995年1月20日 第2刷発行
【収蔵品定価】1200円(本体1165円)
【入手困難度】★★★☆☆
【学力貢献度】★★☆☆☆
【ヤフオク相場】350円~
【鑑定額】500円
【代替参考書】小倉弘「受験英語禁止令―あなたの英語をリストラするマル禁132条」(研究社出版)
【コメント】
日頃は英語がデキない生徒向けの「ベイシック英語ゼミ」を担当している吉川師が、受験英語に対する「意識の高い」読者しか読まない月刊誌『高校英語研究』(研究社)に1年間連載した内容をまとめたもので、表題から「ベイシック英語」寄りの内容を期待していたらさにあらず。読者層に合わせてやさしそうなのは章のマクラだけで、中程からどんどんレベルが上がっていき、例題として使われている当時の入試問題も相当レベルが高い。そのせいかマクラで初歩的な謎を提示しておきながら、その答えが流れてしまっているケースもある(お母さんが息子の学校に行くときにI go to school.と言ってはいけないという話のオチ)。
そして、強い意志のShallを表すのに
General MacArthur の"I shall return."
 もちろん諸君はGeneral Douglas MacArthur の名前は知っていよう。日本敗戦後、日本占領の連合軍総司令官だったアメリカの将軍だ。
そのMacArthur将軍の"l shall return."という有名な言葉がある。1941年、彼は米極東軍の総司令官としてフィリピンのマニラにいた。だが太平洋戦争初期の日本軍の猛攻の前に、フィリピンの米比連合軍は敗退し、彼は1942年の春、オーストラリアに逃れることになる。そのときに述べた言葉がこの"l shall return."だ。
 ついでに言っておけばthe Death March in Bataan 「パターン死の行進」として歴史に残る日本軍の残虐行為か起こされるのはその直後だ。
さて、それきりで将軍が反撃できなかったらこの言葉は有名にはならなかったのだろうが、米軍はその後反撃に転じ、MacArthur将軍はふたたびフィリピンに戻って日本軍を敗北させるばかりか、最初に言ったように、占領軍の最高司令官として日本にやってくる。彼の言葉は実現したわけだ。この場合も、彼が"l will return."と言ったのよりも"l shall return"の方がずっと強い表現になっている。つまり「私(マッカーサー)がここに戻ってくるのは、私個人の意志や願望を超えた絶対必然の未来なのだ」と言ったわけで、いわば、それは神の摂理としてそうなっているのだというような意味をもってくる。そしてそのとおりになってしまうのだから、この言葉はえらく有名になったわけだ。(43~4頁)
戦後47年経とうが"I shall return."だし、用もないのに「バターン死の行進」を持ちだしてくるあたりは「ベ平連」二代目事務局長の面目躍如だ。
市民大好き、弱者大好きなところはこんなところにも出てくる。
とんでもない論理の入試問題
 さっきから、論理、論理と、私はそればかり言ってきたみたいだが、大学の先生の中にも、およそ論理がわかっていない馬鹿がいることも言っておこう。
 数年前の本当のことなのだが、宮城県のある大学が入試に次のような問題を出したのを見て、私はびっくり仰天した。

■空所内に最も適当な語を入れなさい。
 Poor (   ) he is, he is very honest.

 旺文社の『傾向と対策』によると、この問題の解答は as もしくは though だという。つまり、譲歩の副詞節にして「彼は貧しいにもかかわらず、とても正直である」という文を作らせるわけである。出題した教授の頭の構造が思い知れる。私だったら「彼は貧しいから正直なのだ」あるいは「正直だから貧しいのだ」という文でも作りたいのだが、与えられた構文ではそうはならない。
 もっとも、最近、宮城県知事や仙台市長か、不正直なことをやって何十億という賄賂を受け取り、逮捕されたことを知って、なるほどとも思えたのだか。いや、余計なことを言って失礼。今回は脱線したのでここまで。(162頁・下線原文ママ)
はてさて、これは異な事を仰る。この問題に日本語訳は付いていない。勝手に訳して一人で仰天しているのは吉川師である。
しかし、辞書でasを引けば分かるように、asには譲歩と理由を表す場合があり、館長は原秀行尊師から「asを譲歩に訳しておかしければ理由で訳せ」と習ったが、吉川師がasに理由があることをご存じないハズはないだろう。この英文だけ切り出して出題者が「貧乏にもかかわらず」と考えていると断定するのは、論理、論理、と口では言いながら、自分の都合の良い解釈しかできない半導体脳(例:「アメリカの核は汚い核で中共の核はきれいな核」)の持ち主であることを図らずも表している。
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by roudai | 2012-11-06 00:00 | 英語 | Comments(0)

収蔵品番号220 英文法の急所

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【タイトル】毛利良雄の大学入試シリーズ 英文法の急所
【著者】毛利良雄
【肩書】前 灘高校教諭
【出版社】研究社出版
【サイズ】新書
【ページ数】412頁
【目次】
【初版発行年月日】1971年2月1日
【収蔵品発行年月日】1992年10月20日 新装第18版発行
【収蔵品定価】1300円(本体1262円)
【入手困難度】★★★★☆
【学力貢献度】★☆☆☆☆
【ヤフオク相場】2000円~
【鑑定額】500円
【代替参考書】森一郎「試験にでる英文法」(青春出版社)
【コメント】
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by roudai | 2010-03-16 00:00 | 英語 | Comments(0)

収蔵品番号180 英文読解講座

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【タイトル】英文読解講座
【著者】高橋善昭
【肩書】駿台予備校専任講師
【出版社】研究社出版
【サイズ】B6
【ページ数】216頁
【目次】
はしがき
第1章 文の中核構造
 研究1 主語と動詞の特性
第2章 文の変形と埋め込み文の構造-その1(句)
 研究2 第5文型の特性
 研究3 文の句変形の諸相
第3章 文の変形と埋め込み文の構造-その2(節)
 研究4 接続詞による変形
 研究5 疑問詞による変形
 研究6 関係詞による変形
 研究7 関係詞連鎖
 研究8 関係詞節の並列限定と二重限定
第4章 情報の予告と展開の構造
 研究9 予告と展開の構造
第5章 比較文の構造
 研究10 比較の概念と2文合成
 研究11 比較否定文の概念と構造
第6章 破格文の構造
あとがき
INDEX
【初版発行年月日】1986年12月10日
【収蔵品発行年月日】1986年12月10日 初版発行
【収蔵品定価】900円
【入手困難度】★★★★☆
【学力貢献度】★★★★☆
【ヤフオク相場】3000円~
【鑑定額】1000円
【代替参考書】高橋善昭「英文読解講座 [新装復刊]」(研究社出版)
【コメント】
「英文和訳講座」と同様に「高校英語研究」の連載を元にした高橋師の処女作。昭和末期の研究社出版の本らしくスミ一色で活字の詰まった組版。ひたすら1~2パラグラフ程度の英文を訳していくが「和訳講座」と比較するとやや出題校が私大寄り。ただし、基本的に全訳しかしていないので、内容としては国公立志願者向け。
「文とその変形」をメインテーマとしているので、一般的な読解文法はとっくに済ましているレベルでないと太刀打ちできない。説明はぶっきらぼうだが、生徒が勝手読みしそうなところを「~はデタラメ読み」「○○と訳すのは誤り」「・・・と読むのは関係詞連鎖に対する無知に起因するもの」とズバズバ斬ってくれる。ただ
There are men ...「...な人々がいる」Thereを「そこに」と訳出するのは致命的な誤り。(P.202)
とまで言うのは、「破格文」などという内容を読もうとするレベルを考えれば、そんなヤツおれへんやろ~!とツッコミの一つも入れたくなる。
第4章は最近流行りの「情報構造」っぽいが、内容的には至極アッサリとしている。第5章の比較文については「no more ~ than」「no less ~ than」「not more ~ than」「not less ~ than」の違いを非常に理屈っぽく教えてくれる。個人的には代ゼミの原秀行尊師の教え方の方がインパクトの面で上だと思うが、活字になったものの中では上位に位置する内容だと思う。
200ページちょいの厚さだが内容的には相当歯ごたえがある。最低「ビジュアル英文解釈」は卒業していないと読みきるのは辛いか。

P.S.
2010年06月上旬に復刊が決まったそうです。復刊ドットコムで予約が始まっています。価格は1500円+税と山貞の時のようなボッタクリではありません。
http://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68313715
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by roudai | 2009-06-23 00:00 | 英語 | Comments(8)

収蔵品番号094 シンプルクッキング英作文

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【タイトル】大学入試シンプルクッキング英作文
【著者】太田博司
【肩書】駿台予備校講師
【出版社】研究社出版
【サイズ】A5
【ページ数】160頁
【目次】
COOKING LESSON 1 入試英作文は、手近な材料で美味しく料理
COOKING LESSON 2 調理の基本ステップをまず、頭に入れる
COOKING LESSON 3 基本ステップを応用し、入門メニューに挑戦
COOKING LESSON 4 ベテランシェフの秘伝を伝授
COOKING LESSON 5 複雑なフルコースも単品の組み合わせ
COOKING LESSON 6 本物を味わうことも一流シェフへのステップ
COOKING LESSON 7 調理法がわからないときの「ごまかし」のテクニック
COOKING LESSON 8 免許皆伝への道(その1)
COOKING LESSON 9 免許皆伝への道(その2)
COOKING LESSON 10 これまでの総復習として卒業試験で実力試し
COOKING LESSON 11 出題形式別英作文の調理実習で実戦に備える
COOKING LESSON 12 重要ポイントのおさらいと最後の調理実習
【初版発行年月日】1995年2月1日
【収蔵品発行年月日】1995年2月1日 初版発行
【収蔵品定価】1100円(本体価格1068円)
【入手困難度】★★★★☆
【学力貢献度】★★★☆☆
【ヤフオク相場】3000円~
【鑑定額】3000円
【代替参考書】太田博司「大学入試 シンプル・クッキング英作文 <新装版> 」(研究社)
【コメント】
ヤフオク高額落札常連の1冊。著者が関西駿台の講師だったため一般的知名度の低さが傷になったか絶版になってしまったが、難関国公立大学の本格的英作文に必要なコツを分かりやすく伝授してくれる好著。逆を言うと、東大・東京外大・京大といったところを受験しない人にはほぼ必要ない(将来英語を書く段になるとまた違うが)参考書。
ただ、ある程度の英作文の能力があり、英文法に穴のない生徒でないと読みこなすのは難しいか。

【追記】
今年の研究社からの「恐怖のクリスマス・プレゼント」に決定したようです。

大田博司『大学入試 シンプル・クッキング英作文 <新装版>』
http://webshop.kenkyusha.co.jp/book/978-4-327-76479-1.html

近頃オークションに出ても動かないのでもしやと思ったら予想通りですね。
頁数が若干増ですが章立ては同じなので大きな変更は無さそうです。
難関国公立志願者以外に買う人いるのかしら?という気もしますが。
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by roudai | 2008-01-02 00:00 | 英語 | Comments(4)

収蔵品番号093 英文解釈教室

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【タイトル】英文解釈教室
【著者】伊藤和夫
【肩書】駿台予備校専任講師
【出版社】研究社出版
【サイズ】B6(ハードカバー)
【ページ数】314頁
【目次】

はしがき
Cahpter 1 主語と動詞
Cahpter 2 目的補語
Cahpter 3 that-Clause
Cahpter 4 what-Clause
Cahpter 5 倒置形
Cahpter 6 同格構文
Cahpter 7 It...that
Cahpter 8 意味上の主語
Cahpter 9 関係詞
Cahpter 10 修飾語の位置(1)
Cahpter 11 修飾語の位置(2)
Cahpter 12 比較の一般問題
Cahpter 13 比較の特殊問題
Cahpter 14 共通関係
Cahpter 15 挿入の諸形式
あとがき
INDEX
【初版発行年月日】1977年2月5日
【収蔵品発行年月日】1979年1月10日 5版発行
【収蔵品定価】1000円
【入手困難度】★★☆☆☆
【学力貢献度】★☆☆☆☆
【ヤフオク相場】100円~
【鑑定額】500円
【代替参考書】伊藤和夫「英文解釈教室」[改訂版](研究社)
【コメント】
正月らしく紅白の表紙の旧版「英文解釈教室」を取り上げる。以前は古本屋にゴロゴロしていたが、最近はあまり見かけることが無くなった。あと10年もすると「新釈現代文」の道を歩むのだろうか。
あとがきにて「参考書は多いが終わりまで読み通す人は少ない(P.301)」と御自身が書いているように並の受験生では完読するのは不可能だろう。東大も易化した昨今、旧版に取り組む価値があるのは京大受験生くらいなものか。
内容自体は古びていないが、いかんせん黒1色刷の単調な紙面で一本調子で来られると心地よい睡魔が襲ってくる。発売当初は孤高の存在だったが、今は使いやすい参考書が増えているだけに身の丈に合った参考書を選ぶのが賢明だろう。
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by roudai | 2008-01-01 00:00 | 英語 | Comments(2)

収蔵品番号083 フロンティア英文法

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【タイトル】フロンティア英文法
【著者】町田健
【肩書】成城大学文芸学部助教授
【出版社】研究社出版
【サイズ】B6
【ページ数】937頁
【目次】
はしがき
本書の利用法
第1章 文の構造
第2章 文の種類
第3章 動詞
第4章 時制
第5章 仮定法
第6章 態
第7章 不定詞・動名詞・分詞
第8章 助動詞
第9章 名詞
第10章 冠詞
第11章 数量詞・数詞
第12章 代名詞
第13章 形容詞
第14章 副詞
第15章 前置詞
第16章 接続詞
第17章 関係詞
第18章 比較
第19章 否定
第20章 一致
第21章 話法
第22章 表現の技術
第23章 会話表現
文法用語解説
和文さくいん
英文さくいん
【初版発行年月日】1994年10月31日
【収蔵品発行年月日】1994年10月31日 初版発行
【収蔵品定価】1800円(本体1748円)
【入手困難度】★★★★★
【学力貢献度】★☆☆☆☆
【ヤフオク相場】15000円~
【鑑定額】105円
【代替参考書】山口俊治「コンプリート高校総合英語」(桐原書店)
【コメント】
時折ベラボーな値段でヤフオクに上がる謎の文法書。
確かに分かりやすい説明が多いのだが、これを頭から読むわけにも行かず、辞書的に使うことになるが、重要なところもそうでない所も一緒くたなので、よほど頻繁に使い込まないと良さが出ないと思われる。高校や中学の教師が理屈っぽい生徒を撃退するための虎の巻としては最適だろうが、受験生が使う参考書としては詳細すぎるか。定価ならまだしも、万券はたく人の気が知れない。
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by roudai | 2007-12-22 00:00 | 英語 | Comments(0)

収蔵品番号059 英文法教室

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【タイトル】英文法教室
【著者】伊藤和夫
【肩書】駿台予備学校専任講師
【出版社】研究社出版
【サイズ】B6(ハードカバー)
【ページ数】310頁
【目次】
はしがき
Chapter 1 S+V+X(1)
Chapter 2 S+V+X(2)
Chapter 3 S+be+X+X
Chapter 4 S+V+X+X(1)
Chapter 5 S+V+X+X(2)
Chapter 6 Itの構文
Chapter 7 have+p.p.(1)
Chapter 8 have+p.p.(2)
Chapter 9 have+p.p.(3)
Chapter 10 名詞と動詞
Chapter 11 修飾語としての名詞
Chapter 12 冠詞と意味上の枠
Chapter 13 前置詞と目的語
Chapter 14 従属接続詞
Chapter 15 形容詞節の構造
Chapter 16 what-Clause, etc.
Chapter 17 転用接続詞
Chapter 18 主要語を欠く節
Chapter 19 as の種々相
Chapter 20 否定の諸問題
INDEX
【初版発行年月日】1979年10月15日
【収蔵品発行年月日】1984年9月20日 5版発行
【収蔵品定価】1000円
【入手困難度】★★★☆☆
【学力貢献度】★★★☆☆
【ヤフオク相場】3000円~
【鑑定額】500円
【代替参考書】「英文法教室 <新装版>」(研究社出版)
【コメント】

[追記]
コメントを書かないうちに復刊が決定。
完全に研究社は味をしめちゃった。ヤフオクで万券はたいた人へ恐怖のクリスマスプレゼント(笑)。

研究社WebShop:英文法教室 <新装版>
http://webshop.kenkyusha.co.jp/book/978-4-327-76476-0.html

来年は「シンプルクッキング英作文」かな。
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by roudai | 2007-11-28 00:00 | 英語 | Comments(2)

収蔵品番号024 英文和訳講座

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【タイトル】英文和訳講座
【著者】高橋善昭
【肩書】駿台予備学校専任講師
【出版社】研究社出版
【サイズ】B6
【ページ数】259頁
【目次】
はしがき
本書の使用法
Basic Tips
Part I 全文和訳問題
 Chapter 1
 研究 1 代名詞の訳出法
 Chapter 2
 研究 2 従位接続詞の読み方と訳出法
 Chapter 3
 研究 3 数量詞と訳出法
 Chapter 4
 研究 4 共通関係と省略
 Chapter 5
 研究 5 関係詞(1)
 Chapter 6
 研究 6 関係詞(2)
 Chapter 7
 研究 7 分詞構文の訳出法
 Chapter 8
 研究 8 A and M Bの関係とその訳出法
 Chapter 9
 研究 9 whatの訳出法-疑問詞か関係詞か
 Chapter 10
 研究 10 強調構文の見分け方と訳出法
 Chapter 11
 研究 11 予告の語句を含む文の訳出法
 Chapter 12
 研究 12 The more ... , the more ...の構造と訳出法
Part II 部分和訳問題
 Chapter 13
 研究 13 同格構造と訳出法
 Chapter 14
 研究 14 否定の構造と訳出法
 Chapter 15
 研究 15 節構造の訳出法-名詞節か形容詞節か副詞節か
 Chapter 16
 研究 16 挿入の構造と訳出法
 Chapter 17
 研究 17 倒置の構造と訳出法
あとがき
索引
【初版発行年月日】1990年1月15日
【収蔵品発行年月日】1990年3月10日 再販発行
【収蔵品定価】1200円(本体1185円)
【入手困難度】★★★★☆
【学力貢献度】★★★★☆
【ヤフオク相場】5000円~
【鑑定額】3000円
【代替参考書】高橋善昭「英文和訳講座 [新装復刊]」(研究社出版)
【コメント】
伊藤和夫師と並ぶ駿台英語科の重鎮である高橋善昭師の研究社第2弾の著書。先行する「英文読解講座」(研究社出版)と共にヤフオクでは高値安定勢力。こちらの方がやや入手しやすいか。
「英文読解講座」は「意味ありげな術語」を乱発して読者を煙に巻いた観がありあまり好みではないが、こちらはある程度のまとまった長文を如何に整合性を持って正確に全文和訳していくかに重点を置いた本。一応「読解講座」を参照するように書かれているが無くても別に大丈夫。
各問題の採点基準を明確にし、減点法で採点していくのは伊藤和夫師の「英文和訳演習」と同じ手法。国立大で出題された問題が多く、東大・京大を意識した作りになっている。「英文和訳演習」が行き当たりバッタリなのに対してこちらは多少体系立っている。「旧・英文解釈教室」に比べればレイアウトにメリハリがあるので格段に読みやすい。問題数も適当で、難関国公立志望者の総仕上げ向き。

P.S.
2010年06月上旬に復刊が決まったそうです。復刊ドットコムで予約が始まっています。価格は1500円+税と山貞の時のようなボッタクリではありません。
http://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68313716
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by roudai | 2007-10-24 00:00 | 英語 | Comments(0)