浪人大学付属参考書博物館

roudai.exblog.jp
昔の大学受験参考書を展示する私設博物館です。

by roudai
更新履歴
2017/05/03
春のイベントのお知らせに進捗状況を追加しました。

2017/04/08
春のイベントのお知らせに通販状況を追加しました。

2017/04/01
春のイベントのお知らせに当日の注意事項を追加しました。

2017/1/29
収蔵品番号222
のレビューを追加しました。

2016/9/24
収蔵品番号420
のレビューを公開しました。

2016/8/13
収蔵品番号467
のレビューを公開しました。

2016/7/23
収蔵品番号200
の復刊情報とレビューを追記しました。

2016/06/12
発行書籍番号006
の紹介記事を追記しました。

2016/03/23
収蔵品番号353
の代替参考書を変更しました。

2016/03/20
収蔵品番号470
収蔵品番号463
収蔵品番号456
収蔵品番号449
収蔵品番号414
収蔵品番号407
のレビューを公開しました。

2016/02/29
収蔵品番号505
収蔵品番号502
収蔵品番号460
収蔵品番号454
収蔵品番号410
収蔵品番号409
収蔵品番号405
のレビューを公開しました。

2016/02/14
収蔵品番号477
のレビューを公開しました。

2015/09/07
夏コミ新刊の通販を開始しました。旧刊も在庫ありです。

2015/08/29
収蔵品番号392
の復刊情報を追加しました。

2015/08/10
収蔵品番号452
収蔵品番号451
収蔵品番号450
収蔵品番号448
収蔵品番号447
収蔵品番号446
収蔵品番号445
のレビューを公開しました。

2015/08/01
発行書籍番号010
発行書籍番号008
発行書籍番号007
の改訂版情報を追記しました。

2015/06/01
収蔵品番号486
収蔵品番号487
収蔵品番号488
収蔵品番号489
収蔵品番号490
収蔵品番号491
収蔵品番号492
のレビューを公開しました。

2015/05/10
収蔵品番号478
収蔵品番号484
のレビューを公開しました。

2015/05/05
収蔵品番号472
収蔵品番号474
収蔵品番号475
のレビューを公開しました。

2014/11/30
収蔵品番号394
収蔵品番号399
収蔵品番号400
収蔵品番号402
のレビューを公開しました。

2014/10/14
収蔵品番号398
収蔵品番号397
収蔵品番号396
のレビューを公開しました。

2014/8/26
発行書籍番号011
発行書籍番号012
の委託販売を開始しました。

2014/6/7
収蔵品番号376
収蔵品番号150
収蔵品番号103
の代替参考書を変更しました。

2014/4/29
収蔵品番号434
のレビューを公開しました。

2014/04/19
収蔵品番号430
の代替参考書を変更しレビューに情報を追記しました。

2014/03/30
収蔵品番号357
の電子版復刊情報を追加しました。

2014/3/25
収蔵品番号433
収蔵品番号432
収蔵品番号431
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2014/02/26
収蔵品番号086
収蔵品番号347
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収蔵品番号485 薬袋の英語対話問題集

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【タイトル】センター試験対策薬袋の英語対話問題集
【著者】薬袋善郎
【肩書】駿台予備学校講師
【出版社】駿台文庫
【サイズ】A5
【ページ数】177頁
【目次】
Chapter 1 強勢・弱勢
Chapter 2 語句の空所補充
Chapter 3 文の空所補充
Chapter 4 整序作文
Chapter 5 読解総合問題
口語表現頻度順ランキング
【初版発行年月日】1997年10月28日
【収蔵品発行年月日】1997年10月28日 初版第1刷発行
【収蔵品定価】800円(税別)
【入手困難度】★★★☆☆
【学力貢献度】★☆☆☆☆
【ヤフオク相場】1000円~
【鑑定額】400円
【代替参考書】
【コメント】
今週末はセンター試験なので研究社の「教本」シリーズが人気の薬袋師が駿台時代に残したセンター対策本を取り上げる。新課程直後に書かれた本なので、手探り感満載で17年前の本とはいえ今読むとだいぶ古さを感じる。
「Chapter 2 語句の空所補充」なんて単なる空所補充と大差無いし、「Chapter 3 文の空所補充」なども会話問題を状況に応じて21に分類しているが、「分類のための分類」でしかなく、1年後に出た「口語英語で満点をとる!」の斬新さと比べると明らかに落ちる。
「Chapter 5 読解総合問題」は10数年分のセンター過去問を経過した現在の目で見ると質・量共に不足であるが、かといって代替参考書がパッと浮かばないのも困ったものである。
一時期は「英語構文のオリエンテーション」人気に引っ張られて高騰していたが最近は沈静している模様。センター過去問を一通り解いて、更に古い問題にチャレンジしたい人以外にはオススメ出来ない。
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by roudai | 2015-01-13 00:00 | 英語 | Comments(0)

収蔵品番号444 数学の発想のしかた

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【タイトル】数学の発想のしかた
【著者】秋山仁
【肩書】理博、東海大学理学部数学科教授・米国ベル研究所コンサルタント
【出版社】駿台文庫
【サイズ】A5
【ページ数】237頁
【目次】
序文
はじめに
本書の使い方と学習上の注意
縦割り(テーマ別)目次
第1章 視規則性の発見のしかたと具体化の方法
 §1 数列や関数列は規則性が現れるまで書き並べよ
 §2 パターンを見出し、それらの性質を利用せよ
 §3 具体的な数値を代人した例をつくり実験せよ
第2章 着想の転換のしかた
 §1 操作の順や時間の流れを逆転せよ
 §2 視点を変えたり、反対側から裏の世界をのぞきこめ
第3章 柔軟な発想のしかた
 §1 同値な問題へのすり換えや他分野の概念への移行を図れ
 §2 三段論法を活用せよ
 §3 問題を一般化し、微積分や帰納法などの武器を利用せよ
第4章 使うべき道具(定理や公式)の検出法とそれらの活かした使い方
 §1 問題文を読んだ後、使うべき定理を連想せよ
 §2 逆をたどれ、または迎えに行って途中で落ち合え
 §3 式の変形のしかた
 §4 設問間の分析のしかた(出題者の誘導にのれ)
 あとがき
 重要項目さくいん
【初版発行年月日】1989年7月14日
【収蔵品発行年月日】1996年3月6日 初版第10刷発行
【収蔵品定価】980円(本体951円)
【入手困難度】☆☆☆☆☆
【学力貢献度】★★★☆☆
【ヤフオク相場】2000円~
【鑑定額】2000円
【代替参考書】秋山仁「数学の発想のしかた (発見的教授法による数学シリーズ3) 」(森北出版)
【コメント】
4揃いなので4に関する本にしようかと思ったが、森北出版からの復刊記念でこの本を。後ろからチンタラ取り上げていたら1まで行かないうちにまさかの復刊。色々曰くのある本だけに復刊が叶うとは思わなかった。
なぜこのシリーズを後ろから取り上げたのかと言えば、後ろに行くほど範囲が特化して文系の館長でも読める内容になっており、この本あたりから抽象的な問題が増えて正直に言えば(問題の解法部分については)チンプンカンプンである。
各問題についての「発想法」欄は他の参考書と比べて明らかに分量が多く、読んでなるほどと思う箇所も多い。ただ、例えば、同値な問題へのすり替え、と簡単に言われても、本当に同値なのかの議論や、どうしてそうなるのか、までは言及してくれない。
数学の受験参考書の歴史に名を残す名著であることは認めるが、世間が「名著」という言葉に期待するような「誰もが気軽に読んで、即効性のある本」(そんな本は他教科でも思い当たらないが・笑)ではなく、理系範囲までを勉強を終えた浪人生が、公式当て嵌めレベル以上の問題を解くのに壁を感じている際にビタミン剤的に処方されると効力を発揮する本である。
今回、森北出版は2011年に起こったG・ポリア「いかにして問題をとくか」ブームの「2匹目のドジョウ」を狙った感があるが、収録された問題の難度や必要な予備知識の範囲から旧シリーズ同様、デキの良い理系の上位層(と一部の数学マニア)に受け入れられるだけで、一般人が手を出しても本棚の肥やしとなる可能性が高い。
今回の復刊では駿台レクチャー叢書時代の表紙を除いてほぼそのまま復刊しているが、この本以降一般向けに様々な本を書いてきた秋山師が項目立てはそのままに問題を文理問わず解ける問題に差し替えて復刻したら出版社の目論見通りになったかもしれない。
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by roudai | 2014-04-22 00:00 | 数学 | Comments(0)

収蔵品番号347 数学の視覚的な解きかた

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【タイトル】発見的教授法による数学シリーズ6-4 数学の視覚的な解きかた
【著者】秋山仁
【肩書】理博、東海大学理学部数学科教授・米国ベル研究所コンサルタント
【出版社】駿台文庫
【サイズ】A5
【ページ数】221頁
【目次】
序文
はじめに
本書の使い方と学習上の注意
縦割り(テーマ別)目次
第1章 視覚を刺激する方法
 §1 モデルを作ってそれを見ながら解け(平面版)
 §2 補助線・補助曲線を利用せよ
 §3 ゛考えるための色″を導入せよ
第2章 情報の図による表現のしかた
 §1 関係を図で表現せよ
 §2 状態の推移やおこり得る場合を図で表現せよ
第3章 グラフヘ帰着させる方法
 §1 方程式の実数解は2曲線の交点に帰着させよ
 §2 不等式はグラフを利用して解け
 §3 条件つき最大値・最小値問題はグラフで処理せよ
 §4 分数関数は直線の傾きに帰着せよ
 §5 数列の極限値はグラフを利用せよ
 §6 必要性・十分性は集合の包含関係で議論せよ
 §7 場合の数が無数にある確率の問題は面積に帰着させよ
 あとがき
 重要項目さくいん
【初版発行年月日】1989年6月22日
【収蔵品発行年月日】1995年3月28日 初版第6刷発行
【収蔵品定価】980円(本体951円)
【入手困難度】★★★★☆
【学力貢献度】★★★☆☆
【ヤフオク相場】5000円~
【鑑定額】2500円
【代替参考書】秋山仁「数学の視覚的な解きかた (発見的教授法による数学シリーズ4) 」(森北出版)
【コメント】
ヤフオクでも高値安定の人気を誇る「発見的教授法」シリーズ。実は日本より受験戦争が激しい韓国でも正式(?)に刊行されており(現在の状況は不明)、あの国らしく本書をパクッた入試問題が出題されたこともある。
収蔵品を見ると思ったよりも長く(6年以上)流通している上に刷数も重ねているが、みんな死蔵しているのだろうか。
現行本に「視覚化」だけの本はないのだが、一番美味しいところ(畳の色分けやランダムウォークの図示)は「実況中継」を始めとする秋山師の一連の著作で何度も繰り返されているため、今読み返すとほとんど新味がない。むしろ実況中継のたった2章分の内容を無理矢理1冊に水増しした感があり、「実況中継」を持っていればこの本にこだわる必要はないだろう。
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by roudai | 2012-07-17 00:00 | 数学 | Comments(2)

収蔵品番号336 古文入門

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【タイトル】大学受験必修古文入門―探究・読解の着眼点
【著者】桑原岩雄・関谷浩
【肩書】駿台予備学校講師
【出版社】駿台文庫
【サイズ】A5
【ページ数】150頁
【目次】
第一篇 読解の着眼点
 生きたことば
 間を隔てて係ることば
 会話文と地の文
 前後からの追究
 動作の主体
 複雑な文の理解
 会話文の特殊な続き方
 連用形の用法
 中止法の用法
 筋の通る把握
 文法は武器である
 情理を尽くす
第二篇 語法の基礎
 助動詞
   動詞の活用と助動詞の接続
   助動詞の活用
   助動詞の職能(意味)
 助詞
 敬語
   第一部 総説
   第二部 各説
第三篇 着眼点の探究
 大和物語
 大鏡
 十訓抄
 平家物語
 建礼門院右京大夫集
【初版発行年月日】不明
【収蔵品発行年月日】1985年3月8日 初版第12刷発行
【収蔵品定価】750円
【入手困難度】★★★☆☆
【学力貢献度】★☆☆☆☆
【ヤフオク相場】500円~
【鑑定額】105円
【代替参考書】関谷浩「古文解釈の方法」(駿台文庫)
【コメント】
かつての駿台文庫は、大学で学ぶための前提だからと嘯いて内容も伴わないのに「○○入門」のタイトルを付けて、純真な受験生を絶望の淵に突き落とす悪い癖があったが、これはその頃の一冊。「古文入門」のタイトルに騙された受験生の何人がこの挫折を味わったかと思うとこの本が絶版になって本当に良かった。

最初の頁に
この本は、古文解釈の入門書として書いたもので、およそ高校二年生以後くらいを目標としている。同時に、駿台受験叢書の『古文要説』を正しく理解するためのものとも考えている。(太字引用者)
などと書かれているので安心して読み始めると、いきなり「十訓抄」の一節が出てくるが、およそ「入門」を読もうとするレベルを逸脱したもので、解説部分では
ただし、ここで是非とも注意してほしいのは、古文の学習が辞書をひき、辞書の説明を暗記することから始まるなどと誤解してはならないことである。学習の中心は常に古文を読むことから始まり、もし見慣れぬ単語の一つや二つあったとしても、前述のように全文を熟読することによって、その後の意味がある時はかなり的確に、時には漠然とながら想像されることが多いものである。こうして、思考力や想像力、言葉についての感覚などが自然に養われていくのである。(3頁・太字引用者)
と「読書百遍意自ずから通ず」式の「気合で古文を読む方法」に終始している。

第一編は文法・単語・常識を終えた人間が読んですら引っかかりそうな落とし穴がある短文を並べて、読者が引っかかるのを陰から見てほくそ笑むという、およそ入門書の著者にあるまじき態度で、入門の名に値しない。
第二編は一見、普通の古典文法のまとめのように見えるが、敬語についての「総説」で
以上のうち、謙譲語について、古くは動作主がその相手(客体)に対してへり下る(原文ママ)と説明したが、これは謙譲という語に引きずられた結果である。なぜそのような誤りが生じたかというと、後に謙譲語の用法が狭くなって、主体と話し手が同一人の場合になどにだけ謙譲語が使われるようになってから、この客体を敬う敬語に謙譲語という名前を付け、逆に謙譲という意味を全時代の用法に当てはめてしまったからである。(57頁)
と初心者にはチンプンカンプンなことを振り回して一人悦に入っている。入門者にとって必要なものは大概の事象にあてはまる定義であって例外ではない。たかだか10頁の敬語についての各論の記述に「荘重体の謙譲語」など蛇足である。
第三編も入門書でまず見かけることのない出典ばかりで、そこに通釈と語釈と加えただけで後は読者任せという駿台式の、土屋全盛時代に代ゼミ生だった館長には耐えられない内容。まして今の受験生にはほとんど必要ないだろう(基礎を既に終えた難関校志望の生徒や大学で国文科に進みたいというような物好きにとっては良い演習かも知れないが)。
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by roudai | 2012-05-01 00:00 | 国語 | Comments(0)

収蔵品番号320 数学の総合演習Ⅰ

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【タイトル】大学入試数学の総合演習Ⅰ 理文共通編(数Ⅰ・代幾・基解)
【著者】野沢悍(たけし)・上田惇巳(あつみ)
【肩書】
【出版社】駿台文庫
【サイズ】A5
【ページ数】168頁
【目次】
はしがき
本書の使い方
第1章 数と式
第2章 方程式と不等式
第3章 関数とグラフ
第4章 図形と式(2次曲線を含む)
第5章 三角関数と指数・対数関数
第6章 ベクトルと空間図形
【初版発行年月日】1986年12月18日
【収蔵品発行年月日】1989年9月27日 第7刷発行
【収蔵品定価】880円(本体854円)
【入手困難度】★★★☆☆
【学力貢献度】★★★☆☆
【ヤフオク相場】1500円~
【鑑定額】1200円
【代替参考書】上田惇巳・能見勇八郎「数学Ⅰ・A実戦演習」(駿台文庫)
【コメント】
駿台文庫の参考書・問題集は、時期によって多少は違うものの、基本的に画一的なデザインなので、コレクター心をそそられないというか、こういうサイトにはあまり向かないため、どうしても紹介するペースが遅くなってしまう。近年は代々木ライブラリー化が進み、「GMARCHの~」のような、かつての東大絶対主義(ex.「東大京大受験必修 数学の図形問題演習」)からは考えられないような柔らかい本まで出すようになってしまっているが、この本はまだ硬派な頃の駿台文庫の問題集で、想定しているライバルは代々木ライブラリーの「上級問題集」・河合出版の「合格への問題演習」あたり。
文系はⅠ・Ⅱ(代幾・基解・確率)、理系はⅠ・Ⅱ・Ⅲ(微分積分・確率統計)を終えることで全範囲をカバーする仕様で、Ⅰの収録問題数は144問。地方私大の小問から理系難関校の文系範囲内の問題まで幅広く収録されており、やや難しい問題には†、難しい問題には††が付されている。左頁が問題で、右頁には解答のための指針(ヒント)というレイアウトで、解答は後半にまとめて1頁横2段組で記されている。最低限の注はあるが、解答欄に書く形式の解答しか記されておらず、行間を読まなければいけないので、最近のおせっかいな解答に慣れきった受験生には向かないか。別解も必要最小限で、オーソドックスな解法に終始している。
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by roudai | 2012-01-10 00:00 | 数学 | Comments(0)

収蔵品番号311 世界史 安全運転

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【タイトル】誤答例に学ぶベーシック問題集 世界史安全運転
【著者】駿台世界史科
【肩書】
【出版社】駿台文庫
【サイズ】B5
【ページ数】84頁+別冊32頁
【目次】
1 先史時代・古代オリエント
2 ギリシア・ローマ
3 イラン文明・インド文明
4 東南アジア・内陸アジア(~500年)
5 イスラム史
6 ヨーロッパ中世
7 地理上の発見・宗教改革
8 絶対主義・市民革命
9 オスマン・サファヴィー・ムガル
10 隋唐~明清初
11 ヨーロッパ近代史
12 アジアの専制帝国衰退と植民地化
13 帝国主義
14 第一次世界大戦・両大戦間期
15 第二次世界大戦と戦後
16 ヨーロッパ近代文化史
17 古代文化と18~20世紀の文化
18 文化史(アジア)
事故実例集―ライバルの事故はこれだ―
第1問
第2問
第3問
第4問
第5問
{付録}
世界史安全運転宣言
安全運転標語
漢字の無事故を目指す学習
【初版発行年月日】1994年11月10日
【収蔵品発行年月日】1994年11月10日 初版第1刷発行
【収蔵品定価】880円(本体854円)
【入手困難度】★★★☆☆
【学力貢献度】★★★☆☆
【ヤフオク相場】880円~
【鑑定額】440円
【代替参考書】
【コメント】
毎度おなじみB5の絶版参考書で、テーマ史を扱った「世界史超特急」とセット(出版年次は中1年空いているが)で出された問題集。「超特急」が単なるテーマ史問題集で個性がなかったのに対し、こちらは生徒の誤答集ということで類書のない構成になっている。
日本史では菅野師や石川師による漢字書取問題集があるが、世界史ではカタカナが多いせいか誤答率の高い漢字を集めた企画はこの本くらいだ(日本史ほど広く見ていないので見落としがあるかも知れないが)。レベルはそれほど高くないので「盲点」というほどではないが、「事故」を起こしやすいポイントをまとめた駿台文庫らしくない好著。
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by roudai | 2011-11-22 00:00 | 社会 | Comments(0)

収蔵品番号265 現代文読解の要点

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【タイトル】基礎から説く現代文読解の要点
【著者】藤田修一
【肩書】
【出版社】駿台文庫
【サイズ】A5
【ページ数】235頁
【目次】
はしがき
第一章 現代文読解の基礎
 焦点1 指示語の対象をつかむ
 焦点2 接続語は文章の羅針盤
 焦点3 現代は隠喩の時代
 焦点4 言語の感覚をみがく
 焦点5 イイタイコトは繰り返される
 焦点6 対立概念をつかむ
 焦点7 論の変化に気をつける
 焦点8 論と例とはグリコとオマケ
 焦点9 段落は文章の区切り
 焦点10 要旨に始まり要旨に終わる
第二章 現代文読解の応用
 焦点11 論説文の読み方
 焦点12 小説の読み方
 焦点13 詩の読み方
 焦点14 短歌の読み方
 焦点15 俳句の読み方
 焦点16 選択式テストの解き方
 焦点17 記述・論述式テストの解き方
第三章 現代文読解演習
 演習1 例題「読書について」 ショウペンハウエル
 演習2 例題「惜しみなく愛は奪う」 有島武郎
 演習3 例題「消費社会の人間学」 山崎正和
 演習4 例題「随筆集 一房の葡萄」の後記 小川国夫
 演習5 例題「夢幻ということ」 橘英哲
 演習6 例題「朝顔」 志賀直哉
 演習7 例題「詩の作法」 山本太郎
 演習8 例題「楡家の人びと」 北杜夫
 演習9 例題「沈黙の世界」 ピカート
 演習10 例題「思索の風景」 栗田勇
 演習11 例題「田舎教師」 田山花袋
 演習12 例題「夢のように」 福永武彦 
【初版発行年月日】1988年10月25日
【収蔵品発行年月日】1993年4月30日 初版第5刷発行
【収蔵品定価】1030円(本体1000円)
【入手困難度】★★★☆☆
【学力貢献度】☆☆☆☆☆
【ヤフオク相場】2000円~
【鑑定額】105円
【代替参考書】「現代文演習 入門篇」(駿台文庫)
【コメント】
駿台レクチャー叢書最初期のため、伊藤和夫「ビジュアル英文解釈」同様、駿台文庫では数少ないハードカバーで出された参考書。紫色のカバーの版も存在するようだが未見。

駿台国語科のドンだった藤田修一師だが、早い時期に手の内を明かしてしまったこともあって、代ゼミ生や河合塾生からは侮蔑の対象でしかなかなく、「イイタイコト」というのは格好のネタであった。一時期は駿台文庫で隆盛を誇ったものの、現在は「現代文演習(入門・基礎・中級・上級篇)」と「必修漢字1200選」「必修漢字800選」を残すだけで、本書も気がつくと「消えた参考書」の仲間入りをしており、ノスタルジーもあってか高値を呼んでいる。

堀木門下の一人として歯牙にもかけていなかった本なので、久方ぶりにひっくり返してみたが、早々にズッコケさせてくれる。
2 対象があとにある場合
|例文三|
指示対象を追いながら読んでいきましょう。
 私は戦きながら、然し、惚れ惚れとその美しさに見とれていたのだ。私は考える必要がなかった。そこには美しいものがあるばかりで、人間がなかったからだ。実際、泥棒すらもいなかった。近頃の東京は暗いというが、戦争中は真の闇で、そのくせどんな深夜でもオイハギなどの心配はなく、暗闇の深夜を歩き、戸締なしで眠っていたのだ。戦争中の日本は嘘のような理想郷で、ただ虚しい美しさが咲きあふれていた。それは人間の真実の美しさではない。そしてもし我々が考えることを忘れるなら、これほど気楽なそして壮観な見世物はないだろう。たとえ爆弾の絶えざる恐怖があるにしても、考えることがない限り、人は常に気楽であり、ただ惚れ惚れと見とれておれば良かったのだ。私は一人の馬鹿であった。最も無邪気に戦争と遊び戯れていた。(「堕落論」坂口安吾)(本書・12頁)
さて、「その美しさ」の「その」とは何を指すのか、ちょっと考えていただきたい。

藤田師の驚愕の解説はこちら
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by roudai | 2011-01-04 00:00 | 国語 | Comments(5)

収蔵品番号195 日本史講義①

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【タイトル】日本史講義①日本史の基礎知識
【著者】安藤達朗
【肩書】駿台予備学校日本史科講師
【出版社】駿台文庫
【サイズ】A5
【ページ数】158頁
【目次】
①日本史の舞台
 島国-日本
 単一民族国家
 世界の辺境
 稲作農耕と日本
 日本の地形
②世界の中の日本(1)
 中国・朝鮮の王朝と日本
 古代の対外関係
 華夷思想と冊封体制
 日中私貿易
 中国・朝鮮と近代
③世界の中の日本(2)
 近代の対外関係の「軸」
 日本の朝鮮進出
 韓国の植民地化
 日本の中国進出
 中国情勢の変化
 戦後の対外関係
④東と西
 「中央」と「周辺」
 東と西の違い
 原始の東と西
 古代の東と西
 中世・近世の東と西
⑤五畿と七道
 国と県の対比
 五畿
 七道
 国名の分化
 国衙・城下・県庁
⑥干支と年号
 年号の始まり
 十干・十二支
 改元
 年号制定の意味
 年道と日本史学習
⑦日本史の時代区分(1)
 時代区分の必要性
 政権所在地による区分
 古代・中世・近世の三区分
 三区分法の導入
 唯物史観による時代区分
 唯物史観の妥当性
⑧日本史の時代区分(2)
 原始と古代
 古代と近代の間
 奴隷制と農奴制
 古代国家の成立
 古代の崩壊の中から
 「人間の解放」の歴史
⑨近代史の問題点
 産業資本と資本主義
 歴史の理論と歴史
 「絶対主義」論
 「近代」の成立
 ヨーロッパ以外の近代
 「近代」から「現代」へ
⑩これからの歴史
 歴史の中の「個性」
 歴史学と未来
 歴史の「発展」と「型」
 新しい「枢軸時代」
補論 論述問題の考え方
【初版発行年月日】1992年10月16日
【収蔵品発行年月日】1998年2月25日 初版第3刷発行
【収蔵品定価】806円(税別)
【入手困難度】★★★★☆
【学力貢献度】☆☆☆☆☆
【ヤフオク相場】1500円~
【鑑定額】105円
【代替参考書】安藤達朗「いっきに学び直す日本史入門 古代・中世・近世 教養編」(東洋経済新報社)
安藤達朗「いっきに学び直す日本史入門 近代・現代 実用編」(東洋経済新報社)
【コメント】
「買ってはいけない」で触れたように、駿台日本史科の重鎮 安藤師が5年の歳月を費やして執筆したシリーズの2冊目(順番は③→①→②→④→⑤)。初期は銀色の表紙で収蔵品は後期のもの。
まず読み始めてビックリするのは、左頁と右頁が独立して進むこと。左と右のフォントの大きさが微妙にしか違わないため、つい左から右へ読み進めたくなる(正しくは左→左)。河合出版の「日本史精説」は左側だけが本文で右は史料や図版のため混乱しないが、このシリーズは左右共に活字が詰まっているので一見して流れが分かりづらい。
それでいて読者サービスなのか、右頁のみが1頁完結して、左頁はダラダラと頁をまたいで展開している。右頁が「日本史精説」のように白紙部分が多ければまだしも、ギッチリ活字を詰め込んでいるため非常に読みづらい。
左頁が本論で、右頁がコラム的な内容だが、右頁には受験レベルを逸脱した細かい歴史知識が散りばめられ、左頁は、安藤師の思想信条がどのようなモノかは知らないが、唯物史観に関する記述が後半部のほとんどを占めている上に、歴史的事実を解説する際に以下のような独断と偏見ではないかと疑われる記述も散見する。
近代以前において、日本では車がほとんど発達しなかったことなどは、このような峻険で複雑な地形の結果であったということができる。(P.10~12)
←逆に「車が発達した地域」とはどこを指して言っているのか(ローマ?)日本においても平安朝には牛車が存在したし、水車など車輪を作る技術自体は存在した。ただ原動機がない時代において車を駆動する力は牛馬なので、馬車を引けるような大型馬が近世までの日本に存在しなかったことの方が日本の地形との関連より強いのではないか?
貨幣鋳造権は王権の象徴の一つであるが、幕府によって行われる勘合貿易によって明銭が独占的に導入され、それが国内に流通することは、幕府が天皇から実質的に貨幣鋳造権を奪い、それを幕府が掌握したのと同様の意味を持つことになったのである。(P.21)
←貨幣鋳造権と王権の関係は西洋史での概念で、日本史において同様の意識があったかどうかは疑問。そもそも、律令体制における貨幣鋳造は皇朝十二銭の乾元大宝(~963)で終了しており、その後は宋銭や明銭などの輸入銭が流通していたのだから、勘合貿易によって幕府が貨幣鋳造権を「天皇から」奪うというのは牽強付会。それなら、武田信玄が甲州金を作ったのも幕府から貨幣鋳造権を奪ったといえるのか?
日本が唐の制度・文物を導入し、忠実に模倣しながらも相対的に独立を維持し、しかも、導入・模倣した制度を長期にわたって維持し続けたことは、日本が中国に対する「周辺文明」であることによって可能となった。その関係は、インドのヒンドゥ文化の影響を受けて成立し、長くその制度・文化を維持しつづけたバリ島に似ている。日本は矢野暢のいう「劇場国家」であったのである。(P.22)
←全く意味不明。日本が中国文化を受容したことは間違いないが、朝鮮のように忠実に模倣したことなどほとんど無い。高校生や浪人生相手に半端な術語を振り回しているだけのように見える。
また、朝鮮は将軍の代替わりのときに慶賀使を送ってきて、江戸に上がり将軍に謁見した。(P.26)
←朝鮮からの使節は「通信使」。「慶賀使」は琉球からの使節。他の箇所では正しいのだが。

その他にも、日中関係史において、大陸での王朝交代と日本史上の事件が「必ず」結びついているかのように記述したり、ちょっとやり過ぎである。

読みづらいレイアウトと併せてこれらの独断癖は読んでいて非常にストレスがたまる。
時折ふーん、という箇所も無くはないが、それ以上に首をひねる箇所が多く、素直に山川の教科書でも読んでいた方がよっぽどいい。

タレコミがあったので代替参考書を差し替えました。
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by roudai | 2009-10-13 00:00 | 社会 | Comments(5)

収蔵品番号158 近代文語文文例集

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【タイトル】京大入試対策 近代文語文文例集
【著者】川戸昌
【肩書】駿台予備校専任講師
【出版社】駿台文庫
【サイズ】B5
【ページ数】95頁
【目次】
 例題
(近代化論)
 1 森鴎外「洋学の盛衰を論ず」
 2 福沢諭吉「人の説を咎むるべからざるの論」
(文学論・言語論)
 3 二葉亭四迷「小説文体意見」
 4 幸徳秋水「兆民先生」
(その他)
 5 幸田露伴「読史後語」
 文例
 1 福沢諭吉「学問のすヽめ」
 2 久米邦武「『米欧回覧実記』巴黎府の記」
 3 小野梓「教育論」
 4 中江兆民「考へざるべからず」
 5 永井荷風「浮世絵の鑑賞」
(文学論・言語論)
 6 徳富蘇峰「近来流行の政治小説を評す」
 7 坪内逍遥「小説神髄」
 8 北村透谷「内部生命論」
 9 国木田独歩「独歩吟」
 10 長谷川天渓「現実暴露の悲哀」
 11 谷崎潤一郎「詩と文字と」
 12 芥川龍之介「文部省の仮名遣改定案について」
(その他)
 13 森鴎外「独り追うべき荷」
 14 幸田露伴「内証」
 15 樋口一葉「水の上日記」
【初版発行年月日】1999年10月23日
【収蔵品発行年月日】2003年1月26日 初版第5刷発行
【収蔵品定価】880円(税別)
【入手困難度】★★★☆☆
【学力貢献度】★★☆☆☆
【ヤフオク相場】3500円~
【鑑定額】400円
【代替参考書】川戸昌・二宮加美 「近代文語文問題演習」(駿台文庫)
【コメント】
京都大学は漢文を出題しないかわりに例年「明治文語文」が出題され受験生を悩ませていたが、この本は数少ない「明治文語文」専門の受験参考書である。
国語の参考書としては珍しくサイズはB5で、しかもわずか95頁しかない。
収録されているのは京大の過去問5題と明治文語文の15例とその解説だけなので、京大受験者(あと早大・上智・一橋受験者が少々)以外は全く必要がないし、これだけでは明治文語文に「慣れる」以上の効能は期待しづらい。
絶版後、妙に相場が高騰しているが、この本独自の方法論が特にあるわけではないので、三大予備校の模試集や赤本で問題演習を積めばこの本の出番はないと思われる。

P.S.最近オークションが高騰しないな、と思っていたら駿台文庫から問題集として改訂されたものが2009/3に発行されていた。2003年以降、京大で明治文語文が出ていないということで問題形式は私大型がメインになっている。
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by roudai | 2009-01-20 00:00 | 国語 | Comments(0)

収蔵品番号150 数学の計算回避のしかた

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【タイトル】発見的教授法による数学シリーズ別巻 数学の計算回避のしかた
【著者】秋山仁
【肩書】理博、東海大学理学部数学科教授・米国ベル研究所コンサルタント、数学オリンピック財団専務理事
【出版社】駿台文庫
【サイズ】A5
【ページ数】143頁
【目次】
序章
第1章 次数の考慮
第2章 図の利用
第3章 対象性の利用
第4章 やさしいものへの帰着
第5章 置き換えや変形の工夫
第6章 積分計算の簡略法
あとがき
【初版発行年月日】1995年4月20日
【収蔵品発行年月日】1996年6月16日 初版第3刷発行
【収蔵品定価】800円(本体777円)
【入手困難度】★★★★☆
【学力貢献度】★★☆☆☆
【ヤフオク相場】10000円~
【鑑定額】5000円
【代替参考書】秋山仁「数学の計算回避のしかた (発見的教授法による数学シリーズ別巻2) 」(森北出版)
【コメント】
発見的教授法による数学シリーズの6が刊行されて6年も経ってから突如として出版されたシリーズ別巻。6でコンプリートと思っていただけにこの本の存在を知った時には驚愕した。
必死の思いで落札したが、その後手元に届いてまた驚愕。わずか143頁と「立体のとらえ方」とほぼ同じくらいの薄さ。読んでみても「体系的に」と書いているほど練習問題量が無いのが致命的。実際に「計算が大変な解法」というサンプルがあるが、仮に思いついても明らかに手が掛かりすぎてやる気が起きない解法と一般の解法(それほど鮮やかなケースは少ない)を並べているだけで、問題解法の方針をパターン化している点は評価できるが、「計算回避」という看板にはやや偽りあり。
実際の流通量が少なく、シリーズコンプリートの「効き目」となる本なので鑑定額にはその競争率も考慮した価格になっている。内容だけで判定すればこの半値が適当だろう。
代替参考書は知名度は低いが近頃の本としては出色の出来。いつ絶版になってもおかしくないので、本屋で見かけたら新本でも是非ゲットしておくべきだろう。

[追記]
森北出版からの復刊第2弾で復刊が決まったので代替参考書を変更した。
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by roudai | 2008-12-16 00:00 | 数学 | Comments(0)