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浪人大学付属参考書博物館

roudai.exblog.jp
昔の大学受験参考書を展示する私設博物館です。
更新履歴
2019/05/02
収蔵品番号424
のレビューを公開しました。

2019/05/01
収蔵品番号545
のレビューを公開しました。

2019/04/20
収蔵品番号702
のレビューを公開しました。

2018/10/31
第6回おもしろ同人誌バザールに参加しますにコメントを追加しました。

2018/6/12
収蔵品番号667
のフェア情報を更新しました。

2018/1/31
収蔵品番号234
の復刊情報を追記しました。

2017/12/04
収蔵品番号063
の復刊情報を追記しました。

2017/08/22
収蔵品番号561
のレビューを公開しました。

2017/08/19
収蔵品番号416
のレビューを公開しました。

2017/05/03
春のイベントのお知らせに進捗状況を追加しました。

2017/04/08
春のイベントのお知らせに通販状況を追加しました。

2017/04/01
春のイベントのお知らせに当日の注意事項を追加しました。

2017/1/29
収蔵品番号222
のレビューを追加しました。

2016/9/24
収蔵品番号420
のレビューを公開しました。

2016/8/13
収蔵品番号467
のレビューを公開しました。

2016/7/23
収蔵品番号200
の復刊情報とレビューを追記しました。

2016/06/12
発行書籍番号006
の紹介記事を追記しました。

2016/03/23
収蔵品番号353
の代替参考書を変更しました。

2016/03/20
収蔵品番号470
収蔵品番号463
収蔵品番号456
収蔵品番号449
収蔵品番号414
収蔵品番号407
のレビューを公開しました。

2016/02/29
収蔵品番号505
収蔵品番号502
収蔵品番号460
収蔵品番号454
収蔵品番号410
収蔵品番号409
収蔵品番号405
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2016/02/14
収蔵品番号477
のレビューを公開しました。

2015/09/07
夏コミ新刊の通販を開始しました。旧刊も在庫ありです。

2015/08/29
収蔵品番号392
の復刊情報を追加しました。

2015/08/10
収蔵品番号452
収蔵品番号451
収蔵品番号450
収蔵品番号448
収蔵品番号447
収蔵品番号446
収蔵品番号445
のレビューを公開しました。

2015/08/01
発行書籍番号010
発行書籍番号008
発行書籍番号007
の改訂版情報を追記しました。

2015/06/01
収蔵品番号486
収蔵品番号487
収蔵品番号488
収蔵品番号489
収蔵品番号490
収蔵品番号491
収蔵品番号492
のレビューを公開しました。

2015/05/10
収蔵品番号478
収蔵品番号484
のレビューを公開しました。

2015/05/05
収蔵品番号472
収蔵品番号474
収蔵品番号475
のレビューを公開しました。

2014/11/30
収蔵品番号394
収蔵品番号399
収蔵品番号400
収蔵品番号402
のレビューを公開しました。

2014/10/14
収蔵品番号398
収蔵品番号397
収蔵品番号396
のレビューを公開しました。

2014/8/26
発行書籍番号011
発行書籍番号012
の委託販売を開始しました。

2014/6/7
収蔵品番号376
収蔵品番号150
収蔵品番号103
の代替参考書を変更しました。

2014/4/29
収蔵品番号434
のレビューを公開しました。

2014/04/19
収蔵品番号430
の代替参考書を変更しレビューに情報を追記しました。

2014/03/30
収蔵品番号357
の電子版復刊情報を追加しました。

2014/3/25
収蔵品番号433
収蔵品番号432
収蔵品番号431
のレビューを公開しました。

2014/02/26
収蔵品番号086
収蔵品番号347
の復刊情報を追加しました。
収蔵品番号393
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博物館ご利用の手引き

当Blogは主に絶版参考書について館長が知る限りの情報を記します。
あくまで私的な情報とお考えください。

【タイトル】参考書のタイトルを表記します。
【著者】参考書の著者名を表記します。
【肩書】原則として参考書執筆当時の肩書を表記します。
【出版社】参考書の出版社を表記します。
【サイズ】参考書の判型(B5・A6・新書 etc.)を表記します。
【ページ数】参考書のページ数を表記します。
【目次】原則として章立てレベルの目次を表記します。
【初版発行年月日】初版発行年月日を表記します。
【収蔵品発行年月日】収蔵している参考書の発行年月日を表記します。
【収蔵品定価】収蔵している参考書の発行時定価を表記します。
【入手困難度】入手困難度を6段階評価します。
0:現行流通品
1:流通在庫入手可能
2:郊外型古書店にて入手可能
3:専門古書店かオークションにて入手可能
4:オークションにて高値入札必須
5:まず入手不可能(出品されても年1回程度)
【学力貢献度】今の学生が入手してどれだけ役に立つかを6段階評価します。
0:時間と金の無駄
1:この本である必要なし
2:現行の本よりも役立つ
3:知らなければソン
4:この本で差をつけろ
5:全受験生のバイブル
【ヤフオク相場】ヤフオク(またはマーケットプレイス)で出品されるときの相場です。高いからといって価値があるわけではありません。入手困難度5に関しては類書と比較した参考価格の場合があります。数字は暫定的なもので、その時の出品をみて変更することがあります。
【鑑定額】館長が入札するなら幾らまで出すか、です。ズバリ本の価値に依存します。
鑑定額>ヤフオク相場…お買い得。不当に低く評価されされている本
鑑定額=定価…定価(現行品なら新本)で買う価値あり
鑑定額=定価の半額…ブックオフのプロパーでなら買う
鑑定額=108円…ブックオフの108円均一でなら買う
【代替参考書】同じ趣旨で書かれている本があれば例示します。
【コメント】参考書にまつわる情報や私的な思い入れです。

[注意]
○気づき次第情報は改訂していますが、Amazonの在庫状況や代替参考書については執筆当時の情報のものもあります。
○Exciteブログユーザー以外の方がコメントする際は必ずパスワードを指定して下さい。公開後にイタズラで削除されたケースがあります。
○参考書についての質問は気が向いたものだけ答えます。最低限の礼儀を弁えない質問者にはそれなりの対応をします。
○著作権法を遵守する意志のない書き込みは削除します。
# by roudai | 2021-12-31 23:59 | おしらせ

収蔵品番号758 直前ダッシュ共通一次数学Ⅰ

収蔵品番号758 直前ダッシュ共通一次数学Ⅰ_d0133636_171699.jpg
【タイトル】大学受験・予備校セミナー 直前ダッシュ共通一次数学Ⅰ
【著者】上田惇巳
【肩書】駿台予備学校講師
【出版社】中央出版
【サイズ】新書
【ページ数】79頁
【目次】
 1.組合せ('79本試験)
 2.確率の意味('80本試験)
 3.条件付確率('81本試験)
 4.2次関数の性質('79本試験)
 5.2次関数の最大・最小('79本試験)
 6.関数の合成('80本試験)
 7.三角関数の性質('79追試験)
 8.三角方程式・不等式('82本試験)
 9.三角形と余弦定理('80本試験)
10.三角形と正弦定理('79本試験)
11.指数の計算('81本試験)
12.対数の計算('80本試験)
13.対数関数('80追試験)
14.座標('80追試験)
15.円の方程式('82本試験)
16.円と直線('79追試験)
17.不等式と領域('81本試験)
18.曲線と定点('80追試験)
19.軌跡と方程式('82追試験)
20.ベクトルの演算('81追試験)
21.点の内分・外分とベクトル('79本試験)
22.ベクトルの1次独立('81本試験)
23.図形とベクトル('81追試験)
24.命題('80本試験)
25,必要条件と十分条件('81追試験)
26.数の集合と写像('80追試験)
27.2次方程式('81本試験)
28.2次不等式('81、追試験)
29.数と式の計算('82追試験)
30.因数定理・剰余定理('80本試験)
31.最大公約数('82本試験)
32.順列(予想問題)
33.独立試行の確率(予想問題)
34.期待値(予想問題)
35.三角形の面積(予想問題)
36.対数方程式(予想問題)
37.直線の方程式(予想問題)
38.整数解(予想問題)
【初版発行年月日】1982年6月17日
【収蔵品発行年月日】1982年6月17日 初版発行
【収蔵品定価】330円
【入手困難度】★★★★★
【学力貢献度】★★☆☆☆
【ヤフオク相場】2000円~
【鑑定額】1000円
【代替参考書】辻良平、矢部博「センター試験必出 数学公式180 三訂版 (大学JUKEN新書)」(旺文社)
【コメント】
今週末が最後の(?)センター試験ということに関連して表題に「共通一次」を含むこの本を取り上げる。
倒産してしまった中央図書による今から40年近く前の参考書だが、この頃はまだ参考書の著者は大学教授や高校教師(副業で予備校で教えているが)が大半だった。
その中で「有名予備校講師執筆」という点を前面に出している点が異色で、京都の出版社らしく、関西の「関西文理学院」や「夕陽丘予備校」の講師が執筆者に名前を連ねているし、本書の上田師も関西駿台のベテランである。
表題の通り直前期の確認用のため、頁数は薄く、サラッと読めるが「キー・ワードを探せ!」という視点で、共通一次で出題された典型問題のどこに注目するかが指摘されているのが特色。いわゆる問題文読解力に対する意識を持った本としては先駆的なものと思われる。
目次の通り「試験にでる順」にこだわっており、直前期に頭から読んで読んだところまで全て血肉になるような親切設計になっている。
一時期旺文社から出ていた「プラス30点」シリーズのような作りで、値段も含めて最近のフルカラーでイラストばかりの水ぶくれ本が忘れてしまった「受験生ファースト」な想いが感じられる。
79年に共通一次が開始して4年目の作だが、広く例題を過去問に求めており、適当な問題がないジャンルについて予想問題も載せているのもよい。

現代のセンター試験に比べれば素直な問題ばかりなので現役生が手を出すのは勧めないが、コレクターズアイテムとしては上田師のレアアイテムとしてチェックしても面白い。
# by roudai | 2020-01-14 00:00 | 数学 | Comments(1)

収蔵品番号754 オレが入れたる!

収蔵品番号754 オレが入れたる!_d0133636_1019081.jpg
【タイトル】大学受験オレが入れたる!「偏差値の魔術師」がおくる絶対正しい合格聖書(バイブル)
【著者】佐藤忠志
【肩書】代々木ゼミナール講師
【出版社】角川書店
【サイズ】新書
【ページ数】247頁
【目次】
1 私についてこい!―受験体制に入る前の心構え
2 この大学に入るんだ!―目的にこだわれ、手段にこだわるな
3 「常識」の落とし穴―ひと目でわかる、受験に強い子と弱い子
4 受験生は読むべからず―子どもを成功させる親、失敗させる親
5 栄冠はこうしてつかめ!―これが能率を上げるマル秘作戦だ
【初版発行年月日】1986年6月25日
【収蔵品発行年月日】1986年6月25日 初版発行
【収蔵品定価】680円
【入手困難度】★★☆☆☆
【学力貢献度】☆☆☆☆☆
【ヤフオク相場】500円~
【鑑定額】210円
【代替参考書】
【コメント】
2019年の業界最大のニュースと言えばやはり佐藤忠志師の死去であり、一時期拓殖大学で非常勤講師をした事もあるようだが、予備校がメインの講師が亡くなってコレだけのニュースになったのは空前絶後であろう。
もちろん、インターネットの発達や直前の雑誌記事の写真のせいもあるだろうが、同じ予備校一本で全国的知名度のあった伊藤和夫師が1997年に亡くなった時のことを振り返っても隔世の感がある。
今をときめく林修師が20年後に亡くなったら同様の騒ぎになるかもしれないが、元予備校講師の訃報がコレだけのニュースになるのは当分ないだろう(百歩譲って跡見女子短大教授でもあった土屋博映師までか)。

本書はまだ東進移籍前の、ある意味佐藤師絶頂期の受験指南書である。
自身の仕事内容については
予備校では、週二二コマ(つまり二二時限)教えている。商売でやっているんだから誰に文句を言う筋合いでもないが、週五日として一日四.四コマはもう限界だ。(131頁)
という記述がある。

当時の代ゼミの単科パンフを見ると
水曜日4限基礎英語ゼミ(大船校)
木曜日4限総合英語ゼミ(代々木校)5限高2英語ゼミ(千駄ヶ谷校)
金曜日4限総合英語ゼミ(横浜校)5限基礎英語ゼミ(横浜校)
土曜日4限基礎英語ゼミ(大船校)5限総合英語ゼミ(大船校)
の7コマがあり、あと本科が15コマ(3コマ×5日)と丁度平仄が合う。
当時の代ゼミで最高のコマ単科が20万円ということなので、年間授業だけで20万×22コマ×22週=9680万円。これに講習をプラスして、印税、テレビ出演料その他を考えれば年収2億という数字は現実味のある数字だ。

ただ、自称「偏差値の魔術師」の語る学習法自体は取り立てて独創的ではなく、五文型の否定と中学校の教科書の再学習といった、下位層(以前なら大学受験を考えなかった層)向けのアドバイスでしかない。もちろん自身が芝浦工業大学高等学校から一浪の末慶大(法)に受かったという成功体験もあるだろう。

先日編集者のバーバラ・アスカさんと佐藤師について対談した時に東進移籍後の佐藤師の凋落について不思議がっていたが、本書を読んで2つめの理由に気がついた。

1つめの理由は、私と同じ原秀行門下である河合塾講師の山添玉基師と話した時にも出てきた、英語講師としての背景の薄さだろう。
前述の通り、慶大(法)の政治学科で国際政治学を学び、筑波大大学院の修士課程を修了。恩師に慶大の鈴木進教授を挙げていることから多少の心得はあっただろうが、英語学が本業の人ではない。他の著書でも文法面で秀逸な解説というのを見たことがなく、最初から早慶上智を受けるような層を満足させられなかったのではないか。特に東進移籍後しばらくは看板講師として祭り上げられた分、過剰な期待を寄せられて自滅した感がある。

そして今回気付いた2つめの理由だが、このテの受験アドバイザー本の潮流が和田秀樹氏の登場で一変したことだ。和田氏のデビュー作は「試験に強い子がひきつる本」だが、全国的に名が知れたのは1987年の「受験は要領」(ごま書房)で、和田氏はこれ以後一躍スターダムにのし上がる。
和田氏と佐藤師の大きな違いは、何をどう使って、どれだけ勉強するか、という具体性であり、佐藤師の抽象論の神通力を色あせさせたと考えられる。
もちろん、92年の引退まで佐藤師が持論のアップデートが出来なかったということもある。

刊行から30年以上経って読み返して時代を感じさせるところも多く、亡くなってからせどり屋が法外な値段を付けているが金額に見合う内容ではない。
# by roudai | 2020-01-01 00:00 | 受験情報 | Comments(2)

収蔵品番号752 英文解釈要約精講

収蔵品番号752 英文解釈要約精講_d0133636_21145649.jpg
【タイトル】α plus 英文解釈要約精講
【著者】峯村純一郎/竹内一誠/相原仁郎(さとお)
【肩書】駒場東邦高校教諭/元河合塾講師/元河合塾講師
【出版社】開拓社
【サイズ】A5
【ページ数】111頁
【目次】
Part Ⅰ 基礎編(Introductory Course)
Part Ⅱ 応用編(Intermediate Course)
Part Ⅲ 発展編(Advanced Course)
Part Ⅳ 完成編(Comprehensive Exercises)
EXERCISES 解答・解説
【初版発行年月日】1988年1月20日
【収蔵品発行年月日】2007年7月25日 第9刷発行
【収蔵品定価】1048円+税
【入手困難度】☆☆☆☆☆
【学力貢献度】★★☆☆☆
【ヤフオク相場】1800円~
【鑑定額】1000円
【代替参考書】「【新装版】英文解釈要約精講 (一歩進める英語学習・研究ブックス) 」(開拓社)
【コメント】
毎年クリスマス恒例、「今年せどり屋が最も悲鳴を上げた復刊」は、ブックオフで105円で入手出来た本が、品切れ後は軒並み5桁に近い中古価格となったという荒れ具合と、武田塾の中森が流通在庫しかない本を動画で持ち上げてこの惨状を招いたという原因からこの本以外にあり得ないだろう。

元々「もし石」の暫定版の「館長のマル秘穴参考書四十六連発」で取り上げていたように、評価していた参考書型問題集だが、今回奥付を見て20年近く伊藤和夫「英語要旨大意問題演習」や高橋善昭「英文要旨要約問題の解法」の陰に隠れて細々と(笑)売られていたことに驚いた。こんな難度の高い問題集は初版第1刷の流通在庫が売れ残っているのが相場なのに。

何度か記事にも書いたが、私を含めて「幾何」と「要約」にはコンプレックスを持つ者が多く、ちょっと珍しい本はその実力以上に値が釣り上がってしまうことが多い。本書は「知る人ぞ知る(係り結び)」という知名度のおかげで安定していたが、最後の最後に現代社会の病理に囚われてしまった。

冒頭の「本書の構成と利用法」は読み始めると所々に「ルー語」が混じっており、おそらくは「出羽守」として名高いロンドン大卒の竹内師が書いたものであろう。その他のコラムも同様の文体から同じと思われる。

その「利用法」に書かれているように英文解釈が正しくできなければ要約はできない、という姿勢で書かれており、通り一遍の教条主義的な書かれ方ではない。

一応普通の要約手順についてはPart Ⅰ、Part Ⅱで触れているが、例文を使い回しているので、良いことは言っているのだがややインチキ臭く感じる。もう少しキチンとした出典に基づいて論を進めてくれれば信用出来るのだが、我田引水なSampleが多いのでこの辺は減点材料。

本書の真骨頂はPart Ⅲである。表面的な記述だけでなく、その裏にある考えまで反映した要約を目指しており、要約文も100字前後と実戦的だ。英文自体はそれほど難解ではなく、考え方の箇所はこのテの問題解説の中ではだいぶ丁寧な部類に入る。

ただ、考え方から模範解答までがやや天下り的で、模範解答も一つだけかつ採点基準の類もないので、誠実な指導者の元で使わないと自己採点が難しい。

最後は一流国公立の過去問を含む問題演習が27題。センタ-後に押っ取り刀で要約に慣れるならちょうど良い分量だ。

解説自体にあまりクセが無く、模範解答の日本語も句読点が多めで余裕のある書きっぷりなので、追い込み期に1冊仕上げるのであればベストか。

新装版が出ているので、旧版をプレミア付きで買うのは愚の骨頂。
# by roudai | 2019-12-24 00:00 | 英語 | Comments(0)

冬は3日目南館です

有馬記念も終わり、今年もあとホープフルSと冬コミを残すだけとなりました。

今回も東京オリンピックの影響でビックサイトの使用箇所が異なります。

当サークルは南"ノ"26aです。
冬は3日目南館です_d0133636_17223370.jpg
左隣は常連のマウスバードさんで、右隣は新規参加の現代文の方のようです。
冬は3日目南館です_d0133636_17331845.png
夏コミを終えた時点では「ビデオ史講義」の下巻まで出すつもりだったのでこんなカットにしましたが、「おも同」に書いたように下巻はGWの春コミ予定になりました。
ちなみにこのカットの元ネタが分かる人はいるかしら。

12月以降、急に仕事が忙しくなり、連日の午前様で疲弊した上に週末は予想原稿に追われ全く原稿が書けませんでした。なので純粋な新刊はありません。「おも同」に来られなかった方は「ビデオ史講義」の中巻がコミケ新刊になります。

今週もおそらく状況は変わらないのでコピー誌も厳しそうです。

その他の在庫は「おも同」で品切れになった「amazonの歩き方」は通販から回収し、「2019年版」は若干増刷しましたので「おも同」で手に入れられなかった方はぜひご来場下さい。

今回は平日参加のためいつものサポートメンバーが来られないので助っ人を頼んでいます。館長が見当たらない時は30分くらい他を回って再訪して下さい。基本的に朝一以外にいない時はトイレなのでしばらくすれば戻ってきます。

基本的に当サークルは朝一から客が殺到して品切れになるような人気サークルではありませんので、午後1時過ぎあたりを目処にゆっくりとご来場下さい。
# by roudai | 2019-12-22 19:00 | おしらせ | Comments(0)

発行書籍番号026 日本ビデオ史講義の実況中継(中)

発行書籍番号026 日本ビデオ史講義の実況中継(中)_d0133636_22344651.jpg
【タイトル】日本ビデオ史講義の実況中継(中) ―録画・レビュー①篇
【著者】有江 晴彦
【サークル】タイム指数研究所
【サイズ】B5
【ページ数】28頁
【目次】
上巻補訂
第3章 魔法の箱が現れた
(1) どうやって録画するか
 A) 古の方法
 B) 何が負担なのか
(2) 魔法の小箱 GV-SDREC
 A) 長所
 B) 短所
 C) リスク評価
 D) 接続上の注意
 E) 録画データを活用するために
第4章 昭和のレジェンドを召喚する
(1) 代々木ゼミナール
 A) 青木義巳
 B) 佐藤忠志
【初版発行年月日】2019年11月3日
【定価】500円
【在庫状況】在庫有
【学力貢献度】☆☆☆☆☆
【コメント】
当初は上下2巻の予定だったが、佐藤(忠)師の逝去による一大ムーブメントに忙殺されたのと直前にVHS3本組の「佐藤にまかせろ」(ファンハウス)を入手したことで方針を転換して、第4章は「ビジュアルアタック」ではなく、代々木ゼミナールVIDEO SCHOOLの「関係代名詞チェックポイント」(代々木ライブラリー)との2本立てとなった。
第3章は上巻からの流れを受けて動画キャプチャーの歴史と、現代的な録画方法の紹介。初心者向けの内容で、編集ソフトを使いこなせているような人なら常識レベルの内容。
上巻に引き続きカラー口絵を採用し、青木師、佐藤師の懐かしい講義姿をフルカラーで見ることが出来る。
下巻については冬のコミケカットで臭わせたが、想定外にレビュー対象量が増えてしまったので次の春コミになりそう。

上巻を含めて打ち上げの席の読書会ではそれなりに好評だったので、じっくり読んで貰えれば伝わるのになぁ。
なぜか映像関係の関係者のtwitterで注目された(おも同8でも上中セットのノールック買いが結構あった)ので、ほんの一部を通販に回す予定(早ければ今週末)です。
# by roudai | 2019-11-05 00:00 | 同人誌 | Comments(3)

第8回おもしろ同人誌バザールに参加します

最近はtwitterでつぶやいているので本館に情報を載せ忘れていました。
第8回おもしろ同人誌バザールに参加します_d0133636_18315414.jpg

明日(11/3)のおもしろ同人誌バザール・8@神保町に今回も参加します(初回より8回連続)。
参加サークルはついに200サークルを超え、会場も3フロアと巨大化してきました。
参加サークルが多く、3会場に分かれていますので、早めにご来場いただかないと回りきれない可能性があります。

当サークルの配置はベルサール神保町の3F お-18です。
第8回おもしろ同人誌バザールに参加します_d0133636_18313597.jpg

角地なので人が来るのかちょっと心配。
隣に迷惑をかけないけど、滞留すると下のペーパーラリーのお客さんの迷惑になりますので
常連の方々は程々に(今回の非売品は少量だけです)。

今回は同じベルサール神保町3F お-03にあるCROSSNEXTさんのカレーペーパーラリーに参加しています。
第8回おもしろ同人誌バザールに参加します_d0133636_18375467.jpg

秋葉原の昭和なカレーライスについて某BS音楽番組のパロディ(恐らく誰も元ネタが分からなそう・笑)で4つ紹介しています。その内2店舗は帰りに秋葉原で食べられます。

新刊は「日本ビデオ史講義の実況中継」(中)を何とか仕上げました。少部数で、完売したら冬コミで増刷します。夏コミで(上)をお買い上げいただいた方は持参して下されば当日交換します。
今回は本をお買い上げの方にオマケペーパーを差し上げます。
# by roudai | 2019-11-02 19:00 | おしらせ | Comments(0)

収蔵品番号740 英文解釈のカギ12

収蔵品番号740 英文解釈のカギ12_d0133636_2211311.jpg
【タイトル】英語不得意よさようなら 英文解釈のカギ12
【著者】三浦修
【肩書】早大教授
【出版社】旺文社
【サイズ】新書
【ページ数】224頁
【目次】
はじめに
カギ1 まず、英語に親しもう
カギ2 英文和訳は日本語力がものをいう
カギ3 短い単語ほど気をつけよ
カギ4 視野を広げて英文を包め
カギ5 「それ」「この」症候群を完治せよ
カギ6 英文は頭の中でも音読せよ
カギ7 長文は「トバシ読み戦法」でいけ
カギ8 長文はブッタ切って和訳せよ
カギ9 長文はツギ足し和訳でいけ
カギ10 構文オンチを恐れるな
カギ11 穴埋め問題は論理でブチかませ
カギ12 なにか1冊、英語の本を通読せよ
【初版発行年月日】1985年3月20日
【収蔵品発行年月日】1992年 重版発行
【収蔵品定価】720円(本体699円)
【入手困難度】★★★☆☆
【学力貢献度】★★☆☆☆
【ヤフオク相場】500円~
【鑑定額】500円
【代替参考書】
【コメント】
気がついたら12周年で干支が一周してしまいました。
相変わらず参考書は買い続けているのですが、いかんせん老眼が進んで読む気力が絶えています。
新刊の原稿の合間にポツリポツリと投稿、ないしは過去記事の改訂を行っていきます。

12周年ということで、タイトルに12のついた本を探したら本書を発見。来年に向けて13もチェックしたら、不吉な数字のせいか今のところ見当たらず。また直近になったら考えます。

以前はブックオフでも時折見かけた大学JUKEN新書ですが、最近はさすがにこの時期のものは見かけなくなっています(四半世紀以上前だから当然か)。消費税導入前の赤い頃の連番は㉓。
著者の三浦修氏はラジオ講座講師を長年勤め、視聴者からの反響でどこで躓いているかを知り尽くした方。その上、ラジオ講座テキスト連載の「笑いの電波」の選者を務めるユーモアセンスの持ち主で、デキない生徒に寄り添いながらいきなり高みを求めるのではなく妥協点を探る内容になっています。
各章に比較的骨っぽい英文解釈問題を仲人に並べているものの、解説は軽快で寝転がって気楽に読める文体になっている。結構行間が詰まっている上に最終224ページ目の最後まで本文という下手な同人誌のような作りなので見た目以上に内容は濃い。

代替参考書を考えたところ、最近このテの参考書(新書)が全く出ていないことに気付く。今の生徒は簡単に答えを求めたがるからこういうのんびりとした内容は受け付けないのだろうか?見た目は安直だが決して易しいだけの本ではないので参考書を書く側もそれなりの余裕と学識がなければこんな参考書は書けないだろう。

これからの時期に読む本ではなく、春先に受験の心構えを身につける位の気持ちで読んで欲しい本。
# by roudai | 2019-10-01 00:00 | 英語 | Comments(1)

夏は3日目西館です(追記あり)

今回からtwitterアカウントで告知しようと準備していたら、まだ1度も投稿していないのに2度目のアカウント凍結orz。何を根拠に凍結しているのか。

凍結解除されたら宣伝中心につぶやきます。

今回の配置は3日目8/11(日)西地区"た"ブロック-03aです(画像は前回のものなので列の数が異なります)。
夏は3日目西館です(追記あり)_d0133636_20571435.png
英語大手のマウスバードさんは3つ先(た-04b)です。他にそれっぽいサークルはないですね。
夏は3日目西館です(追記あり)_d0133636_213952.png
新刊は構想中のものにこれから手を付けますが、気力・体力がどこまで続くか。結構分厚い本にするつもり。

2019/8/11 6:30 追記 
おはようございます。朝飯を食べ終わってこれから出発準備です。
今日も猛暑日らしいので、ご来場の方は帽子などで日差し対策をした上でご来場下さい。
なお、会場付近は危険防止のため行列時の日傘禁止です。
いつも通り朝一1時間ほど不在ですが、後はスペースにいると思います。
速報についてはツイッターをご確認下さい。
# by roudai | 2019-08-11 00:00 | おしらせ | Comments(2)

発行書籍番号025 日本ビデオ史講義の実況中継(上)(夏コミご購入者に連絡事項あり)

発行書籍番号025 日本ビデオ史講義の実況中継(上)(夏コミご購入者に連絡事項あり)_d0133636_10052394.jpg
【タイトル】日本ビデオ史講義の実況中継(上) ―VHD・LD・VHS篇
【著者】有江 晴彦
【サークル】タイム指数研究所
【サイズ】B5
【ページ数】44頁
【目次】
第1章なぜ今更LD・VHDなのか?
(1)コンテンツ飽食の時代
 A)HDリマスター画質の衝撃
 B)海外版DVD-BOXの衝撃
 C)ネット動画サービスの衝撃
(2)BD・DVDの忘れもの
 A)LD・VHDの比較
 B)未DVD化ソース
 C)LD-BOX特典映像
 D)マスター紛失ソース
 E)DVD廃盤高騰
 F)第一興商本人歌唱映像
(3)機材とメディアの集め方
 A)VHDプレイヤー入手時の注意
 B)LDプレイヤー入手時の注意
 C)メディア入手時の注意
第2章無限のコンテンツ、ビデオテープ
(1)VTRの長所短所
 A)身近なタイムカプセル
 B)黒歴史ビデオ
 C)インディーズビデオ
 D)書店売りビデオ
 E)アダルトビデオ
 F)バラエティ番組こそが貴重
 G)最も貴重なリソース、CM
(2)ビデオデッキいろいろ
 A)β規格の歴史
 B)VHS規格の歴史
 C)VHSデッキの現状と注意点
(3)「見えない壁」の超え方…画像安定装置
【初版発行年月日】2019年8月11日
【定価】800円
【在庫状況】在庫有
【学力貢献度】☆☆☆☆☆
【コメント】
10数年ぶりに執筆した受験と全く関係ない情報系同人誌。
R45でオーディオ・ビジュアル趣味者という狭い読者層に向けた情報を詰め込んだごった煮本。今回は4頁のカラー口絵を最大限生かしたものになっている。
昭和時代のビデオ生活とは、という忘れ去られた記憶を掘り起こすオッサンホイホイな内容。
おそらく平成生まれにはチンブンカンプンのはず。なので印刷数も少なめ。
でもたぶん売れ残るだろうなぁ。

【お詫びと連絡】2019/9/1
通販開始が遅れており大変申し訳ありません。
夏コミでご購入いただいた方はご存じかと思いますが、印刷会社から納品された本の表紙に大きなブリード(インクの擦れ)があり、夏コミでは仕方なく販売いたしましたが、夏コミ後印刷会社に申し入れて再印刷してもらいました。本日正常に印刷されたモノが納品されましたので、これから通販の手続きを行います。併せて現在欠品中の商品も納品しますので今暫くお待ち下さい。なお、夏コミにて販売した本は、イベントにお持ちいただければその場で新品と交換いたします。

2019/9/8
お待たせいたしました。通販開始しました。

【誤植】
10頁13行目 き出し→き出し

【おまけ】
本文の印刷ではおそらく違いが分からないであろう同一ソースのVHDとLDの比較
発行書籍番号025 日本ビデオ史講義の実況中継(上)(夏コミご購入者に連絡事項あり)_d0133636_2147445.png
↑VHDより
発行書籍番号025 日本ビデオ史講義の実況中継(上)(夏コミご購入者に連絡事項あり)_d0133636_2148599.png
↑LDより
# by roudai | 2019-08-01 00:01 | 同人誌 | Comments(3)