昔の大学受験参考書を展示する私設博物館です。
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収蔵品番号707 漢文演習 2019年 02月 05日
![]() 【著者】渡邊焉馬(えんば) 【肩書】 【出版社】河合出版 【サイズ】B5 【ページ数】87頁+別冊解答解説編64頁 【目次】 ガイド一覧 <訓読入門> <基本例題> <問題演習> 史伝―「史記」の群像― 思想―諸子百家の思想家― 詩文―歴代の詩人・文筆家― 【初版発行年月日】2001年3月15日 【収蔵品発行年月日】2001年3月15日 初版第1刷発行 【収蔵品定価】857円+税 【入手困難度】★★★★★ 【学力貢献度】★★★★☆ 【ヤフオク相場】10000円~ 【鑑定額】2500円 【代替参考書】前野直彬「精講 漢文」(ちくま学芸文庫) 【コメント】 漢文「冬の時代」である。 漢文の「マトモな」参考書が払底しており、中野清「改訂新版ガッツ漢文」(状況出版)が版元倒産(?)により絶版になった途端にそれまで猫またぎだった「中野式漢文なるほど上達法」(ライオン社)すら高騰している状態である。 確かにセンター試験でしか「漢文」が必要ない受験生なら田中雄二「漢文早覚え速答法」(学研)でもいいだろうが、せっかく漢文に触れる機会があるのにそれではもったいない。そもそも、今年のセンター漢文はいわゆる「句法」の問題がなく、むしろ「漢文常識」のあるなしが問われており、来年以降も「句法だけやっておけばいい」という受験生排除に向かうのではないか(ちなみに館長は今年のセンター古文・漢文は共に満点)。 本書は本屋に嫌われるB5サイズの漢文参考書という希少種で、かつ「文学歴史的常識中心」という異端の参考書である。 著者は河合塾講師と思われるが、現在のHPで検索しても名前が出てこない(18年前の本なのである意味当然とも言えるが)。「三位一体方式」と著者が名付ける地理・歴史的解説、人物・思想的理解、語句・文法的説明(文法が最後にくるところがポイント!)の三本柱を立て、就中中心を「人物理解」に当てている点がすばらしい。 「はじめに」にはこうある。 漢文は難しい漢字をただ暗記するために読むのではありません。作品の中で大活躍する個性あふれる「登場人物」と出会うのがおもしろくてたまらないから読むのです。「文は人なり」という名言があります。四角四面の漢字の向こう側には、人間くさい魅力的な「人物」が待ち構えているのです。「三本柱」は彼らに会いに行くパスポートとなるでしょう。(太字原文ママ)「文は人なり」の使い方が間違っている気がするが言いたいことはよく分かる。 昨年「今年せどり屋が最も悲鳴を上げた復刊」の候補に挙がっていた代替参考書は「古典国語」と同様に「総花的で本当に役立つ箇所が少ない『おせち料理』のような参考書」で、何でも入っていて辞書的に使えるが「読む」ものではない。少なくとも「国語」という教科の一部である「漢文」にそんな労力を割く余裕はない。 本書は「句法」部分は最小限に留め、有名な漢文を題材にした問題と中国史(春秋~前漢)と思想史、唐代までの詩文に限って90頁程度にまとめている。代替参考書にも同程度の内容は載っているが、「これだけ」という割り切り方が際立っている。 宮下師の「高校とってもやさしい漢文」(旺文社)あたりで一通りの句法を学んだ上で臨むのが王道で、これが終わればあとは問題演習だけでよいだろう。 さすがに今のマケプレの価格は異常だが、多少のプレミアは内容を考えれば仕方がない。
by roudai
| 2019-02-05 00:00
| 国語
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