昔の大学受験参考書を展示する私設博物館です。
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収蔵品番号014 古文が宇宙語でなくなる日 2007年 10月 14日
【タイトル】古文が宇宙語でなくなる日 【著者】吉川栄治 【肩書】代々木ゼミナール講師 【出版社】中道館 【サイズ】A5 【ページ数】230頁 【目次】 まえがき 第一講 まず「つなぎの言葉」から 第二講 言葉は世につれ国につれ 第三講 言葉のかたちはなぜ変わる? 第四講 古文征服最大の難所、<助動詞>山脈 第五講 昔の「昔」は十六倍 第六講 さまざまな未来 索引 あとがき 【初版発行年月日】1989年12月20日 【収蔵品発行年月日】1989年12月20日 第一版第一刷 【収蔵品定価】900円(本体874円) 【入手困難度】★★★★☆ 【学力貢献度】★★★★★ 【ヤフオク相場】3000円~ 【鑑定額】900円 【代替参考書】 【コメント】 ここまで絶版参考書ばかりを書き連ねてきたが、今回は刊行から18年経った今もAmazonで(都心の大型書店でも)新品を購入できる名著のご紹介。 90年代初頭、代ゼミ国語課でポスト土屋博映一番手の期待をかけられた人気講師がいた。それがこの吉川栄治師である。解釈の正統さといい、下ネタの切れ味といい、他の追随を許さなかったが、惜しくも滋賀大学に栄転され、今は教育学部の教授になられている。しかし、某青山学院大教授(元山口大教授)のように、象牙の塔へ入るにあたって、自らの受験参考書を絶版扱いにしなかった(させてもらえなかった?)ことで稀代の名著は細々とその命を長らえて今に至っている。 まえがきにはこうある。 ★この本は「コ・ブ・ン」と聞いただけで心臓が縮み上がる人、学校のテストで50点以上とったことのない人、教科書をめくったとたんにめまいがする人、そんな人たちのために書きました。 この言葉にウソ偽りは全くない。わずか6題の問題を解くうちに古文を読む上で必要最小限の知識がするすると入ってきてしまう。使われている問題文も「土屋の[古文]」ユーモア編やナンセンス編(大和書房)のような堅くない古文ばかりなので非常に取っつきやすい。かくいう私も前述の「古文の読解」とこの「宇宙語」のおかげで<古文不適応症候群>から脱することが出来た。 「古文の読解」同様、初心者向けだからといって、説明を手抜いたり内容を低く抑えることなく、自主的に古文が学べるレベルまで導いてくれる。暴走族吉野やゴロあわせ板野に辟易している人は是非手に取ってほしい一冊。「土屋の古文講義・1」に手がつけられない生徒あたりが読むのが一番か。
by roudai
| 2007-10-14 00:00
| 国語
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Comments(7)
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名無し
at 2013-11-06 09:13
x
この参考書を読んで興味が出たので高校時代はずっと苦手だった古文を勉強しようと思うのですが、この参考書のあとは「古文の読解」か「土屋の古文講義・1」がやはりおすすめでしょうか?
0
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roudai at 2013-11-11 23:19
>名無しさん
コメントの内容からすると社会人の方でしょうか? 受験に関係していないのであれば本文にあるように「古文の読解」かオモ参の「土屋の古文」ですね。受験生なら「そこが知りたい古文」(駿台文庫)でしょうか。
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kazkomi
at 2016-06-05 17:28
実は、近隣で吉川先生の大人向け講座があり、少し参考書や現在の子どもたちがどう古典を学ぶかという話を伺いました。僕は代ゼミ出身ですが、吉川氏とは時期的にすれ違いで当時は知らず(古文は国広功氏のみ受講)、このサイトでその存在を知りました。古典から考えた上で、現状の日本に対して、きちんとした批評精神をお持ちの方でした。
ご参考までに。 △宇宙語は偏差値40でも分かるように書いたつもりで、高校一年一学期に習う内容。これよりやさしいものは無理ではないか。 △高校生向けのことに現在はそんなに詳しくないが、基本的なものでも間違いがあり、全体の地盤沈下は尋常ではない。 △よい参考書は思いつかない。小西甚一さんの本とかがあったが、あれは大学進学者が圧倒的に少ない時代の本。今の子どもたちにとって、あまりにも違いすぎる。 △英語圏でもシェークスピアが読めない大学生が多数という状態と、日本の古典が置かれている状態は似ているかも。 △予備校的参考書が今はつまみ食いになっているのは実はよくわかる。昔に比べると、受験が大幅に易化していて、有名私立でも入りやすいから、そこまできちんとした勉強をする必要がなくなっている。
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roudai at 2016-06-05 18:48
>kazkomiさん
はじめまして。 今は滋賀大の名誉教授で放送大学の滋賀学習センター所長でもあるんですね。 https://act.ouj.ac.jp/researcher/detail/?id=234 記憶にあるご尊顔からはだいぶ変わってしまっていますが、四半世紀以上前なので仕方ないですね。 市民講座ということは古今集の講義でしょうか。さすがにそういうところで昔の下ネタ全開の講義は期待出来ませんね。それでもうらやましいです。私は一浪の冬期講習で始めて受講してレベルの高さと下ネタの過激さにビックリしました(教室は13Aだったかな?)。 >基本的なものでも間違いがあり おそらくオ○ノ式のことでしょう。 最近の古文問題はセンターしか見ていないので私大のレベルはイマイチピンと来ませんが低下しているのでしょうね。 大学教授として今の大学生をよくご存じだから地盤沈下は身にしみておられるのでしょう。 貴重な情報をありがとうございます。
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kazkomi
at 2016-06-06 14:59
はじめましての挨拶は忘れておりました。失礼しました。
今回は、一般参加者は60代以上なので、若い代ゼミ的直接下ネタはなかったと思いますが、それでも天智・天武・額田王の三角関係話と一妻多夫とか一夫多妻の話は展開されていましたので。性的におおらかな話はされていましたよ。 とにかく舌鋒は鋭いし、現状の社会には批判的なスタンスは共感できましたし、古文解釈は水準以上なのは、間違いありません。 古文は参考書よりも、現行の教科書的なものへのマイナスニュアンスがありました。 大津の龍谷大学内にある放送大学では、彼の古典の購読会も開催されているようです。そこにも一定数ファンの受講者がいる模様。年配が多いですが。放送大学参加者なら、他県からでも受講可能と思われます。 僕は85年~86年にかけて代ゼミ受講生でしたが、吉川さんは「その直後から代ゼミで数年間教えた気がする」と言っていたので、87年から92年くらいまでいらしたのでしょうかね? 滋賀には93年の赴任とおっしゃっていました。 私大の話は受験問題というよりも、合否水準が下がっているということだと思います。昔より簡単に入れるようですから。 こちらのサイトは、自分の子どもの学習参考書(まだ大学受験ではない話)を書店で探していて、あまりにも中身レベルが低くなっていることにビックリして、これはまともな参考書を確保しておかないとまずいという感覚から調べて、参考になる情報と感じています。
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roudai at 2016-06-06 20:29
>kazkomiさん
長浜でも行われるようですね。 http://shiga.ouj.ac.jp/nagahama.pdf >現行の教科書的なものへのマイナスニュアンス 困ったことに○都書房の教科書がオ○ノ式なんですね。 駿台の三輪師がつねづね嘆かれています。 http://mumeinikki.cocolog-nifty.com/miwa/2015/09/post-4f3d.html >87年から92年くらい 某所で入手した88年の夏期講習パンフの画像に載っているのでそれくらいでしょうね。私が受講した冬期の古文ゼミは1コマしかなかったのにちょっとビックリしました。 当サイトは原則絶版本しか取り上げないので現役の生徒さんにはあまり参考にならないと思いますが、数多く見ているなりの評価は出来ていると思います。これからも宜しくお願いいたします。
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kazkomi
at 2016-06-06 23:30
彼女の本が京○書房の学校副読本みたいですね。一度手に取りましたが、いまひとつピンと来ませんでしたが、オ○式とは。。まあ、彼女の本は原則信用できないとしか思っていないので。。京○は別件で電話したことがありますが、こちらの電話している内容を社員が理解しない返答がある会社で、現状はかなり厳しい出版社と判断しています(例えばきちんと話が通じた三省堂とは天地の差、ここは会社自体にはいろいろありますが、優秀な社員は在籍しています)。
廃れ行く学問や文化の流れの一端として、この流れはウォッチするつもりですし、身内のためにも必要なため、いろいろ伺うかも知れませんが、今後も宜しくお願いします。 |