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浪人大学付属参考書博物館

roudai.exblog.jp
昔の大学受験参考書を展示する私設博物館です。
更新履歴
2019/05/02
収蔵品番号424
のレビューを公開しました。

2019/05/01
収蔵品番号545
のレビューを公開しました。

2019/04/20
収蔵品番号702
のレビューを公開しました。

2018/10/31
第6回おもしろ同人誌バザールに参加しますにコメントを追加しました。

2018/6/12
収蔵品番号667
のフェア情報を更新しました。

2018/1/31
収蔵品番号234
の復刊情報を追記しました。

2017/12/04
収蔵品番号063
の復刊情報を追記しました。

2017/08/22
収蔵品番号561
のレビューを公開しました。

2017/08/19
収蔵品番号416
のレビューを公開しました。

2017/05/03
春のイベントのお知らせに進捗状況を追加しました。

2017/04/08
春のイベントのお知らせに通販状況を追加しました。

2017/04/01
春のイベントのお知らせに当日の注意事項を追加しました。

2017/1/29
収蔵品番号222
のレビューを追加しました。

2016/9/24
収蔵品番号420
のレビューを公開しました。

2016/8/13
収蔵品番号467
のレビューを公開しました。

2016/7/23
収蔵品番号200
の復刊情報とレビューを追記しました。

2016/06/12
発行書籍番号006
の紹介記事を追記しました。

2016/03/23
収蔵品番号353
の代替参考書を変更しました。

2016/03/20
収蔵品番号470
収蔵品番号463
収蔵品番号456
収蔵品番号449
収蔵品番号414
収蔵品番号407
のレビューを公開しました。

2016/02/29
収蔵品番号505
収蔵品番号502
収蔵品番号460
収蔵品番号454
収蔵品番号410
収蔵品番号409
収蔵品番号405
のレビューを公開しました。

2016/02/14
収蔵品番号477
のレビューを公開しました。

2015/09/07
夏コミ新刊の通販を開始しました。旧刊も在庫ありです。

2015/08/29
収蔵品番号392
の復刊情報を追加しました。

2015/08/10
収蔵品番号452
収蔵品番号451
収蔵品番号450
収蔵品番号448
収蔵品番号447
収蔵品番号446
収蔵品番号445
のレビューを公開しました。

2015/08/01
発行書籍番号010
発行書籍番号008
発行書籍番号007
の改訂版情報を追記しました。

2015/06/01
収蔵品番号486
収蔵品番号487
収蔵品番号488
収蔵品番号489
収蔵品番号490
収蔵品番号491
収蔵品番号492
のレビューを公開しました。

2015/05/10
収蔵品番号478
収蔵品番号484
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2015/05/05
収蔵品番号472
収蔵品番号474
収蔵品番号475
のレビューを公開しました。

2014/11/30
収蔵品番号394
収蔵品番号399
収蔵品番号400
収蔵品番号402
のレビューを公開しました。

2014/10/14
収蔵品番号398
収蔵品番号397
収蔵品番号396
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2014/8/26
発行書籍番号011
発行書籍番号012
の委託販売を開始しました。

2014/6/7
収蔵品番号376
収蔵品番号150
収蔵品番号103
の代替参考書を変更しました。

2014/4/29
収蔵品番号434
のレビューを公開しました。

2014/04/19
収蔵品番号430
の代替参考書を変更しレビューに情報を追記しました。

2014/03/30
収蔵品番号357
の電子版復刊情報を追加しました。

2014/3/25
収蔵品番号433
収蔵品番号432
収蔵品番号431
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2014/02/26
収蔵品番号086
収蔵品番号347
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収蔵品番号393
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カテゴリ:社会( 67 )

収蔵品番号708 日本史 歴史地理

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【タイトル】コナトゥス スパーリングパートナー 日本史 歴史地理 System Training
【著者】岩本守弘
【肩書】
【出版社】匠出版
【サイズ】B5
【ページ数】76頁+別冊解答書5頁
【目次】
はしがき
原始・古代
中世
近世
近代・現代
総合
<地名および地名と関わりのある歴史的事項>
【初版発行年月日】1989年
【収蔵品発行年月日】1989年 初版発行
【収蔵品定価】880円
【入手困難度】★★★★★
【学力貢献度】★★★☆☆
【ヤフオク相場】2000円~
【鑑定額】1000円
【代替参考書】児玉幸多「日本史年表・地図(2018年版)」(吉川弘文館)
【コメント】
先週に続いてB5の参考書を連投。

本書は「日本史地図問題集三大注意事項」と館長が銘打ったシリーズの最後の1冊。
ちなみに残りの2冊は
黒田浩司「入試サクセス30講日本史④地図・系図・図表で解く日本史 標準レベル」(研数書院)
大戸吉古「みてすぐわかる地図中心日本史」(三省堂)
出版社も著者も全く関係なく、日本史で地図上の場所を問う問題をテーマにした3冊で、受験生の盲点であるにもかかわらずこれらの後継となる問題集は未だに出ていない。世界史では鈴木悠介「高校 世界史を ひとつひとつわかりやすく。」(学研)が意識的に地図を取り上げているが日本史で類似の参考書はない。

本書は館長が受験生当時、本校の代々木ライブラリーで見かけて一目惚れした参考書だ。わずか76頁に入試問題が63題。地図の無い問題も多いが、このテの問題は普通、問題集1冊に1、2題程度しか載っていないので集中的に学べることの意義は大きい。「匠出版」の問題集は総じて解説が貧弱だが、本書は解説やコラム、欄外の「入試トピックα」「ワンヒントQ&A」まで空白恐怖症のように様々な情報が詰め込まれておりB5サイズを生かしている。

出色なのは巻末の<地名および地名と関わりのある歴史的事項>で、日本史に登場する地名が全て県名とセットでアイウエオ順に並んでいる。基本的な地名ばかりだが、それでも意外と県名とは結びついていないのでこのリストだけでも眺めておく価値はある。
by roudai | 2019-02-12 00:00 | 社会 | Comments(0)

収蔵品番号705 日本史マーク語で完全暗記

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【タイトル】日本史マーク語で完全暗記
【著者】鈴木智之
【肩書】浜松市立高校教諭
【出版社】青春出版社
【サイズ】新書
【ページ数】247頁
【目次】
はじめに―教科書の10ページをわずか1句(ワン・フレーズ)で暗記
≪本書の使い方≫
Ⅰ ここまでラクに覚えられる<原詩・古代>篇
Ⅱ マーク語がド忘れを防止する<中世>篇
Ⅲ 面白いほど一気にのみ込める<近世>篇
Ⅳ 出題率最大箇所を完全制覇する<近代・現代>篇
≪索引≫
【初版発行年月日】1989年9月5日
【収蔵品発行年月日】1989年9月5日 初版第1刷発行
【収蔵品定価】750円(本体728円)
【入手困難度】★★★☆☆
【学力貢献度】☆☆☆☆☆
【ヤフオク相場】5000円~
【鑑定額】0円
【代替参考書】江口五郎「エロ語呂日本史年号」(パブリブ)
【コメント】
青春出版社は森一郎氏の「試験にでる」シリーズで一山当てたが、その後はあまり大学受験参考書に熱心ではなかった。しかし予備校バブル期に突如、「昔の夢よもう一度」とばかりに本書と「古文語連想―速記憶術」を刊行した。著者が高校教師ということもあって食指が動かず刊行当時はスルーしていたのだが、しばらくして市場から消えた。
先日倉庫でネタ探しをしていたらひょっこり出てきたので初めて読んでみたのだが、イヤハヤ、これはひどい。
又、出題形式からみても、国公立大では論述・記述問題が大半である。私大では記号で答える客観テストが主流であるとはいえ、年号を問うような問題はわずか数パーセントに過ぎない。こうした出題傾向は、今後ますます多くなるはずだ。
つまり、国公立大、私大を問わず、日本史勉強は年号だけを一生懸命覚えるやり方では合格できないわけだ。日本史の受験で失敗する一番の理由は、年号方式で覚えているからだといっても過言ではない.(本書3~4頁・下線は引用者)
…な、なんだってぇ!と思わず叫びたくなったのは私だけではないだろう。日本史の勉強で年号「しか」覚えないなんてとぼけた受験生が昭和末期のどこにいたのだろうか?ひょっとして、自称県下有数の進学校(嗤)の浜松市立高校(当時は女子校)の生徒はそんな勉強法だったのか。
著者紹介も痛々しくてステキだ。
今まで誰も試みなかった日本史暗記法がついに完成した。入試に必ず出る史実を関連づけて同時に覚えてしまう画期的記憶術の誕生である。これで覚えた日本史は、史料問題に抜群の成果を示す。連想を働かせ、リズムに乗って面白いほど頭に入る本署の方法は、あなたの日本史勉強法を根底からくつがえさずにはおかない。
井の中の蛙大海を知らずというか、まぁ片腹痛しと言うしかない。
「はじめに」で引用した生徒の感想も勤務校が「女子校」であることを知った上で読むとさらに嗤える。
S木加奈子さん(名古屋大学農学部
M輪友寿(東京大学文Ⅱ)(武士の情けで名字は仮名とした・笑)
と上位2校が二次試験に日本史のいらない理系学部と自分の教え子ではない東大生(一応実在しただけまだ救いがあるが)。他の5人は早稲田から青山女子短大(2人)まで、というのだからどれだけ「BIG tomorrow(青春出版社の今は亡き自己啓発系雑誌)」脳なのか。
そもそも、語呂合わせとは
1 ことわざや成句などに口調・音声を似せて、意味の異なるこっけいな句を作る言語遊戯。「猫に小判」を「下戸 (げこ) に御飯」、「一つ積んでは父のため」を「一つ脱いでは質の種」の類。天明(1781~1789)ごろから江戸に流行。口合い。地口 (じぐち) 。
2 数字の羅列などに意味を当てはめて読むこと。平安京遷都の794年を「(ウグイス)鳴くよ」、鎌倉幕府が滅んだ1333年を「一味散々」とするなど。(出典:デジタル大辞泉(小学館))
を指し、「元ネタがある」、または「(多少苦しくても)日本語として意味が通ること」が必須である。
それでは著者が自画自賛する「マーク語」とやらがどんなモノか引用してみよう。
「▲八色の姓」
やくざ(八色の姓)はよー(684年)、ま(真人)あ損(朝臣)ね(宿禰)、いき(忌寸)みち(道師)におめぇーら(臣連)いないけ(稲置)
日本語として意味不明でリズムも悪いし、ただ縮めただけじゃん。
これとほぼ同時期に菅野祐孝師は「もしもし亀よ」のリズムで
「まあちゃん宿題忌み嫌い道草食ってオムライス」(菅野祐孝「日本史講義の実況中継」(上)115頁)
と武蔵高等予備校の生徒に覚えさせている(アンチ菅野が「八色の姓」なんて試験に出ないとディスるのは無視・笑)。その差は一目瞭然。田舎教師と全国レベルのカリスマ講師の差は昭和末期にこれほどまで開いていたのである。
菅野師のこうした暗記法(他にザマミロゴキブリetc.)や前田師の暗記法(ほえしどにい、大カカテヤポetc.)などはそのインパクトのおかげで未だに頭に残っているが、いざ語呂合わせに関する著書を探すと全て絶版になっている(意外と高値にはなっていないので実は狙い目だが)。こんなクズ本に手を出すくらいなら多少長いが遥かにセンスの良い代替参考書を入手した方がよい。
by roudai | 2019-01-29 00:00 | 社会 | Comments(1)

収蔵品番号702 日本史講義の実況中継(上)

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【タイトル】日本史講義の実況中継(上)/菅野日本史B講義の実況中継(上)―原始・古代史篇
【著者】菅野祐孝
【肩書】代々木ゼミナール,武蔵高等予備校講師/代々木ゼミナール,旺文社大学受験講座,大阪S.P.S.講師
【出版社】語学春秋社
【サイズ】A5
【ページ数】249頁/279頁
【目次】
講義を始めるにあたって
第1回 原始時代(1)
第2回 原始時代(2)
第3回 大和時代(1)
第4回 大和時代(2)
第5回 大和時代(3)
第6回 大和時代(4)
第7回 大和時代(5)
第8回 奈良時代(1)
第9回 奈良時代(2)
第10回 平安時代(1)
第11回 平安時代(2)
第12回 平安時代(3)
索引
【初版発行年月日】1989年4月20日/1995年12月15日
【収蔵品発行年月日】】1989年4月20日 初版発行/1995年12月15日 新課程版初版発行
【収蔵品定価】1000円(本体971円)
【入手困難度】★★☆☆☆
【学力貢献度】★★☆☆☆
【ヤフオク相場】300円~/300円~
【鑑定額】300円/300円
【代替参考書】菅野祐孝「日本史オール・イン・ワン」(代々木ライブラリー)
【コメント】
平成も残すところあと4ヶ月。ふと、昭和最後の年(昭和63年)の菅野師による講義を元にした「日本史講義の実況中継」が読みたくなったので倉庫から引っ張り出してきた。
今でこそ日本史の実況中継といえば河合塾の石川師と思われているが、20世紀までは菅野師の天下だったのである。

どれくらいの天下だったかというと、初版の「日本史講義の実況中継」の上巻が第275刷、中巻が第258刷、下巻が第245刷まで出ている(新課程版を含まず)。菅野師をディスって悦に入っている予備校講師の著作でこの1/10の刷数が出ている本がどれだけあるだろうか。
そういう意味で本書は「でる単」と同様に本書の前後でパラダイムシフトを起こしたエポックメーキングな1冊である。

菅野師をディスる連中の二大常套句が「重箱の隅ばかり」と「ノート作成に熱中して」だが、第1回 原始時代(1)の最後にはこうある。
 ぼくはよく受験生に歴史の流れをつかめと言うんですが、この講義もその点に主眼をおいて進めていきたいと思います。受験生の弱点だけを1年間しゃべっても、絶対に合格しません。基本をがっちり固めてさえいれば、難問・奇問の3つや4つは答えられなくても平気です。みなさんは基本を固めるので精一杯なはずですから、それに全力を投入してください。昔の受験生は「弱点」まで手は回りませんでした。でも、みんなちゃんと受かったんです。いいですね。授業では基本90%、応用・難問10%ぐらいの比率で進めていきます。
 それでは今日はここまでとします。(新課程版P34・赤字本文ママ)
このように菅野師自身が第1回から「受験生の弱点だけを1年間しゃべっても、絶対に合格しません」と述べている。プレサテライン時代の菅野師の講義はプラチナチケットだっただけに、批判している人間の大半はろくすっぽ聞かずに批判しているのだろう。

また、ノート作成について彼らが勘違いしているのは、菅野流の講義ノート作成には意外と時間が掛からないという点だ。

館長は生憎通年の講義を受講したことはないが、夏期講習で「日本近現代史ゼミ」を受講し、5日分のノートを作成した(妹は通年の講義を受講したのでノートはどこかにあるはず)。では、このノートの作成にはどれほど掛かったかといえば、講義時間しか掛かっていない。なぜなら、講義中に菅野師が書く板書がそのまま完成品なので、講義を聴きながら自分のノートに写すだけで他の時間は必要ない。あの内容を「一から自力で」作ろうとしたら何十時間も掛かるが、ただ写しているのだから比較にならない。

受験日本史を席巻した菅野日本史も「日本史必出史料」と代替参考書くらいしか見かけなくなってしまった。私大難化の昨今、菅野師の業績が再評価されることを望みたい。

P.S.随分前に見付けた5年前の菅野師による北海道史の板書。ホワイトボードでもこの品質で描けるというのがまさに「神業」。
北海道高等学校教育研究会【地歴公民部会/日本史分科会】 [日本史分科会]平成25年度 日本史分科会の様子をアップしました
by roudai | 2019-01-08 00:00 | 社会 | Comments(0)

収蔵品番号644 エロ語呂世界史年号

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【タイトル】エロ語呂世界史年号
【著者】江口五郎
【肩書】江口流秀句道継承者
【出版社】社会評論社
【サイズ】A5
【ページ数】205頁
【目次】
まえがき
ジャンル分類
エロ語呂流・数字の読み一覧
エロ用語ミニ事典
紀元前
1~5世紀(1~500年)
江口流ゴロ合わせ術指南 其の一 歴史と体系
6~10世紀(501~1000年)
11~13世紀(1001~1300年)
江口流ゴロ合わせ術指南 其の二 四つの心得
14~15世紀(1301~1500年)
16世紀(1501~1600年)
江口流ゴロ合わせ術指南 其の三 九つの技法・前編
17世紀(1601~1700年)
18世紀(1701~1800年)
19世紀(1801~1900年)
江口流ゴロ合わせ術指南 其の四 九つの技法・後編
20世紀(1901~2000年)
江口流ゴロ合わせ術指南 其の五 数語呂句
あとがき
【初版発行年月日】2010年2月20日
【収蔵品発行年月日】2010年2月20日 初版第1刷発行
【収蔵品定価】本体1300円+税
【入手困難度】★★☆☆☆
【学力貢献度】★☆☆☆☆
【ヤフオク相場】1600円~
【鑑定額】500円
【代替参考書】「新装版エロ語呂世界史年号 (エロ語呂暗記法) 」(パブリブ)
【コメント】
毎年クリスマス恒例、「今年せどり屋が最も悲鳴を上げた復刊」は、知らないうちに絶版になっていて復刊前はAmazonで2万円台で取引されていたという本書。
そもそも出版社がカタそうな社会評論社というのも驚きで何をトチ狂ったのか?という異色作(ちなみに稲田義智「絶対に解けない受験世界史2014」も同じ版元・笑)。絶版も当然であろう。

「もし石」のコピー版に載せた「館長のマル秘穴参考書四十六連発」当時から取り上げていたが、「世界史B用語集 改訂版」(山川出版社)を模したデザインも秀逸だし、ペンネームが「江口五郎」という芸の細かさにも感動していた。同時に所詮は一発屋で「エロ語呂暗記法②」は永久に出ないのだろうな、と思っていた。
ところが「5時に夢中」で取り上げられてネットで盛り上がり、その勢いで今年奇跡の復刊&「日本史年号」刊行と相成った。さらに「絶対に解けない受験世界史」まで2017を刊行。しかもよく見ると同じ出版社だ。

引用するのに困ってしまうほど下品な語呂ばかりでしかも長文。このエロさには山田弘のゴロ合わせも顔色なしというほどで女子高生に読ませるだけで即セクハラになってしまう。強引な語呂合わせほど実は暗記量が増えてしまうという矛盾を抱えているが本書も例外ではない。

紀元前451年、最古の成文法「十二表法」の成立であれば、
しごい自由に「ひょほ~!」と叫んで発射。最高の成分放
と強引にまとめる。
1833年、工場法制定であれば、
イヤ、さんざんこう情報もれれば、三角関係の進展難しい。自動車乗るのも制限、動きはまるでアクロバット、応援を友人に頼み、身を隠して移動。
と年号以外に命、児童労働の制限、ロバート・オウエンを盛り込む巧みさも見せるが他はちょっと引用が憚られる。無事復刊ということで気になる向きは大型書店で実際に手にとって見てほしい。エロならナンボでも覚えられる欲求不満の男子高校生限定の好著である。

復刊に当たって表紙が最新の「世界史用語集」に似たデザインに変わっているが、ちょっと下向きの○○○は勇み足の感がある。
by roudai | 2017-12-26 00:00 | 社会 | Comments(0)

収蔵品番号632 日本史標準問題精講

d0133636_2054063.jpg
初版
d0133636_20541129.jpg
改訂版
d0133636_2054216.jpg
3訂版(初版)
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3訂版(重版)
【タイトル】日本史標準問題精講 初版/改訂版/3訂版(初版)/3訂版(重版)
【著者】毛利和夫
【肩書】前東京都立西高等学校教諭
【出版社】旺文社
【サイズ】B5
【ページ数】(初版)336頁/(改訂版)320頁/(3訂版)295頁+別冊解答31頁
【目次】
(初版)
第1編 時代別による問題
 第1章 原始・古代
 第2章 中世
 第3章 近世
 第4章 近・現代
第2編 部門別による問題
 第1章 政治史
 第2章 外交史
 第3章 社会・経済史
 第4章 文化史
第3編 総合問題と特殊問題
 第1章 総合問題
 第2章 史料問題
 第3章 図表・歴史地理問題
 第4章 論述・記述問題
(改訂版)
第1編 時代別による問題
 Ⅰ.原始・古代
 Ⅱ.中世
 Ⅲ.近世
 Ⅳ.近・現代
第2編 部門別による問題
 アジア諸国との外交
 欧米諸国との外交
 土地制度と農業の歴史
 金融・都市・交通の発達
 社会と女性史
 文化の展開と教育
 宗教の展開
 資料・遺跡・地名に関する問題
(3訂版)
第1編 時代別による問題
 Ⅰ.原始・古代
 Ⅱ.中世
 Ⅲ.近世
 Ⅳ.近・現代
第2編 部門別による問題
 アジア諸国との外交
 欧米諸国との外交
 土地制度と農業の歴史
 金融・都市・交通の発達
 女性史
 文化の展開と教育
 宗教の展開
 資料・遺跡・地名に関する問題
 北海道と沖縄(蝦夷地と琉球)
【初版発行年月日】1984年2月20日
【収蔵品発行年月日】1987年 重版発行/1991年3月1日 改訂版発行/1996年2月1日 三訂版発行/1999年 重版発行
【収蔵品定価】750円/820円(本体796円)/950円(本体922円)/本体950円
【入手困難度】(初版)★★★☆☆/(改訂版)★★☆☆☆/(3訂版)★★☆☆☆
【学力貢献度】(初版)★★☆☆☆/(改訂版)☆☆☆☆☆/(3訂版)★☆☆☆☆
【ヤフオク相場】800円~(初版)/500円~(改訂版)/250円(3訂版)
【鑑定額】1000円/750円/500円
【代替参考書】石川晶康「日本史B標準問題精講4訂版」(旺文社)
【コメント】
2017年10月1日で当博物館は開館10周年を迎えた。

開館時にはまさか10年も続くとは思いもしなかったが、何よりexciteブログというシステムが10年以上無料サービスを継続してくれたことが一番大きい。色々問題もあったが心から感謝したい。

10周年へ向けて思いを新たにするため、この1ヶ月は(同人誌の原稿を放って)週一更新を続けてきた。三〇代には出来ても四〇代にはかなりしんどい作業だった。途中にだいぶ抜けがあるが、ネット上には1年も書き続けられずに頓挫したサイトを散見するため、10年間書き続けて来たことは誇って良いだろう。

10年前と比べて世界の景色は一変している。代ゼミは大幅縮小し、ブックオフは日本中の古書店を潰した末に自らも没落の一途を辿っている。大学受験参考書の再版なんて夢にも思わないことが起こり、かつては二束三文だった昭和40年以前のハードカバーに信じられない高値が付いている。自分のトランクルームも2部屋だったのが3部屋になり、高校時代は夢のまた夢だった表紙フルカラーの同人誌を刊行している上に通販までしている。
次の10年でまた世界は一変するだろう。その時まで続いているかどうか、それは神のみぞ知ることだ。

10周年ということで自分の参考書コレクションの原点となる参考書を取り上げてみる。

本書と菅野師の「シグマ集中ゼミ 日本史必出史料」(文英堂)を高3の11月に買って読み始めたのが館長の受験勉強の始まりである。ン万冊の蔵書の中で間違いなく一番やり込んだ問題集と言える。和田秀樹氏の「受験は要領」の影響からかこの2冊の出来ない問題に印を付けてひたすら問題文を読み込んでいたら、アッという間に模試の偏差値(日本史限定)が60を突破した。今、読み返しても「標準問題」の名に恥じない選題だと思う。

初版は「英文法標準問題精講」以来の伝統通り、標準問題→精講→解答の順で書かれている(各編最後の実戦演習の解答のみが巻末にまとめられている)が、改訂版からは普通の問題集のように問題の解答が全て巻末にまとめられて、3訂版からは別冊解答になっている。

普段は解答が別冊になっていることを手放しで評価しているが、ことこの問題集に関しては「読む問題集」としての評価をしているので初版の体裁を最高評価とし、いちいち巻末に戻らなければならない改訂版を最低とする。内容的にも第3編で様々な問題形式に取り組める初版の熱意に対して、改訂版以降は普通の問題集になってしまったのは残念。

現在入手できる4訂版は河合塾の石川師によるもので完全に別物なのだが一応後継ということで。
by roudai | 2017-10-03 00:00 | 社会 | Comments(4)

収蔵品番号629 日本史の最重点150

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【タイトル】日本史の最重点150
【著者】加藤幸夫
【肩書】駿台予備学校講師
【出版社】三省堂
【サイズ】B6
【ページ数】248頁
【目次】
はしがき
原始・古代 29
中世 21
近世 27
近現代 46
文化史 27
【初版発行年月日】1993年12月10日
【収蔵品発行年月日】1993年12月10日 第1刷発行
【収蔵品定価】980円(本体951円)
【入手困難度】★★☆☆☆
【学力貢献度】★★★☆☆
【ヤフオク相場】1000円~
【鑑定額】1000円
【代替参考書】
【コメント】
三省堂から白井師と共著で「みてすぐわかる」シリーズを出している加藤師だが、単著は本書とライオン社の薄い新書判2冊ということで、「ブルゾンちえみ with B」のブリリアン程度の評価しかしていなかった。

本書自体もすっかり存在を失念しており(山本洋幸「世界史の最重点230」と併せて影が薄い)、先日ヤフオクに馬鹿みたいな値で出品されて初めて存在を意識した。たまたまAmazonに捨て値で出ていたので取り寄せたところ認識を一新したので取り上げてみる。

まず何が凄いかと言えば、裏表紙のアオリ文句である。
●試験場で、あと1点をもぎとるための重要事項を網羅。
●断片的・個別の日本史知識を交通整理。
●入試に出るところのみを、★印3段階で重要度表示。
●日本史をこれから始めようという人は買わないで下さい。
参考書購入者の大多数であるところの日本史初心者に対して「買わないで下さい」と豪語する態度。しかも、冒頭に「1点をもぎとるための知識」と「重箱の隅」宣言をしていながら、タイトルは「日本史の最重点」という矛盾。

中を見ていくと、150のテーマ毎に時代を跨いでまとめられている。

たとえば「18 流された人々」は奈良時代から江戸時代にかけて時の権力者から流罪を言い渡された人々の行き先と原因が並べられている。個別の情報は教科書にも載っているものが大半だが、早良親王の死因(教科書では「憤死」と書かれているが抗議のための絶食死)なども書いてある。
中でもアッと驚いたのは、奈良時代に流罪となった二人の僧侶玄昉道鏡の左遷先についてで、それぞれ「筑紫観世音寺」と「下野薬師寺」は教科書的知識だが、この2つの寺の共通点(東大寺と併せて「天下三戒壇」)については初めて見た。
「41 日本国王足利義満」では義満の権力奪取の過程が示され、最後に武士出身の「太政大臣」と「関白」の一覧が示されている。平清盛・足利義満・豊臣秀吉までは誰でも知っているが、最後の武士出身の太政大臣は誰か?また、最初の武士出身の関白は豊臣秀吉だが、最後の武士出身の関白は誰か?(答えは最後に)
「58 外国船と事件」では織豊期のサン=フェリペ号から終戦時のミズーリ号まで時代を跨いで並べられているが、ポサドニック号ヘスペリア号までカバーしているところにシビれる。
「132 仏像」も単なる羅列ではなく、「如来」「菩薩」「明王」「天」「羅漢」に分け、それぞれの違いも明記されている。
惜しむらくは「131 中世の建築史」で金閣の第二層(「潮音」)が銀閣の第二層(「潮音」)と混同されていたり、銀閣の第一層と第二層の名称が逆になっている点と「123 戦後の日中貿易」で人名ベタ問の達之助が間違っていることくらいか。
最後の248頁が丸々「150 祝祭日」となっているようにあとがきも索引もない潔いレイアウトもベテラン講師の情熱の現れだろう。

類書を探してみたが最近の参考書では意外とこのテの作りの本はなくそういう意味でも貴重である。

【クイズの答え】
by roudai | 2017-09-12 00:00 | 社会 | Comments(0)

収蔵品番号548 ハイテク世界史

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【タイトル】ハイテク世界史
【著者】柚留木芳徳
【肩書】毎日セミナー・城南予備校
【出版社】池田書店
【サイズ】B6
【ページ数】141頁+別冊解答16頁
【目次】
Ⅰ.各国史編
[ヨーロッパ]
[アジア]
[新大陸]
Ⅱ.テーマ史編
 1.中国の農民反乱
 2.中国の土地制度と税制
 3.中国の官吏登用制度と官制
 4.中国経済史
 5.儒教史
 6.道教と中国仏教
 7.東西交流史
 8.文字の歴史
 9.キリスト教史
 10.ユダヤ人の歴史
 11.社会主義の歴史
 12.イギリス議会制度発達史
 13.女性史
 14.史学史
解答編<別冊>
【初版発行年月日】1995年07月
【収蔵品発行年月日】2005年10月 2版発行
【収蔵品定価】600円+税⑤
【入手困難度】★★☆☆☆
【学力貢献度】★★☆☆☆
【ヤフオク相場】300円~
【鑑定額】300円
【代替参考書】柚留木芳徳「柚留木の大学入試テーマ別世界史」(DLMarket)
【コメント】
肩書にある毎日セミナーは毎日新聞の新聞奨学生向けの予備校。
初版の年月日は記載がなく、Amazonの諸元による。10年もかけて2版というのは課程変更の影響を受けにくい世界史という教科であっても奇蹟。この大学入試[ハイテク]シリーズは本書以外はA5なのだが、なぜか本書だけB6。
内容は入試問題で使用された穴埋め文をひたすら埋めていく形式で、どこがハイテク?という感じなのだが「みてすぐわかる世界史」以外に類似した参考書が思い当たらない(ちなみに柚留木師は中央ゼミナールでも教えていた模様)。マイナーな国の歴史やテーマの入試問題のレベルがわかる内容は良いのだが、解説がほとんどない点が大幅減点。
by roudai | 2016-03-08 00:00 | 社会 | Comments(2)

収蔵品番号539 事件日本史ココがねらわれる

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【タイトル】大学受験事件日本史ココがねらわれる
【著者】萱原昌二・原口幸男
【肩書】都立八潮高校教諭・都立秋川高校教諭
【出版社】学研
【サイズ】新書
【ページ数】253頁
【目次】
【初版発行年月日】1974年11月1日
【収蔵品発行年月日】1974年11月1日 初版発行
【収蔵品定価】600円
【入手困難度】★★★★★
【学力貢献度】★★★☆☆
【ヤフオク相場】2000円~
【鑑定額】1000円
【代替参考書】
【コメント】
「ココがねらわれる」シリーズは新と旧があるが、なぜか新の方が先に絶滅して旧版の「古文単語」は21世紀直前まで(手持ちの最新版は1998年の第41刷)生き残った。現在もタイトルを変えて「物理公式」・「数学公式」・「化学反応式」が新書版で発行されているが、旧版との連続性は辛うじて「化学反応式」の著者名が同じ(「新・ココがねらわれる」の著者は矢沢師)というだけである。
旧版の殆ども館長が受験生だったバブル絶頂期には見かけなくなり、地元の本屋の片隅で「和文英訳」などをひょっこり新本で手に入れたくらいで本書などはオークションでもなかなか見かけない。

日本史の参考書は菅野師以前と以後とで明らかなパラダイムシフトがあるので原則として70年代の参考書は評価が下がるのだが、本書は「例外のない規則はない」ということを思い知らせてくれる。
目次に記載がないのは日本史上の203の事件(奴国王の朝貢~日中国交回復)をそれぞれ1頁ずつにまとめているためで、その1頁の中にタイトル→重要度→年号暗記法→事件の解説→「ズバリ要約すると」(要約した一言と挿絵)→論述例題→例題のマークポイントと活字がギュウギュウ詰めになっている。惜しむらくは論述の例題に関してはポイントだけで解答例が無いのだが、上の解説とポイントでギリギリカバーできるか。
出版時期的に五十嵐和敏「試験にでる日本史」の後追いで論述問題対策という方向性は似ているが、事件毎にまとまっている点はこちらの方が評価出来るか。
by roudai | 2016-01-05 00:42 | 社会 | Comments(0)

収蔵品番号502 ファイナルチェック問題集日本史B

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【タイトル】センター試験ファイナルチェック問題集3菅野の日本史B
【著者】菅野祐孝
【肩書】
【出版社】清水書院
【サイズ】B6
【ページ数】151頁+特別付録32頁
【目次】
第1章 原始・古代
第2章 中世
第3章 近世
第4章 近代
第5章 現代
[特別付録]大学入試センター試験詳解 日本史B(野崎美夫)
【初版発行年月日】2000年8月25日
【収蔵品発行年月日】2000年8月25日 第1刷発行
【収蔵品定価】650円+税
【入手困難度】★☆☆☆☆
【学力貢献度】★★☆☆☆
【ヤフオク相場】200円~
【鑑定額】300円
【代替参考書】金谷俊一郎「センター日本史B一問一答―完全版」(東進ブックス)
【コメント】
同時期まで旺文社で出ていた「センター試験プラス30点の○○」(200点満点の英数国と100点満点の理社では30点の価値がまるで違うのだが・笑)の類似本。他の教科も予備校講師の署名があるが、知名度が大差のため日本史のみ「菅野の日本史B」と教科にまで出てくる。
「国公立二次対策問題集②日本史」の昔から30年にわたり一貫して清水書院は日本史では菅野師を起用し続けており、これだけ長く続く関係も珍しい。
各章毎に「総整理」として時の権力者毎の関連項目をまとめ、センター型の4択問題、最後にPoint Packageとして立体パネルから抜粋で2頁のまとめがある。センターレベル想定なので解答は易しいが、選択肢には見たことのない用語があって時折ビックリさせられる。解説は皆無なので気になった用語を調べる自主性のある生徒には額面以上の上積みがあるかも。
直前期の知識の確認向けとして気軽に持ち運べるコンパクトさが売りで、通史を終えていない現役生が読んでも良さが生きない。
by roudai | 2015-05-12 00:00 | 社会 | Comments(0)

収蔵品番号492 これしか出ない日本史

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【タイトル】篠崎武のこれしか出ない日本史 上巻・下巻
【著者】篠崎武(富増章成)
【肩書】東進ハイスクール講師
【出版社】中経出版
【サイズ】B6
【ページ数】255頁(上巻)270頁(下巻)
【目次】
上巻
この本を見よ!
日本史問題の隠された秘密
あなたの疑問を一気に解決!『これしか出ない日本史』Q&A
『これしか出ない日本史』の使い方
胡麻の油とパソコン・データは絞れば絞るほど出るものなり
日本史の時代区分
SECTION 1 1題で100題分!応用自在の超頻出語
SECTION 2 覚えた途端に点になる!超ウルトラ重要語
SECTION 3 驚異の的中率!どこでも見かける必修用語
SECTION 4 本当に出る!受験日本史のヤマ
SECTION 5 とにかく高頻度!ここが狙われるポイントだ
SECTION 6 どんどん当たる!ツボ中のツボ
SECTION 7 やらなきゃ損だ!この頻出語にアクセスせよ
SECTION 8 弱点克服!この用語もこんなに出る
SECTION 9 まだまだある!超頻出用語の数々
ID番号によるテーマ索引
下巻
続・この本を見よ
なぜ、この問題集はそんなに的中するのか?
SECTION 1 要注意!知らないと失敗する必須用語
SECTION 2 まだまだ常識!この重要事項を忘れるな
SECTION 3 ここで差が付く!頻出用語を頭にタタキこめ
SECTION 4 見逃せない!データが語る"出た"テーマ
SECTION 5 衝撃の盲点!弱点補強もこれで万全
SECTION 6 今年も出る!予想的中の応用問題
SECTION 7 手を抜くのは早い!勝利のポイントはこれだ
SECTION 8 迷わず覚える!これが最後の山場だ
SECTION 9 当たるも八卦当たらぬも八卦!超マイナー用語もマスターせよ
特別付録
①地名ランキング
②内閣総理大臣ランキング カウントダウン
ID番号によるテーマ索引
【初版発行年月日】1997年7月28日/1997年7月28日
【収蔵品発行年月日】1997年7月28日 初版発行/1997年7月28日 初版発行
【収蔵品定価】1000円+税/1000円+税
【入手困難度】★★☆☆☆
【学力貢献度】★☆☆☆☆(上巻)/★★★☆☆(下巻)
【ヤフオク相場】350円(上巻)~/800円~(下巻)
【鑑定額】108円/500円
【代替参考書】金谷俊一郎「日本史B一問一答【完全版】2nd edition」(東進ブックス)
【コメント】
武蔵高等予備校から東進ハイスクールを経て現在は河合塾講師である篠崎武(富増章成)師の知られざる2冊。
コンピュータによる分析を謳った本は多いが、ココまでその製作過程を明記(上巻のみ)した本はなく、80年代のコンピュータ少年であった館長にとっては涙ものの固有名詞が多発して感動する。使用ハードがPC8801に始まり、FM/V5150DPT(巻末の写真に写っているのがコレ)に至るまで、その間に使用しているWindowsノートがThinkPad535とDigital Hi Note Ultraというあたりに篠崎師の美意識の高さと当時の金回りの良さ(笑)を感じる。
発行年(1997年)の事情もあって、上下巻共に対話相手としてドイツで勉強していた(笑)アスカさん(14?)が出てきて掛け合い漫才をしてくれるのだが、これもエヴァヲタのツボを外さずに良い味を出している。
本当に「でる順」に拘っているので①国司②伊藤博文③地頭④源頼朝⑤日露戦争とランダムな出題となっている。例文は全て入試問題からで出題校も明記されている。関連する問題はID番号で紐付けられており、プログラマー的感性で作られた用語集である。

上巻は頻出問題だが、下巻は一転激辛度が増してセクション9などは試験に出ない(1/1000)問題として以下のような過去問が挙がっている。
2677 【大東文化大-法】
わが国初の鉄道は、イギリス人□□□を建築首長として1872(明治5)年に新橋・横浜間開設された。

2692 【関西大-社会】
1944年7月には□□□□諸島のサイパン島が陥落し、東条内閣が総辞職した。

2704 【東洋大-文】
新田義貞の弟で、終始、兄義貞を助けて奮戦した人物は誰だ(漢字四字)。

2708 【早稲田大-商】
日韓併合条約は寺内正毅陸相と韓国の□□□首相との間で結ばれた。

2710 【近畿大-商経】
室町時代の兵庫港のようすは□□□□□□□□により知ることができる。これは兵庫港(現神戸港)に設けられた東大寺の関所を通過した船について、その積荷や船籍地・船頭などを東大寺の側で記載した帳簿である。

2714 【立命館大-文】
1180年、□□□□の源頼政は、以仁王を奉じ、園城寺などと連絡して挙兵した。

2717 【立命館大-経済】
教育の軍国主義化の動きは、大正末年から始まっており、小学校を卒業した勤労青年の場合は□□□□□において、中等学校以上の学校には現役将校が派遣されて、それぞれに軍事教練を課する制度が作られた。

2724 【専修大-経済】
□□□□□□は機械製作工場として官民の需要に応じた諸機械を製作し、深川工作分局はセメント製造・瓦製造に従事した。

2747 【千葉商科大-文】
またゆきづまった資本主義社会打破の思想や運動は、他方では「赤化」防止と支配層の腐敗を非難し、体制の「革新」・「国家改造」を主張する思想を、大正中期頃から生み出した。また、農本主義的国家主義者としての□□□□もその影響力を増していった。

2759 【法政大-経済】
ドッジ使節団の来日に先立って、アメリカ政府は□□□□□使節団を来日させ、日本経済たて直しの基本的方向について報告書を提出させていた。


何問正解できたかな?
by roudai | 2015-03-03 00:00 | 社会 | Comments(0)